2012年05月24日

小田急ロマンスカーVSEのデザイン

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
横浜はさわやかな晴天です。
箱根のつつじは見ごろを迎えています。遊びに行きたいですね。

ということで、今日の話題は小田急ロマンスカーVSEです。
http://www.odakyu.jp/romancecar/line_up/50000/

グッドデザイン賞や、香港のDesign for Asia Award、
ドイツのiF design award、といった権威ある賞を受けています。

ロマンスカーVSE(50000形)には先頭と最後尾に展望席があります。
写真を見ると先頭には運転士ではなくお客様がいます。

romancecar.jpg

展望席は人気で、予約も簡単ではないようです。

VSE.jpg

車内はオレンジ色で元気が出ますし、
シートのも座り心地が良かったです。

写真では伝わりにくいかもしれませんが、
座席は窓側に5度向いていて、外の景色が楽しみやすく
設計されています。

外に5度.jpg

車内にカフェもありますが、注文を取りに来てくれます。

車内カフェ.jpgオーガニックコーヒー.jpg

私はカフェでメキシコの有機栽培豆使用のプレミアムコーヒーを
注文したら席まで持ってきてくれました。サービスいいです。

特製グラスも熱いコーヒーが飲みやすく、香りも楽しめます。

重量があって、やや男性向けの印象ですが、いいデザインですね。

車内にはビール党も多かったですが、
コーヒーの味もおいしくお勧めですよ。

新宿から箱根は1時間30分ほどですが、
移動ではなく、旅を総合的にデザインできていると言えます。

また乗りたいです!
posted by ブランド経営コンサルタント at 08:24| Comment(0) | TrackBack(0) | デザイン活用事例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月17日

ナインアートの久保安博氏を研究会にお招きしました

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

5月8日のデザイン経営研究会では、
有限会社ナインアートの久保安博さんをお迎えしました。

久保さんは工業デザイン、特殊印刷を用いた
グラフィックデザインを手掛けていらっしゃいます。

中小企業の産業機器のデザイン、バーコ印刷、
寸法という基準、発想方法に関する話をしていただきました。

業界で長く仕事をされていらっしゃるので、
製品開発の変化の方向、流れを伺うことができましたし、
多様な現場の話を興味深く聞かせていただきました。

昨年度の研究会でもITコーディネータ、弁理士、バイヤーなど、
さまざまな講師のお話を聞くことができました。

現場の声を聞けるのは、経営コンサルタントとして
生きた勉強になります。

研究会に限らず、いろんな方との出会いを今後も進めて、
お互いに情報交換をしていきたいと思っています。

このブログも出会いのきっかけになっています。

連携できる専門家が増えるのは大きなプラスで、
ありがたく思っています。
posted by ブランド経営コンサルタント at 08:18| Comment(0) | TrackBack(0) | デザイン経営研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月10日

21_21 DESIGN SIGHT テマヒマ展−東北の食と住−

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

21_21 DESIGN SIGHTで現在開催されている企画展
「テマヒマ展」に行ってきました。

テマヒマ展.jpg

東北で手作りしている油麩や凍み豆腐とった食べ物や、
リンゴ剪定ばさみなどの道具を展示しています。

実物の展示もあるのですが、
作業をまとめた映像に特に注目してほしいです。

時間をかけて、もくもくと作業をしています。
作る人の思いが込められています。

自動化された工場での大量生産から遠い世界が映し出され、
見入ってしまいました。

実態を見せることに焦点が当てられています。

映像の中でわずかに流れている音楽が、
やや過剰な演出に感じられたのが残念でしたが、
現場の雰囲気はそのまま伝わってきます。

展示品の生産量はおそらく減っていると思います。
放っておくと消滅してしまうものもあるでしょう。

ただ、展示を見たからといって安易に、
自然環境や伝統、文化を強調し、今の生活を見直して、
昔からのやり方に戻ろうとは私は思いません。

コストや耐久性、利便性、健康面などでも、
今は優れたものがたくさんあります。

優れたものの消費量を減らすのは難しいでしょう。

しかし、展示されている食品や道具は、
長い時間をかけて、使う人のことを考えながら
作り続けられてきたものです。

発酵や素材の特徴が活かされたものがあります。
その土地、自然地理環境だからできたものがあります。

展示品や作業工程は、そうした先人の知恵が詰まって、
時間をかけて洗練されていったものです。

これらの知恵と自然に対する考え方、哲学を学ぶことは
これからのものづくりにも大いに役立つと思います。

来場者も手間暇かけて、じっくり見ることをお勧めします。
8月26日まで。
posted by ブランド経営コンサルタント at 08:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 21_21 DESIGN SIGHT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月03日

セルフブランド運用の注意点

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
同友館の雑誌「企業診断」のご紹介です。

セルフブランディング.jpg

5月号の特集は、
セルフブランディングが診断士を変える!」です。

特集の中で、私が「診断士版『セルフブランド』運用の注意点
と題して、中小企業診断士個人のブランドマネジメントを、
どう守り育てていくべきかについて書いています。

読者の皆様が使える、汎用性のある記事にするため、
私の個人的な経験の枠を超えて、
ブランドマネジメント論から演繹的に
診断士のセルフブランドのマネジメントに迫りました。

見出しをご紹介します。
1.中小企業診断士のブランド特性
2.中小企業診断士のブランド構造
3.ブランド資産を守り育てるために
4.中小企業診断士のセルフブランド監査
5.成長とブランドの変化

中小企業診断士が強いブランドを持つメリットや、
中小企業診断士が陥りがちなブランド毀損例なども
列挙しています。

特集では私以外の執筆者もいます。

福田有子さんが、強みを見つけ、
創りだす方法論をまとめています。

特に創業しようと考えている方にお薦めです。

自分のやりたい事や強みを整理することは重要だからです。
個人のブランド化はそこから始まります。

また、原島純一さん、渋谷雄大さん、川原寿さんが
それぞれ自身の経験をもとに
ブランディングのすすめを説いています。

自分自身を事例にするのは、とても難しいことです。

読者に自慢にとられる可能性もあり、
当人には恥をさらすような気持ちもありますし、
商売のノウハウを真似されるリスクもあります。

3名は勇気を持って、業界全体の活性化のために
執筆されたのでしょう。

特集全体で、長期的な戦略立案から具体的な戦術まで
書かれており、経営コンサルタントだけでなく、
他の専門職の方にも役立つ内容です。

ご購入は同友館Onlineへどうぞ。
一般書店でもお買い求めいただけます。

同友館Online
http://www.doyukan.co.jp/store/
posted by ブランド経営コンサルタント at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山口達也のマスコミ掲載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月26日

ブランド・エクイティ戦略

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は書籍の紹介をします。

「ブランド・エクイティ戦略
競争優位をつくりだす名前、シンボル、スローガン」
ダイヤモンド社、著者はデービッド・A. アーカー教授です。

ブランド・エクイティ戦略.jpg

1991年に書かれた本書をきっかけに、経営において
ブランドが着目されるようになったと言ってよいでしょう。

日本のデザイン業界でも、バブル期に流行したCIから、
ブランドの時代に変わったと言われるほどです。

ブランドがCIに変わるものという考え方には賛成しませんが、
90年代以降、ブランドの重要性が認識され、
研究が進んだことは間違いありません。

「ブランド・エクイティとは、ブランド、その名前やシンボルと
結びついたブランドの資産と負債の集合である。」
本書では説いています。

ブランド・エクイティとは簡単にいえばブランド価値のことです。

このブランド・エクイティは次の5つの要素から形成されると
主張しています。

ブランド・ロイヤルティ、認知、知覚品質、ブランド連想、
その他の特許や商標、チャネルなどの資産、です。

ブランド・エクイティを増やすために、先ほど挙げた要素を
どのように捉え、どう行動すべきかを豊富な企業事例を元に
まとめています。

ブランドネームやブランド拡張、グローバルブランドまで、
書かれているテーマの幅は広いです。

当時ここまでまとめられた本はなかったと思いますし、
現在のブランド理論との違いが大きくないことを考えると、
その完成度の高さは素晴らしいです。

日本語訳がやや読みにくいのが残念ですが、
ブランド理論をしっかり学びたい方には
チャレンジする価値のある一冊です。
posted by ブランド経営コンサルタント at 08:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介・書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月19日

中小企業支援ネットワークアドバイザーになりました

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

4月から関東経済産業局が実施する
中小企業支援ネットワーク強化事業で、
中小企業支援ネットワークアドバイザーになりました。

関東甲信越と静岡県の中小企業の皆様の課題を、
中小企業支援機関と一緒になって解決していきます。

私は東京都商工会連合会での支援が中心となりますが、
商工会、商工会議所、都道府県等支援センター、
中小企業団体中央会、金融機関、大学、NPOなど、
他団体に寄せられる相談もお手伝いできます。

日常的に相談を受けている団体を政府が後方支援することを
目的に行われる事業です。

中小企業の皆様は、支援を受けるのに費用負担がありませんので、
お気軽にご活用ください。

弁理士やデザイナーなどの専門家とも連携して支援ができます。
実際の支援を受けるには前述の団体にご相談ください。

中小企業の皆様にも、支援機関にも、政府にも
満足いただけるよう励んでまいります。

よろしくお願いいたします。
posted by ブランド経営コンサルタント at 08:11| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月13日

デザインビジネスと販売促進の授業

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

私は日本デザイナー学院で毎週授業をしていますが、
「何を教えているのですか?」とよく聞かれます。

今日から新年度の授業が始まるので、授業内容をご紹介します。

日本デザイナー学院では2009年から講師をしています。
http://brand-design.seesaa.net/article/133678345.html

nihondesigner.jpg

2010年からは「デザインビジネス」と
「SP&ソリューション」の2科目を担当しています。

デザインビジネスでは、
知的財産権、デザイン業界の現状、プレゼンテーション、
トレンドウォッチング、リサーチ、デザイン思考、ブランド、
経営戦略論、ビジネスプランの策定などを教えています。

学問的だと記憶に残らないので、
事例・ケーススタディを用いた実践的な内容にしています。

「SP&ソリューション」は、Sales Promotion(販売促進)を
教えています。マーケティングの視点でデザイン制作をする授業です。
コンセプトワークなどをグループで進めています。

デザインスキルを教える授業とは、かなり雰囲気が異なるのですが、
目的意識がはっきりしていて、アートディレクターになりたい
と思うような生徒には楽しいようです。

「デザインでメシを食う!」と腹を決めている人は、
将来のイメージもわくのでしょう。

毎年、いろんな個性を持った若い人に出会えて、
私も刺激を受けながら楽しく授業をしています。

今年度も授業を頑張ります!
posted by ブランド経営コンサルタント at 08:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 講演・研修・講師業務 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月06日

軽量メガネデザインフレームの先駆者「エアチタニウム」

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日の話題は眼鏡「エアチタニウム」です。

近年は軽い眼鏡に脚光があたっています。

流行や素材技術の進歩もあるでしょうが、
掛け心地が良い、疲れにくいなどの理由で、
これからも一定のニーズはあるテーマでしょう。

眼鏡市場のゼログラは重量が3.5g、
ジェイアイエヌのエアフレームは10gです。

私もいろいろな眼鏡をかけますが、このところリンドバーグの
エアチタニウムがお気に入りでよくかけています。

リンドバーグ.jpg

エアチタニウムの最軽量モデルは1.9gだそうです。

見た感じは強度がものすごく低そうに見えますが、
意外と丈夫で柔軟性もあります。

エアチタニウムはグッドデザイン大賞を1992年にとっています。
http://www.g-mark.org/award/detail.php?id=19202&type=one

他の国のデザイン賞もいろいろ受賞しています。
7、8年前に知りました。

私が掛けているのは同じシリーズですが
1992年版のものではなく、その後のモデルです。

エアチタニウム.jpg

針金みたいと言われることもあるのですが、
かなりの技術が詰まっています。

チタン素材と形状、塗装の美しさを活かしつつ、掛け心地も
素晴らしい逸品です。技術がデザインを支えているのです。

これからもどんどん進化していくことを期待しています。
posted by ブランド経営コンサルタント at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | デザイン活用事例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月30日

地域グルメの2つのタイプ「ほうとう」と「甲府鳥もつ煮」

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
先週に続いて、山梨県の地域グルメの話題です。

甲府駅前の小作のほうとうです。

ほうとう.jpg

鍋が熱く、ぐつぐつ煮えた状態で出てきます。
かぼちゃをはじめ野菜がたっぷりで、おなかいっぱいになります。

ほうとうは昔、お米を食べることが難しかった
山梨の人たちの御馳走なんだそうです。

山の幸が豊富で山間部の寒い気候が生んだ郷土料理ですね。
地域が長い時間をかけて育んでいます。

私はほうとうが好きです。山梨に行くとよく食べます。

もうひとつご紹介するのが、甲府鳥もつ煮です。
2010年のB-1グランプリで優勝して、一躍有名になりました。

甲府鳥もつ煮.jpg

甲府駅前の奥藤本店でいただきました。
こちらのお店で始めたようです。

甘辛くて、見た目はきんかんの彩りがきいています。
きんかんは卵です。かんきつ類のきんかんではありません。

酒のつまみにぴったりです。
串に刺してある焼き鳥よりも好きです。

こちらは昭和になってからできた料理です。
努力して広めてきたグルメです。

B-1グランプリで優勝してからは観光客も増えたようです。

しかし、その人気に便乗した料理も出回って、
お客様を戸惑わせるケースもあるようです。

そのため「みなさまの縁をとりもつ隊」では
調理方法などの基準を作り、その基準をクリアした
認定店制度やのぼり旗を作っています。

以上、地域グルメ、地域ブランドの2つの大きな流れをご紹介しました。

ブランドではストーリーや差別化などがキーワードになるのですが、
このように風土や文化がつくった料理というのは強い魅力を持ち、
これからも愛され続けるでしょう。
posted by ブランド経営コンサルタント at 08:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ブランド事例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月23日

中身の詰まり方が違う!山梨県笛吹市八代町の桃!

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は山梨県笛吹市の桃についてです。

笛吹市は桃やブドウの収穫量が日本一の街です。
おいしい果物がたくさんあって競争も激しいです。

ですから、勝負はセールスポイントをどう伝えるかになります。

先日、販売促進とPOP(Point of Purchase)の
コンサルティングで笛吹市に伺いました。

八代特産品開発研究会.jpg

桃のシロップ漬け「おとなのぴぃーち」と
「ぴぃーちひめ」をそれぞれいただきました。

「おとなのぴぃーち」にはワインがわずかに入っています。

両方とも果肉がしっかりしていて、歯ごたえがあります。
中身の詰まり方が違うんですね。

おいしくて家でも家族であっという間に食べてしまいました。

桃の味がしっかりしていて、外国産缶詰の桃のように
シロップに負けることがありません。

おとなのピーチ.jpg

秋ナスの佃煮「うまいじゃんけ」は、
最近の味覚の好みの変化にあわせて作っているので、
塩辛すぎず食べやすい味です。

ジューシーで生姜が効いています。
ご飯にもあい、酒の肴にもなるので、よく売り切れるそうです。

他にもブドウのロザリオや巨峰ジャムなど素材の味が
生きていて、普段食べる製品とは違いがはっきりわかります。

いろいろアドバイスさせていただいたのですが、
八代特産品研究会の皆様は、作るだけでなく、
特産品を開発して自分たちで売るまで取り組んでいて、
とても前向きで勉強熱心な方々でした。

セールスポイントはたくさんあるので、
上手く伝えることでこれからの売上増加が期待できますね。

ご紹介した商品は八代グリーンファームで買えます。
http://fuefuki-syunkan.net/yatusiro_chyokubai.html
http://www.city.fuefuki.yamanashi.jp/kanko/shisetsu.php?id=194

八代グリーンファーム.jpg
posted by ブランド経営コンサルタント at 07:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 広報・プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月16日

講演「ゼロからわかる事業継続計画(BCP)入門」

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
横須賀市の企業経営者向け勉強会の講師を務めます。

テーマ:
「東日本大震災を教訓に!ゼロからわかる事業継続計画(BCP)入門」

日時:3月27日(火)19時00分〜21時00分
場所:横須賀市の産業交流プラザ
参加費:無料

先週BCPについてブログで書いたのですが、
急遽、勉強会の講師を務めることになりました。

災害などに備える事業継続計画(BCP)の考え方・作り方を
初めて学ぶ方を対象にお伝えするセミナーです。

参加をご希望される方は、私の電子メール
yamaguchi#brandfine.net(#を@に変えてください。)まで
お名前、企業名、電話番号をご記入のうえメールをお送りください。

BCPの考え方の基本を知っているだけでも危機に役立ちます。
ご参加お待ちしております。
posted by ブランド経営コンサルタント at 08:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 講演・研修・講師業務 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月09日

事業継続計画(BCP)と防災計画の違い

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
東日本大震災から1年が経とうとしています。

今を生かされている身として、震災から学び、
よりよい社会にしていく義務があると思っています。

診断士としては、この1年で
事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)
に関する話題をよく耳にました。

ブランドの存続のみならず、危機への対応はブランドに
大きく影響するためBCPは重要です。

BCPには大きく2つの機能があります。

災害などの危機へ備える「防災」としての機能と、
災害などにあってしまっても
「中核的な事業を早期に復旧・継続」させる機能です。

さまざまな事業から早期に復旧させるべき事業の優先順位を決め、
そのための対策をあらかじめ考えて、打っておくことが
BCPと単なる防災計画との違いです。

ところが、BCPを策定しても東日本大震災のような大災害に
あってはどうしようもないではないか、
という経営者の声も実際に聞きます。

確かに、町全体があれほどの被害を受けてしまうと、
早期復旧は極めて困難です。

しかし、例えば震度5強や6の地震を受けて、
周りの企業は早期に通常営業しているのに、
自社だけ営業再開できない事態はどうでしょうか。

このときに顧客はどう思うでしょうか。

東日本大震災でも、東京や横浜の一部地域で液状化現象や
建物損壊が見られました。停電や交通麻痺も起きました。

東京や神奈川の企業の多くは、早期に営業再開できましたが、
あなたの会社だけ再開できないことを考えると、
信頼を大きく損なう恐れがあります。

もちろん大災害にあったとしても、BCPを考えておけば、
そのまま使えなかったとしても方針を立てる時に応用できます。
ゼロからいろいろ考えるのとは違うのです。

BCPは地震だけではありません。火災や水害、感染症など
あらゆるリスクを考えなくてはなりません。

計画策定の努力はそれなりに必要ですが、
従業員を守り、顧客を守り、自社を守るために
ぜひ考えていただきたいです。

中小企業庁のBCP策定のヒントは、中小企業向けに分かりやすく
BCP策定の考え方を教えてくれる冊子ですのでお勧めです。

中小企業庁 BCP策定のヒント
http://www.chusho.meti.go.jp/bcp/guidebook/hint.html
posted by ブランド経営コンサルタント at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ブランドの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月02日

NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」梅原真

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

2月20日に放送されたNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」、
デザイナー梅原真さんの録画を見ました。

私は梅原真さんを「やんばるふんばる国頭村」の
ポスターで知り、それから気になっているので見ました。

「やんばるふんばる国頭村」のポスター
http://www.kunigami-shoko.jp/?p=782

番組では、卵や栗のパッケージデザインに取り組む姿を
紹介していました。

デザインするものの良さを徹底的に探し、考え、
ネーミングやグラフィックに落とし込んでいく姿は
素晴らしかったです。

デザインの世界も数やスピードに追われがちで、
ひとつのものをそこまで丁寧にデザインすることは、
なかなかできなくなっているように感じています。

商業的に致しかたない面もあるでしょうが、
どこまで深く考えるかが、デザイナーにもクライアントにも、
そしてコンサルタントにも求められています。

私はデザイナーの作品集・ポートフォリオを拝見する時に
デザインの幅を見ています。

デザイナーのタイプとして、
デザイナーの色が強く、デザインテイストが近いタイプと、
相手に合わせるデザインで、デザインテイストの違いが大きい
タイプがあります。

デザイナーの色が強いタイプは、ピタッと合えば最高ですし、
どちらが良いというのではありませんが、
相手の良さを引き出すタイプや、相手の要望に合わせて
変幻自在にデザインできる方は魅力的だと思っています。

強みを的確にとらえる努力と、それを絶妙のバランスで表現
できることが梅原さんの人気の秘密なのでしょう。

私も強みを磨いて、伸ばして伝えるコンサルティングを
していますが、とても共感でき、参考になる内容でした。
posted by ブランド経営コンサルタント at 08:08| Comment(0) | TrackBack(0) | デザイン中級 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月24日

直島レポート(6) 島内アート

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

直島レポートの最終回、島内の屋外アートを見ていきます。

直島を歩くと、いたるところに美術、芸術を見つけられます。
楽しく街歩きできる島です。作品をいくつかご紹介します。

お店を中心に多様な柄の暖簾がかかっています。
単純な柄が多いのですが味わいを感じます。

noren.jpg
のれん.jpg

東京ミッドタウンの虎屋も暖簾が印象的ですが、
暖簾は他の企業でももっと使ってよいと思います。

次は壁面に描かれているひもでの作品です。
これも画材で描くのとは違う味わいがあります。

rope.jpg

こうした壁画も家プロジェクト周辺でいくつか見つけられます。

次はベネッセハウス周辺の作品です。
楽しい気分にさせてくれる作品がいくつもあります。
子供が喜びそうですね。

屋外アート01.jpg
屋外アート02.jpg
屋外アート03.jpg

芸術と文化、人の心や街づくりを考えるうえで
とても参考になる視察になりました。
posted by ブランド経営コンサルタント at 08:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 芸術・美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月17日

直島レポート(5) 李禹煥美術館・直島銭湯

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

直島レポートの第5弾、李禹煥(リウーファン)美術館と
直島銭湯「Iラブ湯」のレポートです。

李禹煥美術館
http://www.benesse-artsite.jp/lee-ufan/index.html

直島銭湯「Iラブ湯」
http://www.naoshimasento.jp


李禹煥美術館は、地中美術館に向かうバスの途中にあります。
自然の中にある静かで力強い現代美術館です。

りうーふぁん.jpg
LEEUFAN.jpg

展示作品が多いわけでなく、サッと見るなら
30分ぐらいでも見られると思います。

海が見える小さい丘にある美術館ですが、
安藤忠雄さんの建築もかなりの力強く、
圧迫感すら感じる入口を通ると、自然から非日常へ導かれます。

riufan.jpg
コンクリ打ちっぱなし.jpg

中は不思議なものが多くあり、見る人によって感じ方も異なるでしょう。

一方、直島銭湯「Iラブ湯」は、本物の銭湯を芸術にしています。
日常と芸術が同居しています。

アイラブユー.jpg
あいらぶゆ.jpg

14時からのオープンで、当日はあいにく私に時間がなかったため、
施設内に入れませんでしたが、外観写真だけでも
刺激にあふれた施設であることが伝わると思います。

昔あったようなものを並べていますが、
極めて現代的なつくりだと思います。

渾然とした感じや、来るたびに見つけられる発見が
日々の暮らしに活力を与えるのかもしれません。

次に訪れたときには入浴してみたいですね。
posted by ブランド経営コンサルタント at 08:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 芸術・美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月10日

講演「これからの企業経営の鍵を握る、デザインの必要性」

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
東京都中小企業振興公社のセミナーのご案内です。

テーマは「これからの企業経営の鍵を握る、デザインの必要性」です。
私が講師を務めます。

「マーケティング戦略と販促、デザインが売り上げを伸ばした事例、
デザインと知的財産権」という副題もついています。

企業経営の鍵を握る.jpg

日時:2月10日(金)15時から17時
会場:タイム24会議室
参加費:無料(17時30分からの交流会は1,000円)

タイム24というインキュベーション(創業支援)施設で話します。
施設入居者を中心としたセミナーですので当日の告知です。

今回は起業家を特に意識した講演内容です。

講演でいつもお話ししているデザインとビジネスの関係だけでなく、
ビジネスプラン、事業計画書のデザインをお話しします。

パワーポイントのスライド作りにも役立つ内容も盛り込んでいます。

また、イノベーション手法として注目されているデザイン思考も
解説いたします。

以下、主催者の告知文です。
一般的に「デザイン」の意味するものは、工業デザイン・建築デザイン等でした。

しかし、世界的に検討実施されているのがビジネス分野での応用です。

大手企業から中小企業または個人事業主まで、
自己主張の手段・手法としてのデザインという言葉と
それらが持つ効果的な力が見直されています。

経営に生かす、これからのデザイン思考についてやさしく、具体的なセミナーを実施します。

詳しくは下記のURLをご覧ください。
http://timeincu.blog.fc2.com/blog-entry-19.html

ご参加お待ちしております!
posted by ブランド経営コンサルタント at 08:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 講演・研修・講師業務 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月03日

かわさき産業デザインコンペ2011

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

1月31日に「かわさき産業デザインコンペ2011」の
公開審査会がかながわサイエンスパークで行われました。

かわさきデザインコンペ.jpg

川崎市内の企業が提示する課題にデザイナーが応募し、
1次審査を通過したデザイン案を、デザイナーが
企業の協力を受けて制作したモックアップにしています。

モックアップを見ながら最終審査するイベントです。

今年も172点の応募がありました。

課題提示をする協賛企業や応募件数も増えて、
ますますにぎわいのあるコンペになってきました。

グランプリは「String Strainer 目詰まりのないザル」です。
大村卓さんは見事、昨年に続きコンペ2連覇となりました。
おめでとうございます。

目詰まりのないザル.jpg
stringstrainer.jpg

プラスチック成型が難しいようですが、
利便性や完成度が高い提案だと思います。

評価を丁寧に重ねたデザインプロセスや着眼点も素晴らしく、
納得のグランプリでしょう。

優秀賞となった3作品のうち、
「組み合わせ方により、さまざまな遊びができる運動用マット」
と「ヒナンおたすけ君」(避難用降下補助装置)
も面白い提案でした。

運動用マット.jpg

運動用マットはアイデアが面白く、創造性も刺激する
デザインコンセプトがとてもよかったです。

降下補助装置は安心感のあるデザインが良く、
商品化のニーズも感じられます。

降下補助装置.jpg

両方とも体を預ける商品で、商品化に向けて
デザイン改良の余地は感じられましたが、
優秀賞にふさわしい提案でした。

毎年楽しみに参加しています。また来年も参加したいです。

(参考)過去の記事
かわさき産業デザインコンペ2008
http://brand-design.seesaa.net/article/113920432.html
かわさき産業デザインコンペ2009
http://brand-design.seesaa.net/article/140546071.html
かわさき産業デザインコンペ2010
http://brand-design.seesaa.net/article/185197655.html
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2012年01月27日

直島レポート(4) 地中美術館

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

直島レポートの第4弾、地中美術館のレポートです。
http://www.benesse-artsite.jp/chichu/index.html

チケットセンター.jpg
地中美術館.jpg

チケットセンターから美術館までは数分歩きます。

美術館までの道のりには、クロード・モネが描いた世界を
表現した「地中の庭」があります。美しい庭です。

地中の庭.jpg

地中美術館も安藤忠雄さんの設計です。
直島の自然を配慮し、光を取り込みながら美術館を地下に造った
建築も面白いです。

迷路みたいな少し複雑な作りです。
ゆったりいろいろ見て回る楽しさの演出なのでしょう。

地中美術館では、クロード・モネ、ジェームズ・タレル、
ウォルター・デ・マリアの3人の芸術家の作品が展示されています。

どの作品も空間とセットで楽しめるたいへん秀逸な作品です。

私の一押しは、やはりジェームズ・タレルです。

「オープン・フィールド」「オープン・スカイ」の2作品は、
感覚に働きかけるもので強く印象に残ります。

人は何を見て、何を認識しているのか、
私が見ているものは、もっと違う見方があるのではないか、
ゲシュタルト心理学を思い起こさせます。

美術館内には「地中カフェ」もあります。
カフェの外から美術館の一部をパチリ。

地中美術館2.jpg

こうして見ても外からほとんど見えない美術館であることがわかります。

作品も建築も楽しめる素晴らしい美術館です。また訪れたいです。
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2012年01月20日

目次(0301〜0320)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

今日は目次をお届けします。
ご興味をもった記事がありましたらご覧ください。

2011年9月30日〜2012年1月20日分

記事ナンバーとタイトル

320 目次(0301〜0320)

319 講演「お客様がどんどん集まる!インターネット販売促進術」

302、303、318は香川県直島のレポートです。

318 直島レポート(3) ベネッセハウス
317 新年スタート!46万ページビュー突破!

316 2011年をブランドで振り返る
315 2011年をデザインで振り返る(2)
314 2011年をデザインで振り返る(1)

309、311、312は東京デザイナーズウィーク期間中のイベントを
取り上げています。

313 携帯電話用ホームページは簡単に作ろう
312 東京ミッドタウンアワード2011
311 デザインタッチ2011
310 NHK「資格☆はばたく」中小企業診断士
309 東京デザイナーズウィーク2011

308 講演「お客様を集めて離さない販売促進ツールを作ろう」
307 講演「最重点商品・サービスのキャッチコピーと販路開拓方法」
306 東京デザインマーケット 2011
305 ヨコハマトリエンナーレ2011
304 講演「デザインに使える助成金・補助金教えます!」

303 直島レポート(2) 家プロジェクト
302 直島レポート(1) 草間弥生「南瓜」「赤かぼちゃ」

301 観光アート

300 目次(0281〜0300)

今後ともよろしくお願い申し上げます。
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2012年01月13日

講演「お客様がどんどん集まる!インターネット販売促進術」

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
東京都の昭島市商工会の講習会のご案内です。

テーマは「お客様がどんどん集まる!インターネット販売促進術」です。
私が講師を務めます。

セミナーチラシ画像.jpg

日時:2月22日(水)午後7時から午後9時
会場:昭島市勤労商工市民センター2階
参加費:無料

ホームページに人を集める、アクセスを集めるための戦略、
テクニックをお伝えします。

SEOと検索連動型広告の考え方をマスターできますよ。

先日も顧客の約7割をインターネット経由で集めている社長と
お会いしました。

いろいろな集客や広告を試したところ、
インターネット広告が一番成果が上がったとおっしゃっていました。

インターネット広告には、検索連動型広告と興味関心連動型広告が
あります。

今回は初心者向けにイメージしやすい検索連動型広告の話をしますが、
慣れると前述の社長のように両方使いこなすようになります。

集客できると感じると、どんどん勉強していく感じでしょうかね。

参加は昭島市の企業に限定していませんので、
周辺の多摩地域の企業様もぜひお越しください!

お問合せ先は、昭島市商工会(ご担当:山本様)
FAX. 042-543-8174  TEL. 042-543-8186 まで。 

お申込は、参加申込書のPDFファイルにご記入の上、
昭島市商工会へFAXをお送り下さい。
お待ちしております!

セミナー参加申込書.pdf

昭島市商工会
http://www.akishima.or.jp/
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