QRコード決済をキラキラ橘商店街で体験しよう

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
先週の記事、キャッシュレス5%還元への対応策の
反響は大きかったです。

今日はQRコード決済を使える店が多くある
墨田区のキラキラ橘商店街をご紹介します。

キラキラ橘01商店街.jpg

キラキラ橘商店街では、3月31日まで
すみだキャッシュレス実証実験プロジェクトとして
PayPayを導入しています。
(実証実験に参加していない店も一部あります)

中小企業経営者はQRコード決済を試しましょう、
と先週書きましたが、
QRコード決済ができる店はまだ多くありません。

QRコード決済には2つのタイプがあります。

店員が客のスマートフォンの画面の
バーコード(QRコード)を読み取る方法(店読み取り型)と、
客が店のQRコードを読み取る方法(客読み取り型)です。

客読み取り型の店は特に少ないです。

しかし、ニュースで見かける
中国でアリペイやウィーチャットペイを使う客が
店に貼ってあるQRコードを読み込むタイプは
客読み取り型です。

キラキラ橘03商店街.jpg

キラキラ橘商店街では
客読み取り型のQRコード決済が体験できます。

私は茶の小売店、ベーカリー、たこ焼き店の3店で
PayPayを使って買い物しました。

3店とも会計で「PayPayでお願いします」と言うと、
慣れた様子でスムーズに会計できました。

キラキラ橘04商店街.jpg

美味しくて安くて、店員さんとの会話も楽しく、
商店街での買い物を楽しめました。

QRコードが使える一番身近な店は大手コンビニですが、
大手コンビニは客読み取り型ではなく店読み取り型です。

店読み取り型では、
客はスマートフォンにバーコードを
表示させるだけなので楽です。

しかし、店にはバーコードを読み取る
バーコードリーダーが必要で、
レジと連動させていることが多いです。

レジの買い替えや改修に
尻込みする中小企業も多いと思われます。

客読み取り型はレジの近くに
QRコードを出しておくだけで
レジの買い替えは不要です。

キラキラ橘02商店街.jpg

小規模な店舗では客読み取り型が主流になるでしょう。

ただ、客読み取り型では
客は店のQRコードをスマートフォンで読み取って、
決済金額を入力して、店員に見せて確認してもらってから、
支払いボタンを押します。

操作が少しわずらわしいです。

また、店としては、お客様のスマートフォンに表示される
店名と決済金額をきちんと確認しないと、
会計を誤ってしまいます。

客読み取り型の決済で、
客として自分がスマートフォンがスムーズに操作できるか、
店も落ち着いて会計ができるか、
確かめてたくてキラキラ橘商店街に行きました。

戸惑うことなく買い物できて楽しい体験になりました。

自社の店舗で客読み取り型を考えているのであれば、
キラキラ橘商店街にぜひ行ってみてください。

キャッシュレス5%還元への中小企業の対応策4つ

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
平成31年度政府予算案が衆議院を通過しました。

政府予算案には
「キャッシュレス・消費者還元事業」があります。
https://cashless.go.jp/

キャッシュレス・消費者還元事業の予算案の説明資料
http://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2019/pr/ip/shosa_08.pdf

今年10月の消費税率引上げから来年6月まで、
キャッシュレスで買い物をすると
中小の個別の小売店などでは代金の5%、
フランチャイズチェーン加盟店は2%分が
ポイント還元されます。

qrcodeapp02.jpg

中小企業にも補助があり、
キャッシュレス決済端末の導入費用が補助されます。

キャッシュレス支援と軽減税率対策補助金の整理
http://www.meti.go.jp/press/2018/02/20190208006/20190208006-5.pdf

中小企業が決済事業者に支払う
加盟店決済手数料も3分の1が
消費税引き上げ後の9か月間補助されます。

キャッシュレスとは、
クレジットカード、電子マネー、QRコード
などが該当します。

ポイントが欲しい消費者も多いので、
キャッシュレス対応を考えたいところですが、
売上のたびに加盟店決済手数料が発生しますので、
導入の是非は悩ましいです。

しかし、店への入金までの時間も気になりますし、
会計にかかる時間も考えたいです。

入金手数料やキャッシュレス端末の通信料も
考える必要があります。

キャッシュレスの特長は一言でいうと次の通りです。
クレジットカードは高額決済に向く
電子マネーは少額でスピーディーな会計に向く
QRコード決済は決済手数料や決済端末が安い

中小企業からの相談が増えていますが、
相談の回答として、現時点では
大きく次の4パターンを提案しています。

【対応策1】クレジットカード、電子マネーを導入する
お勧めする店
・これから現金を持ち歩かない社会が進むと考えている
・決済端末の導入費用を政府が補助するチャンスを生かしたい
・お客様に外国人がいる
具体的には下の事業者のサービスを申し込みます。
Airペイ
https://airregi.jp/payment/
SBペイメントサービス
https://www.sbpayment.jp/service/device/
楽天ペイ
https://smartpay.rakuten.co.jp/?l-id=header_nav_top
コイニー
https://coiney.com/

デメリットは、決済手数料や決済端末のレンタル費用などがかかることです。

【対応策2】電子マネーだけ導入する
お勧めする店
・会計のスピードを重視している
・高額商品は扱っていない

クレジットカードのサインや、
QRコード決済のスマートフォンの操作には時間がかかります。
現金より早くなりません。

レジの混雑や働き方改革に留意するなら、
電子マネーだけ導入します。

具体的には下の事業者のサービスを申し込みます。
ヤマトフィナンシャルのマルチ電子マネーサービス
https://www.nekonet.co.jp/lp/em/
PKBソリューションのKAZAPi(かざっぴ)
https://www.pkbsolution.co.jp/kazapi/

デメリットは、電子マネーは前払い入金(プリペイド)型が多いこと、
鉄道やバスの利用が多くない地域では保有率がやや低いこと、
決済手数料や決済端末のレンタル費用などがかかること、です。

【対応策3】PayPayとLINE payだけやる
お勧めする店
・政府の5%還元に乗りたいけど、決済手数料は払いたくない

PayPayは2021年9月まで、
LINE payは2021年7月まで、
加盟店決済手数料を無料としています。
政府の5%還元は2020年6月までです。

QRコードをレジ前に掲示するだけで、
レジと連動させなくても運用可能なので、
店の金銭的な負担はありません。

上の期間が終わって手数料がかかるなら
QRコード決済を取り止めるのも選択肢でしょう。

PayPay
https://paypay.ne.jp/
LINE pay
https://line.me/ja/pay

デメリットは、スマートフォン保有者に利用が限られること、
お客様がQRコードを読み取る場合は、
店が確認しないと決済を間違えやすいこと、です。

【対応策4】なにもしない
お勧めする店
・安さをウリに現金商売に徹する
・少額決済ばかりである
・スマートフォンや電子マネーを持っていないお客様が多い

キャッシュレスでレジ締めの時間が短くなる
とよく言われますが、
現金の取り扱いを止めなければ、短くなる効果は限られます。

また、キャッシュレスでお客様が増えるのは
高額商品や衝動買いする商品の販売、外国人への販売、
小遣い日前の会社員が電子マネーで少額の買い物をする場合、
といったケースが多いです。

これらに当てはまらないと、
決済手数料に見合う売上増加にならないことも
おおいに考えられます。

デメリットは、政府の5%還元時に
お客様が競合店に取られるリスクがあることです。

qrcodeapp01.jpg

ここまで4つの対応策をご紹介しましたが、
対応策1と3、対応策2と3の組み合わせもあります。

また、お店が持っているレジによっても提案は変わります。

レジと決済端末を連動させれば金額は正確になり、
スピードもあがります。

レジの買い換えに軽減税率対策補助金がでますので、あわせて検討したいです。

現時点ではこのような状況ですが、
これからキャッシュレス還元が始まる10月までに
決済事業者や端末を扱う企業から
さまざまなサービスやキャンペーンが発表されて、
状況も変わると思います。

半年前ではPayPayはサービスを開始していなかったのに、
今ではQRコード決済で一番有名になっているくらいです。
激動の半年になるでしょう。

夏までに決めれば間に合いますので、
中小企業の社長は、今から消費者として
QRコード決済や電子マネー決済を
いろいろ試しましょう。

QRコード決済について
J-Net21のサイトは参考になりますのでご覧ください。

J-Net21:スマートフォンの「QRコード決済」サービス
http://j-net21.smrj.go.jp/establish/columninterview/interview/ittool/19011001.html

中小企業が業務効率化できるITソフトウェアの例

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日のブログのテーマはITを使った生産性向上です。

金曜日に昭島市商工会で
知らなきゃ損!安い!簡単! 成果の出るITツールはこれだ
を講演します。

現在、人手不足で悩んでいる中小企業が多いです。

また、来月から働き方改革関連法が施行します。
有給休暇の5日間の取得(消化)の義務付けや
中小企業では来年4月から残業時間の上限が設けられます。
https://www.mhlw.go.jp/hatarakikata/

労働時間をどう短縮するか、真剣に考えるときです。

業務を見直して仕事を削減することが一番ですが、
ITによる業務効率の向上も考えましょう。

中小企業基盤整備機構の「生産性向上」特設サイト
https://seisansei.smrj.go.jp

IT活用は新たなビジネスをもたらすものでもありますが、
仕事を早く終わらせる効率化からまずは取り組みましょう。

入力、印刷、送付、移動の手間が省けないか?
探す時間やファイリングする時間が削減できないか?
という視点でIT導入を検討しましょう。

例えば、Evernoteで記録して検索する。
Zoomで打ち合わせして移動の時間と費用を減らす。
LINE WORKSでLINEと掲示板による情報共有をする。
クラウドサインで契約書を電子化して収入印紙をなくす。
Airリザーブでネット予約システムを導入する。

これらのソフトは無料でも使えます。

下の画像はLINE WORKSです。
企業向けのLINEです。
無料のグループウエアとして使えます。
lineworks01.jpg
lineworks02.jpg

また、費用が少しかかりますが、
次のようなこともできます。

労務管理ソフトのSmartHRや
オフィスステーションを使って、
社会保険や年末調整の業務を手早く終える。
ハローワークや年金事務所へ行かずに電子申請する。

弥生、MFクラウド、freeeで経理、給与計算を行う。

Microsoft Office365や
Googleスプレッドシートで
複数人で同時に編集して仕事を早く進める。

これらのサービスの費用は
月額数千円程度からがほとんどです。

クラウドで月額課金のサービス提供が
多くなってきたので、
とりあえず試してみる、ダメなら元に戻す、
が気軽にできるようになりました。

まとまった資金を投じて
システムを導入するかどうか、
迷う必要がなくなっています。

本格的に情報システムを導入して、
80万円以上かかる場合でも
IT導入補助金で半額補助が受けられます。
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2018/181221yosan10.pdf

IT導入で業績改善を考えましょう。
posted by ブランド経営コンサルタント at 08:49Comment(0)経営全般

無料のユニバーサルデザインフォントを使おう

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
多くの人にとって読み間違えにくい書体を
ユニバーサルデザイン書体といいます。

ユニバーサルデザイン書体の使用は
お客様や取引先、従業員にとってありがたいです。

ご自身では不都合を感じていなくても
小さい文字は読みにくい、
と感じている人はいらっしゃいます。

店舗の案内やビジネス書類で使うと良いでしょう。

ユニバーサルデザインフォント(UDフォント)は
いくつかのメーカーから発売されていますが、
モリサワからゴシック体と明朝体が無料で提供されています。

MORISAWA BIZ+(モリサワビズプラス)に会員登録すると
「BIZ UDゴシック」と「BIZ UD明朝」が
無料でダウンロードできます。
https://www.morisawa.co.jp/products/fonts/bizplus/

商用利用可です。
印刷物やwebサイトなどに使えます。
(ロゴの商標登録はできません)

小さい文字で実際に見ていきましょう。

下はゴシック体です。
「BIZ UDゴシック」は一番下です。

windowsにある書体と、
無料の源ノ角ゴシック、IPAゴシック、
私が好きなヒラギノと比べました。

bizudpgothic.jpg

同じ文字の大きさ(ポイント数)ですが、
「BIZ UDゴシック」は読みやすいと思います。

アルファベットの
大文字の「あい」、小文字の「える」、数字の「いち」を
並べましたが、一番見分けやすいです。

数字の「はち」と「さん」「ろく」の見分けも
字が開いているので区別しやすいです。
字を丸めていません。

数字の「なな」も左に縦棒(ひげ)が唯一ついています。

濁音の区別、「ブ」と「プ」、
「ば」と「ぱ」はあまり違いませんが、
総合的に一番読み間違えにくい書体だと思います。

明朝体はどうでしょう。
「BIZ UD明朝」は一番下にあります。

bizudpmintyo.jpg

明朝は横棒が細いのですが、
UD明朝では縦、横ともに少し太く、
横は特に太くしているようです。

明朝はゴシックに比べれば
全ての書体が見えづらいですが、
「BIZ UD明朝」は明朝体の比較では
優れていると思います。

アルファベットの
小文字の「える」と数字の「いち」は
どの書体も見分けにくいですね。

大きい文字で比べてみたときは
「BIZ UD明朝」も良かったですが、
「源ノ明朝」が区別しやすかったです。

数字やアルファベットの区別のしやすさは
GoogleとAdobe、イワタに軍配を上げたいです。

ただ、「源ノ明朝」はちょっと個性的です。

「BIZ UD明朝」は万人に好かれそうな形ですし、
プロポーショナルフォントとして
文字が詰まっているので、
これを使えば間違いないという感じでしょうか。

役所などのお堅い組織でも受け入れられやすそうです。

タクシー配車アプリMOV(モブ)で素早く移動

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
先日、タクシー配車アプリのMOV(モブ)を利用しました。

mov001.jpg

便利です。素早く移動できるようになります。

使い方は、まずアプリをスマートフォンにダウンロードします。

mov002.jpg

そして、アプリを起動させて、
地図上で乗車したい位置を指定し、
(スマートフォンだからGPSで自分の居場所もすぐにわかる)
「ここで乗る」→「タクシーを呼ぶ」を押すと
アプリに登録している
たくさんのタクシー会社のなかから
自分に一番近いタクシーがやってきます。

地図には、近くのタクシーが表示されていて、
タクシーはリアルタイムで動いています。

配車を依頼すると、迎えにくるタクシーが
いまどこにいるのかもわかり、
およそあと何分でくるかもわかります。

迎車までの時間は3~5分くらいが多いです。

悪天候の日や深夜は迎車まで
もっと時間がかかるかもしれませんが、
かなり早くタクシーがつかまります。

タクシーがやってくるのを待つ間に、
アプリで降車場所を指定することもできます。

降車場所を指定すれば
乗車時間や料金の目安も見られます。

(いつものように乗車してから
運転手に行き先を伝えることもできます。)

今まで街なかでタクシーに乗りたいときは、
流しのタクシーが来るのを待つか、
地元のタクシー会社に電話して
配車をお願いしていました。

15分くらい待つこともよくありました。

下は乗車中の画面です。

mov003.jpg

アプリにクレジットカード登録しておけば
クレジットカード決済(ネット決済)ができます。
(VISAとMastercardのみ)

クレジットカード払いですと、
車内精算もなく、すぐに降りられます。
(私はレシートをもらいますが)

決済が終わって降りると下の画面が出ました。

mov004.jpg

現金払いもできます。

注意事項としては、
タクシー乗り場の周辺には迎車してもらえません。

また、迎車料金はかかります。

MOVの対応地域は
現状では東京都と神奈川県の一部です。

別のアプリですが「JapanTaxi」なら
対応エリアも広いと思います。

ビジネスやプライベートでも時間短縮になります。
posted by ブランド経営コンサルタント at 08:58Comment(0)経営全般

講演「中小企業のブランド戦略セミナー」

こんにちは。中小企業診断士の山口達也です。
講演のお知らせです。

テーマ:「中小企業のブランド戦略セミナー」

brandstrategy.jpg

日時:平成31年3月22日(金)18時~20時
場所:横須賀市産業交流プラザ
主催:横須賀・三浦地域活性化プロジェクトチーム(LEAP)
参加費:500円
定員:10名
対象者:中小企業の経営者、従業員

話すこと
1.普通の企業は値下げ競争に巻き込まれる
2.ブランド力があればこんなにいいことがある
3.中小企業のブランディングのポイント
4.自社のブランドビジョンを作ってみる

大企業よりも中小企業の方が
ブランド戦略は採りやすいです。

このところ、値付けや価格に関する相談や
セミナー依頼が増えています。

今年10月に予定されている
消費税率の引き上げを
価格改定の機会と考えている
中小企業が増えているのです。

下のように大きく3つの方向があり、
どうするべきか悩んでいます。

・価格を据え置く(実質値下げ)
・引き上げた税率分だけ価格を上げる
・税率以上に値上げする

ブランドがあることで、
価格競争から脱することができますので、
ぜひ取り組んでほしいです。

少人数限定のセミナーですので、
自分の会社のブランド戦略について質問できます。

もちろん聞きに来るだけでも歓迎です。

主催するLEAPは
税理士、社会保険労務士、行政書士、
弁護士などの専門家で構成しているチームです。
いろいろ意見交換ができます。

申し込み方法などはPDFファイルをご覧ください。
私へのメールでも参加申込も受け付けます。
20190322第101回LEAP経営塾ちらし.pdf

講演「知らなきゃ損!安い!簡単! 成果の出るITツールはこれだ」

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
さて、今日は昭島市商工会での講演のご案内です。

テーマ:「知らなきゃ損!安い!簡単! 成果の出るITツールはこれだ

成果の出るIT.jpg
日時:平成31年3月8日(金)18:30~20:30
場所:昭島市勤労商工市民センター2階
主催:昭島市商工会
参加費:無料
定員:30名

働き方改革が叫ばれています。

単なる残業削減ではなく、
生産性向上に向けて
短時間で効率的に仕事をすることを
考えなくてはなりません。

まずはITを使った効率化から始めませんか。

このセミナーでは
業務に役立つITツールをご紹介します。

小さい企業を対象に
簡単で使いやすい、Evernote、
LINE WORKS、SmartHRをはじめ、
無料もしくは安価なITツールを
たくさんご紹介します。

大企業はAIやロボットを買う時代です。

あなたの会社でも
便利で新しいITツールで残業なし、
人員増なしで成果を出しませんか。

従業員を雇うこともよいですが、
IT投資によって、業務をこなす考え方もあります。

カリキュラム
・IT活用の現状と投資の効果
・業務効率化ポイントの見つけ方
・ITツールをたくさん紹介します
・IT導入の注意点

詳細・お申込みは昭島市商工会のチラシ講習会案内.pdfをご覧ください。

お問合せ:昭島市商工会(ご担当:山本様)TEL. 042-543-8186

ティラミスヒーロー事件から商標権とオリジナリティの重要性を認識しよう

こんにちは。中小企業診断士の山口達也です。
今日はティラミスヒーローの商標をめぐる話です。

ティラミス専門店「HERO'S」の商標が、
シンガポールのティラミス「The Tiramisu Hero」
の商標を真似したと指摘された件です。

ティラミスヒーローjplat.jpg

株式会社HERO'Sが1月20日に
ティラミス専門店「HERO'S」を
表参道に開店させました。

この出店記念イベントは
俳優の三浦翔平さんが、女優の桐谷美玲さんと
結婚披露宴を行った後の初めての公の場でもあり、
マスコミに大きく取り上げられました。
(大きく取り上げられて宣伝効果を狙ったのでしょう。)

ただ、2012年にシンガポールで創業した
「The Tiramisu Hero」のティラミスを
日本で販売する、株式会社ティラミスヒーローは
「オリジナルブランドロゴがコピーされた」と主張し、
その困惑が1月21日あたりからテレビで取り上げられ、
ネットで真似ではないかと話題になりました。

株式会社gramが商標権を持つ商標
商標登録第6073226号
tm6073226.jpg

株式会社ティラミスヒーローの
webサイトに記されているロゴ画像
thetiramisuherojapan.jpg

騒動は大きくなり、
1月22日には株式会社HERO'Sが
「THE TIRAMISU HERO」 のロゴ(登録番号第6073226号)
の使用権をお渡しする所存である、
とwebサイトで発表しました。

株式会社gramと株式会社HERO'Sの関係は
わかりませんが、
代表取締役は同一人物のようですし、
商標権者ではない株式会社HERO'Sが
使用権を渡すと言っていますから、
おそらくグループ会社なのでしょう。

株式会社ティラミスヒーローは
2013年から日本で販売していますが、
商標権を取得していませんでした。

一方、株式会社gramは2017年に出願しています。
商標権は株式会社gramが持っています。

株式会社HERO'Sのwebサイトで見ると、
ロゴの書体や猫のイラストは、
株式会社ティラミスヒーローの画像と少し異なりますが、
キャラクターがマスクやマントをした猫である点は共通し、
登録商標は画像とかなり似ているため、
真似との批判を浴びました。

株式会社HERO'Sが謝罪して、
一件落着でもありません。

株式会社HERO'Sは商標権を譲渡するとは言っていませんし、
株式会社ティラミスヒーローに付与する
商標の使用権(ライセンス)料も高額かもしれません。

この事件から学ぶ教訓は大きく2点です。

ひとつは、商標権は事業を始める際に取得しましょう。

商標出願は原則として早い者勝ちです。
早く出願しましょう。

商標権を他社に取得されると、
ブランド(商品名、ロゴ、店名など)を
変更せざるを得なくなる可能性があります。

商標権を持つ企業は、商標権を侵害する者に
商標の使用差し止めや損害賠償請求ができます。

もうひとつは、商標権を合法に取得しても、
他社の商標に似ている商標を使って事業を行えば、
「真似をしている」と顧客から厳しい目が注がれることです。

両社ともダメージを受けました。

ブランドは重要です。
ブランド戦略の構築にあたっては
商標権の確認を必ずしましょう。

そしてブランドのオリジナリティも重要です。
他社と似ているブランドはやめましょう。
まがい物と言われれば、従業員もやる気をなくします。

目次(0681~0700)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は目次をお届けします。
気になる記事があったらクリックしてください。

2018年9月14日~2019年1月22日分

記事ナンバーとタイトル

700 目次(0681~0700)

699は本日の午後のセミナーの案内です。

699 講演「適正料金の見直し -理容料金の値付けの手法ー」
698 デザイン性の高い商品の販路開拓を支援する「UxU」
697 謹賀新年2019 152万ページビュー突破!

695、696はバーチャルユーチューバーやダイナミックプライシングを取り上げました。

696 2018年をブランドで振り返る(ダイナミックプライシングとブランド)
695 2018年をデザインで振り返る
694 年賀状による売上アップの事例

690から693はグッドデザイン賞関連のイベントです。

693 GOOD DESIGN EXHIBITION 2018(3)
692 GOOD DESIGN EXHIBITION 2018(2)
691 GOOD DESIGN EXHIBITION 2018(1)
690 国際デザイン&広告賞「D&AD賞」特別レクチャー


689 インテリアデザイン展示会「スペイン色彩の静物」
688 映画「日日是好日」から二十四節気、おもてなし、文化、芸術の良さを感じよう

685から687はスペインのレポートです。

687 バルセロナデザインミュージアム(3)
686 バルセロナデザインミュージアム(2)
685 バルセロナデザインミュージアム(1)

684 モダンアート再訪 ダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展
683 コンサルティング体験セミナー
682 IT導入補助金は今が絶好のチャンス!
681 事務所移転のお知らせ

680 目次(0661~0680)
posted by ブランド経営コンサルタント at 11:06Comment(0)目次

講演「適正料金の見直し -理容料金の値付けの手法ー」

こんばんは。中小企業診断士の山口達也です。
東京商工会議所品川支部と
東京都理容生活衛生同業組合品川支部の
共催講習会で講師を務めます。

タイトル:「適正料金の見直し -理容料金の値付けの手法ー」
日時:2019年1月22日(火)14:00~16:00
場所:品川区立中小企業センター 3階小会議室
主催:東京都理容生活衛生同業組合品川支部 東京商工会議所品川支部
定員:30名

・理容サービスにおける価格を決めるために必要なこと
・価格と顧客心理の関係について
・値段を上げるためのテクニック など

直近の理容業界の変化を交えながら、
価格戦略について講演いたします。どうぞお楽しみに。

デザイン性の高い商品の販路開拓を支援する「UxU」

こんにちは。中小企業診断士の山口達也です。
中小企業基盤整備機構が運営する販路開拓の支援サイト
「UxU」(ゆう)をご紹介します。
https://uu.smrj.go.jp/

uusmrj01.jpg

青山にあったテストマーケティング店舗「Rin」や、
「Rin crossing」を
リニューアルした支援プログラムのようです。

現在、生活雑貨・食品・素材メーカーを対象に、
海外へのネット販売(EC)に取り組みたい企業を
募集してます。

支援は無料です。

「UxU」のwebサイトで、
日本語、英語で商品を紹介し、
応募企業の販売ページへのリンクを貼りつけて、
消費者を自社サイトへ誘導してくれます。

「UxU」のサイトでは直接販売しないようです。

また、ebayなどに中小機構が出店して、
海外へのテスト販売も支援します。

ネットだけでなく、
国内外の実店舗でもテスト販売します。

また、消費者に向けたアプローチだけでなく、
メゾンエオブジェやギフトショーなどの
展示会への出展支援を行い、
バイヤーとの商談に結び付けます。

積極的に販路開拓を進めたいと考える中小企業にはチャンスです。

高品質でデザイン性の高い商品、
市場ニーズ・ライフスタイルに適した商品、
を募集しています。応募してはいかがでしょうか。

応募は2月28日までです。

謹賀新年2019 152万ページビュー突破!

あけましておめでとうございます。
中小企業診断士の山口達也です。

nihoninoshishi11.jpg

おかげさまで、昨年は「にほんブログ村」の
中小企業診断士で1位になる時もありました。
嬉しいです。

rankingblog1.jpg

私は昨年、スーパーボランティアと呼ばれる
尾畠春夫さんに心を動かされました。

「ボランティアさせてもらっている」
と尾畠さんは話します。尊いです。

私も人の役に立てることを真剣に考え、今年一年がんばってまいります。
posted by ブランド経営コンサルタント at 11:41Comment(0)お知らせ

2018年をブランドで振り返る(ダイナミックプライシングとブランド)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
2018年のブランドを振り返ります。
ダイナミックプライシングとブランドを考えます。

ダイナミックプライシングとは、
需要と供給の状況に合わせて商品価格を変えていく手法です。

supply01.jpg

旅行代金や宿泊料が直前に安くなったり、
消費期限の近い食品を値引いたりするのも
ダイナミックプライシングと言えます。

それが今年話題になったのは
AI(人工知能)を使って、
価格を細かく変動させていくことや、
需要の多い局面では価格を積極的に高くしていくこと
が見られるようになったからです。

例えば、ホテルでは、
近隣でコンサートが開かれるときは人気が高まりますし、
競合ホテルの価格をチェックしても需要動向がわかります。

これらの需要に影響の与えるデータを
AIがリアルタイムで収集して判断し価格を提案します。

今までは過去の販売状況や、近隣の情報を
人間が収集して需要を予測していたのですが、
AIが大量のデータを素早く収集して、
ネット上で価格をどんどん変えていくことができます。

中小企業でも導入が見られるようになりました。

ダイナミックプライシングを実現させるAIサービスには
ネットショップ向けの「throough」、
宿泊施設向けの「メトロエンジン」「MagicPrice」の他、
さまざまな業種向けに開発する
ABEJAやアビームコンサルティングなどがあります。

株式会社 日光企画(throough)
https://throough.com/

メトロエンジン株式会社
https://metroengines.jp/

株式会社空(MagicPrice)
https://www.magicprice.co/

株式会社ABEJA
https://abejainc.com/solution/ja/

アビームコンサルティング株式会社
https://www.abeam.com/jp/ja/expertise/SL211

値札をネットワークで変えられるのであれば、
リアルタイムで価格を変えることは確かに合理的です。

価格とブランドとの関係をみると、
価格がブランドに与える影響は大きいです。

価格には品質バロメーターとしての機能があって、
価格が高いと、人は良い品質、良いブランドだと
考える傾向が見られます。

基本的には安売りしない方がブランドにはプラスです。

そのため、売れない場合でも
どんどん値下げするのではなく、
価格の下限は人間が設定するべきでしょう。

そうすると自動で最適に売りさばくAIの機能は
ブランドイメージの維持によって、
そがれることになります。

また、今後起こりうることとしては、
地震など天災が起こった時に
自動販売機のミネラルウォーターや
ホテルの宿泊料金が高騰するようなことも考えられます。

ですから、価格の上限も設けた方が良いでしょうし、
あまり顧客の足元を見るような値付けも
ブランドにはマイナスになるでしょう。

価格が頻繁に上下することで、
顧客からの信頼を失うことや
安くなるまで待つ買い控えが起こる懸念もあります。

バーゲン待ちや、競りや相場に臨むような
消費者が増えるかもしれません。

しかし、ダイナミックプライシングは良い考えだと思います。

試行錯誤をしながら、
良いものになっていくと思いますので、
まずはAIに任せきりにせず、
長期的なブランドの視点も持った人の管理下で、
試してはいかがでしょうか。

ダイナミックプライシングの実例など
詳しく知りたい方は
下のサイトを参照してください。

その価格、決めるのはAI NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/business_tokushu/2018_0411.html

Money Motto! AI(人工知能)で決まる価格、ダイナミックプライシングとは
https://news.hoken-mammoth.jp/dynamicpricing/

今日で仕事納めの方も多いと思います。
本年もありがとうございました。
良い年をお迎えくださいませ。

2018年をデザインで振り返る

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今年も残り10日となりました。
2018年のデザインを振り返ります。

バーチャルユーチューバーとストローを取り上げます。

バーチャルユーチューバー(VTuber)は、
YouTubeに出演する架空のキャラクターです。

キズナアイさんが有名です。


コンピューターグラフィックで描いたキャラクターに
人が扮しています。

いろいろな作成方法があるようですが、
モーションキャプチャーを身に着けて、
人の動きと同じようにキャラクターを動かす方法を
テレビで見ました。

声の主は声優だったり、ボイスチェンジャーを使ったり、
制作者そのままだったりするそうです。

企業の活用事例としては、
一般的なユーチューバーと同じように
タイアップして商品宣伝してもらうものもありますが、
サントリーやロート製薬のように、
自社でバーチャルユーチューバーを制作する会社もでてきました。



ご紹介した動画は、しっかり広告宣伝していますが、
宣伝していない動画もあります。
宣伝が強すぎると視聴者が嫌うから、
バランスをとっているのでしょう。

単にYouTubeに動画をアップするのに比べて、
手間がかかるので、中小企業ではそれほど取り組まれていませんが、
自分ではないキャラクターを設定できる点は魅力ですし、
かわいらしいキャラクターが好きな人もいますから、
うまく運用する中小企業も近いうちに出てくると思います。

もうひとつはストローです。
プラスチックの海洋汚染が話題になり、
プラスチックストローを
紙のストローに置き換える動きが出てきました。

プラスチック製品はストローだけではないので、
ストローだけが話題になるのは変な気もしますが、
中小企業でもプラスチック削減の動きは強まると思います。

プラスチックストローが1円くらい、
紙ストローが3円くらいですので費用は増えます。

また、紙ストローは、耐久性や口で触った感触、
曲げられないなどの点でプラスチックに及びませんが、
レジ袋などの包装資材の削減とともに検討課題となるでしょう。

どんな体験を売るか、どんな社会を目指すか、
の象徴になってきています。

上に挙げた課題を解決するストローのデザインが期待されます。
来年のグッドデザイン賞では受賞するストローがでるでしょうか。

年賀状による売上アップの事例

こんにちは。中小企業診断士の山口達也です。
明日から年賀状の引受が始まります。

近頃は、年賀状を書くのが面倒だ、SNSで十分、
という声を耳にしますが、もったいないです。

年賀状は売上獲得につながります。

nengapromotion.jpg

事例を紹介したいと思っていたところ、
年賀状を使った販売促進事例が
日本郵便のwebサイトに掲載されていました。
https://nenga.yu-bin.jp/houjin/case.html

年賀ダイレクトメールで
以下のことを実現させています。

・既存顧客のリピートを促す
・休眠顧客を再来店させる
・優良顧客のセルアップを図る
・新規顧客を獲得する

新規顧客の獲得は、
webで宛先をリストアップして郵送しています。

年賀ダイレクトメールのほかに
年賀タウンメールもあります。

宛名を記載せずに、
町丁目単位やマンション単位で、
地域を指定して戸別のポストへ郵送します。

宛名は書かないので顧客リストは要らず、
新規顧客開拓に向きます。

新聞を購読しない世帯や
チラシをポスティングできないマンションにも
届けられます。

チラシを読まずにチラシの束ごと
まとめて捨てる人もいますが、
年賀状を見ずに捨てる人は少ないと思われます。

難点は1通62円と、折り込みチラシや
ポスティングよりも高いことです。

近隣のエリアに絞って送るのがよいでしょう。

年賀状は、普通のダイレクトメールはがきと比べて、
次のメリットがあります。

・年賀状はお年玉くじが付いているので
当選番号を確認する際にもう一度見ることがある
(読んですぐに捨てられない)

・年始は時間に余裕のある人も多く、
じっくり読んでもらいやすい

一方、デメリットとしては、
年賀状が多く届くので埋もれてしまう、
ことが挙げられます。

年賀状ダイレクトメールの
業種別のテンプレートには、
多くの業種があります。

焼肉店、居酒屋、レストラン、カフェ、ベーカリー、コンビニ、ドラッグストア、スーパーマーケット、アパレル、携帯ショップ、自動車ディーラー、ガソリンスタンド、通信販売(化粧品)、スポーツクラブ、美容室、クリーニング店、引っ越しセンター、銀行、税理士事務所、学習塾、不動産販売、工務店(リフォーム)、整体院、歯科医院、幼稚園、自治体

デザインの雰囲気や訴求する内容は
参考にしてよいと思います。

テンプレートはwordファイルでダウンロードできますが、
フォントはパソコン環境に依存するので、
同じ書体にならない可能性は高いです。

年賀状ダイレクトメールの反応率を上げるには
以下のことに気を配るとよいです。

・お仕着せの文面やデザインをそのまま使わない
・クーポンをつける
・webへ誘導する(QRコードや「〇〇で検索」をつける)
・できたら手書きで一言添える
・既存顧客にはセールスモードではなく心からの新年の挨拶をすることも有効
・営業品目、メニュー、仕事の実績などを伝える

ダイレクトメールが嫌いな人であっても、
年賀状はもらって嫌な気持ちになりにくいです。
売上を上げるチャンスと考えましょう。

GOOD DESIGN EXHIBITION 2018(3)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
GOOD DESIGN EXHIBITION 2018のレポートの最終回です。

グッドデザイン・ロングライフデザイン賞の展示もありました。
手前は日産キューブの模型です。

GDE201819.jpg

朝の連続テレビ小説「まんぷく」で話題の
日清食品「チキンラーメン」も受賞しました。

GDE201820.jpg

デザイナー安藤百福と記されていました。

インドネシア、インド、タイのデザイン賞の
デザインの展示もありました。

GDE201822.jpg
GDE201821.jpg

日本デザイン振興会は
アジアのデザイン振興機関との連携も深めています。

今年のグッドデザイン賞も1353件の受賞がありますが、
そのうち278件は海外からの応募デザインです。
中国、台湾、韓国の3つの地域で191件を占めます。

グッドデザイン賞もアジアをリードするデザイン賞になれるか、
賞の運営も国際競争になりそうです。

ベスト100に選ばれた自動車の展示は会場外にありました。

軽自動車バンのホンダの「N-VAN」です。

GDE201825.jpg

ひとり乗りの状況ですが、
軽自動車でも荷物がここまで積めます。
業務用で使うにはメリットがあるのでしょう。

モリタの「小型オフロード消防車レッド・レディバグ」です。

GDE201826.jpg

災害時の悪路でも走れ、
後部には救助、消化、救急、映像通信の消防ユニットを積めます。

熊本地震の被災地で消防隊員から聞いた声を活かして
デザインしています。

亀裂の入った路面、土砂が流れ込んだ路面、浸水路面、
積雪路面などでも対応できる消防車はとても良いですね。

グッドデザイン賞金賞を受賞したスズキの「ジムニー」です。

GDE201827.jpg

軽自動車の4WD、こちらも悪路が得意ですが、
見ている女性が「かわいい」と声に出しているのが印象的でした。

「かわいい」は、私には少し意外でしたが、
カラーや正面のライトが、
かわいく見えるのかもしれません。

通常のグッドデザイン賞の展示会場にも人はたくさんいました。

GDE201823.jpg

日用品や時計などのエリアはもちろん、
建築物のためパネルによる展示のコーナーでも
来場者は多かったです。

GDE201824.jpg

GOOD DESIGN EXHIBITION 2018(2)

こんばんは。中小企業診断士の山口達也です。
GOOD DESIGN EXHIBITION 2018のレポートの続きです。

GDE201810.jpg
GDE201811.jpg

グッドデザイン・ベスト100の会場は今年もにぎわっていました。
私が注目したデザインをご紹介します。

GDE201812.jpg

グッドフォーカス賞(技術・伝承デザイン)を受賞した、
株式会社ニットーのウェアラブルチェア「アルケリス」です。
身に着けて歩ける椅子です。

GDE201813.jpg

足に装着して歩けるのですが、
腰を軽く落とすと座れます。

アルケリスは医師が手術の時に
中腰の姿勢で座れるので、体幹が安定し
細かい手先の作業がしやすくなります。

長時間の立ちっぱなしは、
医師の肉体的な負担になりますが、
この負担を軽減できることは魅力ですね。

横浜の中小企業の製品です。応援したいです。

次はパナソニックの離床アシストロボット
リショーネPlus XPN-S10601」です。

GDE201814.jpg

電動ベッドの一部が車いすになります。
ベッドから車椅子への移乗介助が一人で
できるようになり、介助者の負担が減ります。
素晴らしいです!

次は、スターバックスコーヒーの
リージョナルランドマークストア」です。

GDE201815.jpg

地域の象徴となる場所に建築され、
訪れる人々が
その地域の歴史や伝統工芸、文化、
産業の素晴らしさを再発見して、
地域へ絆を感じられるようにデザインしています。

写真は弘前公園前店と鹿児島仙巌園店です。

GDE201816.jpg

弘前は登録有形文化財の建物で和洋折衷の建築デザインです。
刺繍の工芸がクッションに施されていたり、
ブナを使った照明など、弘前の伝統や文化を取り入れています。

鹿児島も同様に地域の歴史、文化、産業の魅力が詰まっています。

現在、リージョナルランドマークストアが18店あるようですが、
旅行とカフェ巡りが好きな人は、
すべて行きたいと思うかもしれません。

それぞれの個性を活かしながら、
スターバックスらしさもどこかにある店舗にするのは
デザイン力が高いと思います。
スターバックスブランドの魅力向上にもなっています。

次は、コクヨのオフィス防災備蓄システム
パーツフィット」です。

GDE201817.jpg

箱の大きさはオフィスに入れやすいものに。
カラーのタグ、イラスト、英語表記など
グラフィックデザインも整理されています。

デザインにまだ改善の余地はあると思いましたが、
こうしたデザインは企業の備蓄を促すと思います。

最後に弁護士ドットコムの電子契約システム
クラウドデザイン」です。

GDE201818.jpg

契約書の作成、押印、保存は、面倒に思っていました。
たくさん契約がある会社では、管理や探す手間もあります。

契約書をネットにアップして、
電子署名によって契約できる仕組みは、
生産性の向上につながりそうです。

月10件の契約書の送信までは無料で、
それを超えると月額1万円以上しますが、
印紙税が不要になりますから、中小企業にも人気が出そうです。

優れたデザインを見ると、未来への希望が持て元気が出ます。

GOOD DESIGN EXHIBITION 2018(1)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
GOOD DESIGN EXHIBITION 2018
(グッドデザイン賞受賞展)に行きました。

10月31日から11月4日の間、
東京ミッドタウンにて開催されました。
私が注目したデザインをご紹介します。

今年のグッドデザイン大賞は
「おてらおやつクラブ」です。

NPOおてらおやつクラブの活動です。

GDE201801.jpg

「おてらおやつクラブ」は、
お寺にお供えされる「おそなえ」を、
仏さまからの「おさがり」として頂戴し、
子どもをサポートする支援団体の協力の下、
経済的に困難な状況にあるご家庭へ
「おすそわけ」する活動です。

活動趣旨に賛同する全国のお寺と、
子どもやひとり親家庭などを支援する各地域の団体をつなげ、
お菓子や果物、食品や日用品をお届けしています。

980の寺院がこの活動に参加しています。
お寺の存在価値や仏教の利他精神につながる活動だと思います。
寺院と支援と必要とする人を結びつける活動は素晴らしいです。

越後妻有アートトリエンナーレ
グッドデザイン金賞を受賞しました。

GDE201802.jpg

越後妻有(えちごつまり)で2000年から
開催される3年に1回の芸術祭です。

地域に内在する価値をアートを媒介に掘り起こし、
その魅力を高め、
世界に発信することで、
地域再生の道筋を築くことを目的としています。

3年に1回だけでなく、恒久展示作品や
通年の取り組みも通じて、
地域の魅力を発信しています。

今年のトリエンナーレには58万人の人が来たそうです。
私も昔からずっと行きたいと思っています。
3年後、仕事と調整して行こうと思います。

次は、グッドデザイン・ベスト100に入った
三井化学のTouchFocus(タッチフォーカス)です。

GDE201803.jpg
GDE201804.jpg

遠近両用メガネですが、
メガネのテンプル(つる)のスイッチを押すと、
遠近の切り替えができ、近くが見やすくなります。

既存の遠近両用メガネにある
「階段や運転時の距離感がつかみづらい」不満を解決し、
広い視野で、遠くや近くが見やすくなります。

これは便利そうです。私も近くお世話になるかも。

続いてキヤノンのスピードライト470EX-AIです。
GDE201805.jpg

被写体に影を作らないように柔らかく光を当てる、
バウンスライティングを自動でできる外部ストロボです。

GDE201806.jpg

フルオート機能では、被写体と天井との距離を
それぞれ測って、AIが適切な角度で発行します。

セミオート機能は、自分で設定したバウンス角を
ストロボが記憶して、カメラを縦に傾けても
設定した角度に自動で調整されます。

使い勝手がよく重宝しそうです。

本日最後にご紹介するのは、
Joseph Joseph(ジョセフジョセフ)のクラッシュボックスです。

GDE201807.jpg

ゴミを上から押し潰して3分の1にまで体積を圧縮できるごみ箱です。

GDE201808.jpg
GDE201809.jpg

実際にハンドルを押し込んでみましたが、
単に手で押すよりも衛生的で、力も加えやすそうです。

まだご紹介したいデザインはあります。続きは来週に。

国際デザイン&広告賞「D&AD賞」特別レクチャー

こんばんは。中小企業診断士の山口達也です。
国際デザイン&広告賞「D&AD賞」のセミナーに行きました。

danddaawardsentry02.jpg

セミナーは、GOOD DESIGN EXHIBITION 2018の中で
国際デザイン&広告賞「D&AD賞」特別レクチャー
として開催されました。

第1部は「Creativity for Excellence - 卓越した創造力」
として、D&AD 最高執行責任者のDara Lynch氏の講演でした。

D&ADの紹介やデザイン、広告のトレンドの話がありました。

D&AD(Design & Art Direction)は、1962年にイギリスの
非営利団体として創立されました。

デザインと広告の発展、支援を目的に
創設されたD&AD賞は審査も厳しいです。

約80か国から約20,000作品の応募があり、
受賞は700作品程度です。

国別では日本は米国や英国に次いで3番目に多い受賞数のようです。
webサイトでは48の受賞がありました。

ちなみに今年の日本の受賞作品を例示として、リンクを貼ります。
ご参考まで。
https://www.dandad.org/awards/professional/2018/graphic-design/26936/laforet-grand-bazar-2017-summer/
https://www.dandad.org/awards/professional/2018/product-design/27139/cogy-wheelchair/

広告は、時代を切り取って映し出すところもあります。

今はグローバル化、難民・移民の受け入れ、
人間や文化の多様性、自国第一主義、
といったものを意識した広告やデザインが
現在のトレンドになっているようです。

第2部は「Creative Directors In Conversation-審査会から見た世界のデザイン」
として、中村至男氏(D&AD賞 グラフィックデザイン部門審査員)、
堀宏行氏(D&AD賞 デジタルデザイン部門審査員)、
Tommy Li氏(2016年D&AD賞グラフィックデザイン部門審査員/AGI中国代表)、
菅付雅信氏(モデレーター)のパネルディスカッションでした。

審査の特徴について話してくれました。

審査員も50か国から250名、男女もおよそ半々で多面的な評価をしています。
D&AD賞の審査の特徴として、審査員による議論が多いと話していました。

まるまる3日間ディスカッションするらしいです。

審査基準は次の3つですが、
An original and inspiring idea.
Exceptionally well executed.
Relevant to its context.

おおざっぱに解釈すると、
独創的であること、
丁寧に作られていること、
時代や社会・文化の流れを意識したものであること、
という感じです。

コンテクスト評価の難しさが語られていました。

その土地由来なものが外国では新鮮に映ります。

例えば、日本では魚拓になじみがあるが、
外国の審査員には刺激的に見えるようです。

世界中から審査員を集めて、
ディスカッションすることで
その地域の文化も理解しながら
審査するよう努めています。

私は最近、消費において、
文化の香りを与えることの魅力を感じます。

広告で楽しく美しい生活の提案ができるとよいですね。

11月から来年のD&AD賞のエントリーが始まっていました。
https://www.dandad.org/en/d-ad-awards/

danddaawardsentry01.jpg

審査料は応募する部門によって異なり、
数万円から10万円を超える部門もあります。

これからも日本のクリエイティブが
世界に積極的に発信されることを期待したいです。

インテリアデザイン展示会「スペイン色彩の静物」

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
スペイン大使館での展示会
「スペイン色彩の静物 Spanish Chromatic Still Lifes」に行きました。

スペイン静物の色彩01.jpg
スペイン静物の色彩02.jpg
スペイン静物の色彩04.jpg

スペインのインテリア、
家具や照明器具、ラグと張り地の展示会で、
10月30日から11月1日までの短い会期でした。

スペイン貿易投資庁とスペイン大使館が、
スペインの企業の販路拡大のために開催したのでしょう。
スペインの10社の製品が展示されていました。

スペイン静物の色彩03.jpg

仕事が終わって日が暮れて、スペイン大使館へ行ったところ、
大使館前には行列がありました。
もしかして並ぶかと思いましたら、
チェロのコンサートの入場を待つ人たちでした。

大使館の活動はテレビや新聞で知っていましたが、
大使館は同じ日にさまざまな取り組みを行っているのですね。
スペイン大使館は結構大きい大使館です。

私は大使館に行くのが初めてで、入館は少し緊張しました。
トルコのサウジアラビア大使館のニュースを見てから時間が
経っていないこともあり、
日本のルールが及ばない異国の地に踏み入れる緊張感はありました。

手荷物検査を終えて入館しました。
展示室以外は写真撮影禁止です。

ただ、皆さん日本語で私に声をかけてくれます。
日本人の職員の方と思われる方も多く、明るく、フレンドリーでした。
次からはあまり緊張せずに行けそうです。

スペイン静物の色彩05.jpg

展示は会社ごとではなく、色彩ごとに各社の製品を混ぜて
ひとつの静物画のように展示していました。
大きく分けて10色の構成です。

「スペイン色彩の静物」として再編成されたような
コーディネート提案されたような面白い展示でした。

素材も、木材や植物のつる、アルミや
布地、生地など多様で、加工技術もアピールしていると思います。

写真はできるだけ人が写らないように撮ったので、
人が少なく見えますが、18時くらいにもかかわらず、
あちこちで会話、商談が行われていました。

私も日本語や英語で話しかけられました。
インテリア業界の人ではないと伝えたので、
突っ込んだ会話はしませんでしたが、
業界関係者であれば、じっくり話したいところでしょう。

スペイン静物の色彩06.jpg
スペイン静物の色彩07.jpg

照明器具のデザインがおしゃれでした。
輪が月食のように輝いて見えます。

「TATAMI MIX BLACK」というカーペットがありました。
畳からアイデアを借りて作ったのでしょう。
ござに近いです。

スペイン静物の色彩08.jpg
スペイン静物の色彩09.jpg
スペイン静物の色彩10.jpg

イグサではなく、硬い紙のような繊維で編んで作られていました。
ござよりは硬いですが、
靴を履いて過ごす文化ですから、これでよいのかもしれません。

普通の「TATAMI」として茶色のパターンもありました。

会期中には関連するスペインのデザインのセミナーも開催されてました。

各国の大使館で行われるイベントにも
興味深いものがたくさんあるのでしょうね。