IT導入補助金は今が絶好のチャンス!

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
IT導入補助金のご紹介です。

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IT導入補助金は、ソフトウェアやクラウド利用費と、
それらの導入関連経費など、の2分の1、
最大50万円までもらえる政府の補助金です。

例えば、ホームページ制作、
財務会計、税務申告、
給与計算、労務管理、シフト組み
顧客管理、予約受付、商談管理
原価計算、在庫管理、
グループウェア、社内SNS、ビジネスチャットツール
などに補助金がでます。

さらには、AI(Artificial Intelligence人工知能)や、
RPA(Robotic Process Automation)による業務効率化も
対象になりますし、

POSシステム、ポイントシステム、
インストアマーチャンダイジング支援(棚割り、POP)、
社内資産管理(器具、備品、ファシリティ、OA、IT資産等)、
CAD/CAM/CAE、
生産計画、製造管理、品質管理、購買管理、
車両運行管理、
電子カルテ対応レセプトコンピューター、などの
特定の業種で使われる専門のソフトウェアやシステムも
対象になります。

IT導入補助金の対象は、
IT導入支援事業者(IT企業、ITベンダー)が
事務局にあらかじめ登録したソフトウェア、システムに
限られますが、登録しているソフトはとても多いです。

また、補助金の申請は、
IT導入支援事業者による代理申請ですので、
中小企業の申請の負担は小さく、お勧めです。

ハードウェアは補助金の対象になりません。

また、既存のホームページの改修も対象外ですが、
ホームページを全て作り変えることは対象になります。

企業ブランドを意識した情報発信や、
スマートフォンユーザー向けに
予約受付や問い合わせ対応、顧客管理機能を
持たせたデザイン性の高いwebサイトに刷新できます。

ただいま平成29年度補正の三次公募が行われていますが、
今は補助を受ける大チャンスです。

なぜ大チャンスであるのかご説明します。

一般的に、補助金には審査があります。
予算に限りもありますので、
申請しても応募が多いと採択されません。

ところが、IT導入補助金の予算は昨年度の5倍、
今年度は500億円です。

今年度は約13万件に補助したいと
政府は当初言っていましたが、
5か月経過した現在で21,000件程度の採択とみられます。

おそらく350億円以上の予算がまだあるでしょう。

審査が厳しいのではなく、
応募件数が想定よりも少ないので、
採択件数が伸び悩んでいます。
(ちなみに採択率は高く、1次公募では9割超と推測しています。)

つまり、今年度は予算がないために審査に落ちることはなく、
公募要領にしたがって要件を満たせば、
補助金を受けられる可能性は極めて高いです。

応募には、経営診断ツールの活用と、
「SECURITY ACTION」の自己宣言が必須です。

経営診断ツール」はIT導入補助金のwebサイト上で
無料で利用できます。

webサイトで決算書の数値や経営方針などを打ち込むと、
簡単な経営診断(財務分析)の結果が出力されます。

これをもとに経営課題を把握して、IT導入につなげます。

また、情報処理推進機構(IPA)の
SECURITY ACTION」の宣言も無料です。

情報セキュリティに取り組んで、自己宣言すると
ロゴマークがもらえます。

security_action_hitotsuboshi-small_color.jpg

「SECURITY ACTION」宣言して、
ロゴをwebサイトに貼り付けることは良いことですから、
これを機会に宣言をお勧めします。

必須ではありませんが、サービスデザイン推進協議会の
おもてなし規格認証「紅」(べに)の取得もすると
補助金の採択の可能性がより上がるでしょう。

事務所移転のお知らせ

こんにちは。中小企業診断士の山口達也です。
本日より事務所を移転しました。

新所在地
〒230-0063 神奈川県横浜市鶴見区鶴見1丁目13-1-601

郵便物などは上の住所にお送りください。

開業10周年の今年、少しだけ広くなりました。

もともとの所在地の近所で、
しばらくは行ったり来たりの日々が続きます。
引っ越しもこれからです。

これからも横浜市鶴見区で頑張ります。
よろしくお願いいたします。
posted by ブランド経営コンサルタント at 15:00Comment(0)お知らせ

目次(0661~0680)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は目次をお届けします。
気になる記事があったらクリックしてください。

今回は海外レポートが多くなりました。

2018年4月27日~2018年9月14日分

記事ナンバーとタイトル

680 目次(0661~0680)

676~679はスペインのマドリッドのレポートです。

679 スペインの国立装飾美術館
678 ティッセン・ボルネミッサ美術館も素晴らしかった
677 ピカソの名画ゲルニカが展示されているソフィア王妃芸術センター
676 パセオ・デル・アルテでプラド美術館へ

674、675はスペインのビルバオのレポートです。

675 グッゲンハイム・ビルバオ美術館の展示
674 グッゲンハイム・ビルバオ美術館は川岸の豊かな建築

673 産業競争力とデザインを考える研究会の報告書
672 デザイン料金の相場の目安

662~671はイタリアのデザイン、アートのレポートです。

671 イタリアの面白いもの
670 「時」に生きるイタリア・デザイン
669 イタリアの食のレベルは期待通り!
668 イタリアの製品デザインと書体デザイン
667 イタリアのショップデザイン
666 カピトリーニ美術館でローマの歴史を感じる
665 ローマ現代美術館(MACRO)
664 MAXXI(イタリア国立21世紀美術館)
663 システィーナ礼拝堂に心を打たれる
662 荘厳なサン・ピエトロ大聖堂は芸術の塊でもあった

661 パンのペリカン人気に驚いた!ペリカンカフェで炭火焼トーストを食べる

660 目次(0641~0660)
posted by ブランド経営コンサルタント at 12:39Comment(0)目次

スペインの国立装飾美術館

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
関西への非常に強い台風、北海道の大きな地震と自然災害が続いています。
行方不明の方は早く助かってほしいです。

さて、今日はスペインの国立装飾美術館(Museo Nacional de Artes Decorativas)をご紹介します。

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プラド美術館から歩いて10分くらいのところにあります。

スペインの16世紀くらいからの
美術工芸品が展示されています。

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5階建ての建物に陶磁器、金細工、ガラス、
カーペット、家具が展示されています。

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スペインのデザインですから、
イスラム文化の影響を感じさせるものもあるかと思いましたが、
時代が異なることもあり、欧州の他の国と大きく異なる感じは受けませんでした。

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スペイン語でも説明はそれほど多くなく、
日本語のリーフレットはないので展示をじっくり見るのみです。

スマートフォンアプリによる英語のガイドはあります。

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人は少なく静かに落ち着いて鑑賞できます。

貴族の部屋や、昔の生活を表現した人形のセットなどもあり、
入場料は3ユーロですが見応えがあります。

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美術館建築も上品でおしゃれです。

1階には現代美術やプロダクトデザインの展示もあります。
企画展もあるので幅広く楽しめます。

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帰るときの自動ドアには
「じゃあまたね」と日本語があり、目にとまってしまいました。
横書きですが下から上に。

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ティッセン・ボルネミッサ美術館も素晴らしかった

こんばんは。中小企業診断士の山口達也です。
ティッセン・ボルネミッサ美術館のご紹介です。

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ティッセン‐ボルネミッサ美術館は、
ハインリッヒ ティッセン・ボルネミッサ男爵と
ハンス ハインリッヒ ティッセン・ボルネミッサ男爵の
親子2代のコレクションがもとになっています。

スペイン政府が作品を買い取り、
ビリャエルモサ宮殿を改装して1992年に開館しました。
プラド美術館の斜め向かいにあります。

最上階の2階(日本でいう3階)から鑑賞すると、
時代の流れに沿って楽しめます。

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15世紀からの20世紀までの西洋絵画があります。

主にイタリア、オランダ、ドイツ、スペイン、
アメリカ、フランドルの絵画があります。

ビットレ カルパッチョ「若き紳士」
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レンブラント「帽子と2本の鎖を身に着けた自画像」
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芸術運動では、ルネサンス、バロック、
印象派、フォービズム、キュビズム、
シュルレアリスム、ポップアートなどがあります。

肖像画や風景画が多いです。

ゴッホ「オーヴェルの風景」
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アンドレ ドラン「ウォータールーの橋」
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ロイ・リキテンスタイン「入浴中の女」
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日本語の美術館ガイドと
オーディオガイドもあります。
じっくり楽しめます。

日本語ガイドへのリンク
https://www.museothyssen.org/sites/default/files/document/2017-03/Folleto_JAPONES_ES.pdf

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ちなみにガイドの表紙の絵は、ドメニコ ギルランダイオの
「ジョバンナ ジョヴァンナ・トルナブオーニの肖像」です。

息子のハンス ハインリヒ ティッセン・ボルネミッサ男爵の
妻カルメンのコレクション、
カルメン ティッセン‐ボルネミッサ コレクション
も増築して加わりました。

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私の訪問時には、さらに2つの特別展が開催されていました。

ハンガリー系フランス人のアーティストの
ヴィクトル・ヴァザルリの特別展と、
クロード・モネとその師匠、ウジェーヌ・ブーダンの特別展です。

「ヴィクトル・ヴァザルリ:オプ・アートの誕生」展
https://www.museothyssen.org/en/exposiciones/victor-vasarely-birth-op-art
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「モネ/ブーダン」展
https://www.museothyssen.org/en/exposiciones/monetboudin
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2週前にご紹介した
Paseo del Arte(パセオ・デル・アルテ)では
特別展は見られません。

今回は時間もなかったので特別展はあきらめました。

ただ常設展だけでも2時間は鑑賞しました。
見ごたえは十分にあります。
作品数はおよそ1000点あるそうです。

プラド美術館の陰に隠れがちですが、
先週ご紹介したソフィア王妃芸術センターと、
ティッセン・ボルネミッサ美術館もとても素晴らしかったです。
両館ともお勧めします。

美術館に隣接するカフェレストランも
よい雰囲気で、美味しかったです。
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ピカソの名画ゲルニカが展示されているソフィア王妃芸術センター

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
マドリッドのソフィア王妃芸術センターをご紹介します。

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20世紀以降の近現代美術を収集、展示しています。
1992年に開館しました。

サバティーニ館とヌーベル館の2つの建物からなります。
上の写真はサバティーニ館です。

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英語版の美術館案内です。

常設展、ピカソ、ダリ、ミロなどの作品は
サバティーニ館の2階、4階にあります。

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もともと病院だった建物だったようで、
中庭からの光が差す廊下は
明るく開放感がありました。

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ゲルニカのあるRoom206は撮影禁止です。
ミュージアムショップで買ったマグネットでお許しを。

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本物は高さ3.49m、幅7.77mの大きな作品です。
ゲルニカの前には多くの人がいて、じっくり見ていました。
私も見入ってしまいました。反戦平和を訴える名画です。

Room206はゲルニカの展示室の他にも部屋があり、
オスカーシュレンマーの作品や
シュルレアリスムのコレクションがありました。

下の写真は企画展です。
企画展は5~6つは実施されていて現代美術を楽しめます。
広いので見ごたえがあります。

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ヌーベル館はサバティーニ館と廊下がつながっています。
ヌーベル館にもCollection 3(常設展)がありました。

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現代アートの展示で、作品の解説もあまりありませんが、
じっくり鑑賞して、鑑賞者が作品から何を感じるかを
考えると観念を刺激されます。

ピカソ、ダリ、ミロのあるソフィア王妃芸術センターは
考えれば考えるほど、さまざまな物の見方が感じられる美術館です。

パセオ・デル・アルテでプラド美術館へ

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
スペイン、マドリッドのプラド美術館のレポートです。

プラド美術館は世界でも指折りの美術館です。
1819年に王立美術館として開館し、
スペイン王家のコレクションが展示されています。

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12世紀から19世紀にかけてのスペインや
フランドル地方やイタリア、欧州各地の絵画が展示されています。

特にスペイン画家の巨匠、
エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤの
3人の作品をたくさん見られます。

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プラド美術館の正面にはベラスケスの像があります。
建物正面は修復中でした。

写真はゴヤ像です。
正面から左に回った入場券売場の近くにあります。

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私は「Paseo del Arte」(パセオ・デル・アルテ)で入場しました。

パセオ・デル・アルテは、
プラド美術館、ティッセン・ボルネミッサ美術館、
ソフィア王妃芸術センターの3館セット入場券です。
29.6ユーロです。

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3館の入場料は、プラド美術館が15ユーロ、
ティッセン・ボルネミッサ美術館は12ユーロ、
ソフィア王妃芸術センターは10ユーロなので、
7.4ユーロお得です。

チケットは1年間有効なので同じ日に行く必要はありません。

パセオ・デル・アルテの注意点は、
ティッセン・ボルネミッサ美術館では
パーマネントコレクション(常設展)だけが見られます。
企画展は見られないので注意です。

私はソフィア王妃芸術センターを
一番初めに訪問して
ソフィア王妃芸術センターで買いました。

プラド美術館はチケット売り場が
混んでいることもあるみたいなので、
ティッセン・ボルネミッサ美術館か
ソフィア王妃芸術センターで買うのもよいでしょう。

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写真は平日15時のプラド美術館の入場券売場です。
入場券を買う列はありませんでした。
12時には少し人が並んでいました。

入場券のある人は、ベラスケス像のある正面から
左にぐるっと裏手にまわったところから入場します。

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展示室は撮影禁止なので、
館内写真は入口からの写真だけです。
リュックサックなどの荷物はロッカーに預けます。

エル・グレコ「正三位一体」「羊飼いの礼拝」
ディエゴ・ベラスケス「ラス・メニーナス」
フランシスコ・デ・ゴヤ「マドリッド、1808年5月3日の銃殺」「着衣のマハ」「裸のマハ」

他にもデューラー、ラファエロ、ティツィアーノ、ルーベンスほか巨匠の作品がたくさんあります。
圧巻です。

有名な作品は以下のURLからご覧ください。
https://www.museodelprado.es/en/mi-prado/recorridos-recomendados

プラド美術館には日本語の美術館ガイドがあります。
表紙の絵はエル・グレコの「胸に手をあてた貴人の肖像」です。

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日本語のオーディオガイドもあります(6ユーロ)。

プラド美術館は大きく、35000点の作品を収蔵し、
常設展だけでも1300作品展示されているらしいので、
すべての作品を見るのは困難です。

オーディオガイドの対象も注目の作品だけですが、
すべて聞いて鑑賞したら丸一日かかるでしょう。

素晴らしい作品ばかりなので、駆け足で見るよりも
気になった作品をじっくり鑑賞した方がよいと思います。

約800年間の西洋絵画の粋を集めており、
歴史や表現手法の幅や厚みを感じます。

ヘロニモス館がビリャヌエバ館(本館)に隣接しており、
企画展が行われていました。

ヘロモニス館の展示は小さく、
ビリャヌエバ館と一緒に無料で見られますので
時間が許せば立ち寄るとよいでしょう。

カフェとミュージアムショップもあります。

グッゲンハイム・ビルバオ美術館の展示

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
グッゲンハイム・ビルバオ美術館の展示作品を見ましょう。

夜のグッゲンハイム・ビルバオ美術館も美しいです。
夜20時まで開館しています。
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展示は20世紀後半以降の現代芸術です。
世界の芸術家の作品が並びます。屋外から見ます。

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美術館の左にある赤い橋脚・アーチは
ダニエル・ビュランの「Arcos rojos」です。これも作品です。
2007年に美術館開館10周年で作られたそうです。

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上の写真は、ルイーズ・ブルジョワの「Maman」(ママン)です。
六本木ヒルズにもある作品です。
蚊を捕まえる蜘蛛に母を重ね合わせているようです。

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右の花の犬は、ジェフ・クーンズの「Puppy」(パピー)です。
パンジーが彩り、季節によって見え方が変化します。

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同じくジェフ・クーンズの「Tulips」(チューリップ)

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アニッシュ・カプーアの「TALL TREE & THE EYE

館内展示を見ましょう。
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平日の11時前、入場券の購入に列ができています。

入場料は13ユーロです。
オーディオガイドを無料で渡してくれます。
日本語がないので英語を受け取りました。
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観光客は外国人が多く、世界から集まっています。
グッゲンハイム・ビルバオ美術館では、
日本人を夫婦2人しか見ませんでした。

この美術館で一番有名な作品は
リチャード・セラの「The Matter of Time」です。
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大きさは約100メートルあるらしく、高さも4メートルあります。
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巨大な鉄の彫刻の中を歩くと、
他には味わえない独特の感覚がありました。

ビルバオは鉄の街ですから、ふさわしい作品ですね。
この作品のためにこの展示室が用意されたらしいです。

まるでペトラ遺跡の渓谷のような、
両側に迫る崖の間を歩くような感じです。

鉄ですが建築物の中を歩く感じではなく、
どこかにわずかに温かみを感じました。

展示室の入口には、撮影禁止、作品に触らない、
作品に近づきすぎない、という注意事項がありました。

中で写真や動画を撮りたいし、彫刻も触りたいですが、
彫刻の中は狭いところもあってぶつかったり、渋滞しそうですし、
鉄が錆びそうですから仕方ないですね。

1階の他の常設展示を紹介します。

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ジェニー・ホルツァーの「Installation for Bilbao

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オノ・ヨーコの「Wish Tree for Bilbao」(ウィッシュツリー)

2階と3階で展示されていた企画展は撮影禁止でした。

私の訪問時には
「Art and China after 1989 Theater of the World」
と「Chagall」が行われていました。
天安門事件以降の中国の芸術と、シャガールの展示です。
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3階の常設展示らしき部屋には、
マーク・ロスコやアンディ・ウォーホルがありました。
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バスク地方の作品もしっかり展示されています。
これらの作品も撮影禁止でした。

ミュージアムショップもあります。
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スミスキーが売っていました。
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バスク地方は美食で有名です。
グッゲンハイム・ビルバオ美術館はレストランも充実しています。

ミシュランで星を獲得している高級レストラン「Nerua」(ネルア)と、
ビストロ「Bistro Guggenheim Bilbao」があります。
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昼食をビストロで思ったのですが予約で満席でした。
ビストロもきちんとしたレストランで良い雰囲気でした。写真右です。
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写真左のバルは気軽に食べられます。こちらも昼は並んでいました。

半日でも楽しめますが、1日じっくり楽しめる美術館です。

ビルバオはマドリッドから特急列車で5時間、
バルセロナからは6時間半かかります。
飛行機でもそれぞれ約1時間かかります。遠いです。

夜はバル巡りしながら宿泊して、
ゆったり滞在しながら現代芸術を楽しむところです。

グッゲンハイム・ビルバオ美術館は川岸の豊かな建築

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
この夏にスペインを訪問しました。
スペインのデザイン・アートをレポートします。

今日はグッゲンハイム・ビルバオ美術館のレポートです。

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グッゲンハイム・ビルバオ美術館は
スペインの北部、バスク地方の都市ビルバオにあります。

ビルバオは港湾・工業都市として発展しましたが、
1980年代に衰退してしまいました。

都市の再生計画プロジェクトの一環で
グッゲンハイム美術館を誘致し、
フランク・ゲーリーの建築で1997年に開館しました。

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チタンで帆船のような複雑な曲面をもつ建築です。

いまはこの美術館目当てに世界から観光客が集まり、
年間100万人が訪れるそうです。
都市の再生モデルとして世界に知られています。

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グッゲンハイム・ビルバオ美術館は、
展示作品もよいのですが、
この建築デザインそのものが最大の見どころでしょう。

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建物内部3階から撮影した天井です。
吹き抜けの高さは50mあるそうです。

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真ん中の作品、Joana Vasconcelosの「Egeria」に目がいきますが、
外から建物内に差す光や、建物の形状、
ガラスから透けて見える壁やエレベーターや空は変化に富み
まるで回遊式の庭園のように歩くと風景が変わり、
美術館内を歩く楽しみがあります。

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この建築に合わせて芸術作品や、
触発された作品も多く生まれたと思います。

建物の形と大きさの迫力、
うねる曲面が反射する豊かな光は
川岸の立地を生かしています。

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ビルバオは曇りや雨が多いです。
晴れた日に行けたら幸運ですね。

次週は展示作品などをご紹介します。

産業競争力とデザインを考える研究会の報告書

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

経済産業省と特許庁が
「産業競争⼒とデザインを考える研究会」の報告書
5⽉23⽇に公表しました。
http://www.meti.go.jp/report/whitepaper/data/20180523001.html

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研究会は、学者、企業役員、デザイナー、
経営コンサルタントなどで構成し、
昨年7月から議論していました。

報告書にはデザイン経営の定義、
デザインの投資効果、デザイン経営の実践の
具体的取り組み、政府への政策提言が記されています。

デザイン経営を「デザインを企業価値向上の
ための重要な経営資源として活⽤する経営である。」
と定義しています。

このあたりは話し合って決めたようで、
デザイン経営には
「経営チームにデザイン責任者がいること」と
「事業戦略構築の最上流からデザインが関与すること」
が必要としています。

「デザイン責任者とは、製品・サービス・事業が
顧客起点で考えられているかどうか、
またはブランド形成に資するものであるかどうかを判断し、
必要な業務プロセスの変更を具体的に構想するスキルを持つ者をいう。」
などとも記されています。

デザイン投資効果は、
イギリスの研究などを引用したもので、
独自調査は行われていないようです。

政府が運営した研究会ですので、
研究結果にはバイアスがかかっています。

経営はデザイン以外の
さまざまな要素を考えるもので、
業績はデザイン以外のさまざまな取り組みも含んだ結果です。

しかし、デザイン経営について、
人によって話すことにばらつきがあったので、
専門家が集まって報告書として
見解がまとまり、合意ができたことは意義があります。

報告書はデザイン経営を進める指針にもなります。

ブランド力向上やイノベーション促進に
デザイン経営が有効なことは間違いはありませんし、
経営の中でデザインを
もっと考慮すべきである企業も多いことは事実です。

報告書だけでもそれなりにボリュームがありますが、
研究会の各回で委員が提出した資料も
面白いのでご興味がある方はご覧になるとよいでしょう。
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/economy.html#sangyo_design

それぞれの委員の提出資料のほうが
とがっていて面白いかもしれません。

デザイン料金の相場の目安

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

相談を受けていると、
「デザイナーに頼むといくらかかりますか?」
という質問をよくいただきます。

おおよそのイメージはお答えしていますが、
仕事内容やデザイナーによって価格は大きく異なるのも事実です。

参考になるwebサイトをご紹介します。

名刺、ハガキ、チラシ、ポスター、ロゴの
グラフィックデザインの料金について、
平成の終わり汁さんがTwitterに投稿しています。
https://twitter.com/anmain2525/status/1014519373103443972

design-47さんがwebサイトの制作費用について
ブログ「デザインを相談してみよう」に記しています。
【料金表第2弾】Webサイト制作いくらかかるか?フリーランス・SOHOの制作代金 100社まとめ
http://design-47.hateblo.jp/entry/webdesign

多くの企業のデザイン料金表を見たうえで、
全10ページ程度の簡単なウェブサイトの場合、15万円~30万円程度くらいでしょうか。

とまとめています。

design-47さんはロゴ制作についても調べています。
【第三弾】ロゴ制作をデザイン会社に頼むといくら?73社の料金表をまとめてみた
http://design-47.hateblo.jp/entry/logo

ロゴについては
ロゴデザイン(テキスト部分)で3万円くらい、ロゴマークで5万円くらいのようです。
全て一括で依頼する場合には予算を10万円くらいに設定にしておくと良いでしょう。

とまとめています。

以前は、design-47さんのブログ「デザインを相談してみよう」で
【2015年】チラシのデザインを頼むといくらかかるか?97社の料金表を調べてまとめてみた。
という記事があって、そちらもご紹介したかったのですが、
今は残念ながら見られなくなっています。

プロダクトデザイン(製品デザイン)は、
私が12年前に東京都中小企業振興公社で
「デザイナー活用ガイド」を制作しましたので、
その内容を一部お伝えしましょう。(今は絶版で見られません)

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工業デザインの製品企画、基本デザイン、詳細デザイン、
デザイン修正、デザイン評価までをすべて行うと
175~1050万円と幅をもって記されています。

具体例もデザイナーに伺って、イメージとして
コンセプト提案、基本デザイン、詳細デザインを通して
270万円から340万円で行う例を3つ記しました。

これらはあくまで価格表です。
グラフィックデザインにせよ、プロダクトデザインにせよ、
依頼の仕方や、デザイナーとの関係の築き方によって
実際の価格は変わりますので、そこには工夫の余地があります。

イタリアの面白いもの

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
イタリアレポートも最終回にします。
イタリアで興味を惹いたものをご紹介します。

ヴェネツィアの水路にあった、
おそらく「ゴンドラ通行可」の標識です。

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ローマのコロッセオの中にあった看板です。

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コロッセオの外や中には、
日本語案内がほぼありませんでしたが、
階段の注意書きだけはなぜか日本語がありました。

イタリア語、英語、フランス語、スペイン語の下に日本語が。
日本人はよくつまづくのでしょうか。

ミラノトリエンナーレのトイレにあった
トイレットペーパーです。

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ロールが長くて厚みがありました。

ミラノではバイクシェアのステーションを
あちこちで見かけました。
おそらくレンタサイクルだと思います。

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annualですから1年で36ユーロだったら安く良いですね。

ミラノはおしゃれな街ですが、
路面電車は古びた感じの車両が多く走っていました。

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イタリアでは街中で水を持っている人がたくさんいました。
私が夏に訪問したためですが、
乾燥しているイタリアでは
片手にペットボトルを持っている人をよく見ました。

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日本より鞄や荷物を持っている人は少ないです。

最後にイタリアにいた「ちょい悪オヤジ」を。

ヴェネツィアのゴンドラセレナーデで、
カンツォーネを歌ってくれた左の歌手です。

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サングラス、白シャツ、ボタンは2つ開ける、
アクセサリーはネックレスに、大きな指輪がたくさん、
ポケットに手を突っ込んだまま歌うなど、LEONの世界でした。

イタリアにはこんな感じの人が本当にちょくちょくいました。
ちなみに右下のアコーディオン奏者の方は、
やさしそうな笑顔が絶えない方でした。

「時」に生きるイタリア・デザイン

こんばんは。中小企業診断士の山口達也です。
今日は書籍のご紹介です。

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「時」に生きるイタリア・デザイン
佐藤 和子 三田出版会

1995年の出版で中古でしか手に入らないと思いますが、
イタリアのデザイン史として一級の資料となる一冊です。

著者は、ミラノでインダストリアルデザイナーや
デザインジャーナリストとして活動されました。

序文では
「人生の楽しさを創造すること、それがイタリアのデザインだ。」
「イタリアのインダストリアル・デザインは、常に工業と職人工芸が共存して発展してきた。」
と述べています。

本文を読み進めるとイタリアのデザインのルーツ、
イタリア人のデザインへの考え方などがわかります。

例えば以下のことが詳細に記されています。

・建築とインテリアを一体としてデザインしてきた
・1930年代から1990年代のイタリアのデザインの歴史と変遷
・ミラノ・トリエンナーレの始まり
・ミラノ・トリエンナーレの中断
・1961年のイタリア家具サロン(ミラノサローネ)の始まり
・建築・デザイン誌ドムス(DOMUS)について
・優れたデザインを表彰する「コンパッソ・ドーロ賞」が
百貨店リナシェンテを中心に作られたことなど

366ページもあり、他にも多くのことが書かれています。

デザインへの哲学、デザインのコンセプトを
大切にする方は、読んでみてはいかがでしょうか。
発見があると思います。

エットレ・ソットサスへのインタビューもあります。
かなり読み応えのある書籍です。

イタリアの食のレベルは期待通り!

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
イタリアの食事で気づいたことをご紹介します。
まずはパスタとピザからお話しします。

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日本では細長い麺のパスタはスパゲッティと呼びますが、
イタリアではパスタ麺の太さによって、
スパゲッティやカッペリーニなど呼び名が変わります。
たくさんの種類がありました。いろいろ選べます。

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カルボナーラの有名な店で食べました。
盛り付けは大雑把で右端に麺が飛び出た状態で出てきました。

味は濃厚ですが、日本より甘さや牛乳らしさは抑えめで、
コショウがきいた大人の味です。

いくつかスパゲッティを食べましたが、
これが本場のアルデンテなのか、しっかり芯が残っています。
日本よりも麺が硬く感じる店ばかりでした。

ピザはいたるところで売っています。

焼いたピザをホットショーケースに入れて保温販売している
ファストフード店などでは、
4ユーロくらいからあって安かったですが、味はいまひとつでした。

しかし、良い店に行って焼きたてを食べるとやはり美味しいです。

フィレンツェの夕食では中央市場はお勧めです。

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2階にフードコードがあります。

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ここで、焼きたてのマルゲリータ(12.5ユーロ)を
食べましたが美味しかったです。

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シーフードや肉を焼く店などもあります。

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カプチーノやラテもイタリアが本場です。
安くて美味しいです。

スターバックスはイタリアのカフェに影響を受けて店を始めました。
世界中にあるスターバックスも
イタリアでは苦戦を見込んでいるのか見かけませんでした。

高速鉄道の中にもカフェがあり、
空港の搭乗口の近くにもカフェがあり、
ホテルでもエスプレッソ自動販売機があります。

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上の写真はローマのカフェで3ユーロ。
下の写真は鉄道ユーロスター内のカフェで2ユーロ。

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空港の立ち飲みカフェも2ユーロくらいだったと思います。

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安いのにどこもとても美味しいです。
レベルが高く、はずれはありませんでした。

ジェラートもイタリアの名物です。

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日本のアイスと違って牛乳の成分が少なく、
果物などの味がしっかりしてさわやかです。

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暑い時期に行ったので、すぐに溶け始めている写真ばかりです。
ピスタチオやレモンのジェラートがとても美味しく、
日本ではなかなか食べられない味でした。

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カップに2玉だと、3~3.5ユーロの店が多かったですが、
スペイン広場近くの有名店で
コーンにのせてもらったら9ユーロでした。

イタリア人はカットフルーツやジェラートが好きみたいです。

最後に、ヴェネツィアにはスペインのバルのような
bacaro(バーカロ)という立ち飲み居酒屋があります。

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ワインとチケッティ(つまみ)を楽しみます。
チケッティは、パンの上にちょっとした料理を乗せた
タルティーナという料理だと1.5ユーロくらいでとても安いです。

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上の写真のタルティーナ2つとワイン1杯で10ユーロもしません。
店をはしごして楽しめます。
日本の立ち飲み屋と似ていて、あまり長居はしません。
大衆的でいいですね。

イタリアグルメのレベルは高いです。
ちょっとした店でもかなり美味しいです。

イタリアの製品デザインと書体デザイン

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
イタリアのデザインで印象的に感じたことを記します。

まずはヴェネツィアングラスです。
ヴェネツィアのムラーノ島で作られるガラス工芸が有名です。

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リアルト橋周辺の店でもコップから、
オブジェまでさまざまなものを販売していました。
色のつけ方が素敵でした。

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コップで安いものは10ユーロくらいからありますが、
写真で目立っているオブジェなどは1500~3000ユーロと高いです。
ピアスやペンダントは小さいので安いです。

製品デザインは、優美で柔らかな曲線が印象的でした。
美しさや楽しさ、欲や遊び心を刺激するデザインです。

ミラノのスフォルツェスコ城博物館の装飾芸術美術館にあった
テーブルウェアの金属工芸品です。

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スフォルツェスコ城博物館の家具と木工彫刻美術館にあった
カルロ・モリーノ(Carlo Mollino)の机「Cavour」は流れがあって優美です。
それでいてきちんと使えそうです。

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足は細く、壊れやすそうですし、
ガラスの角にぶつけたら危なそう、
と思うのですが、それでも魅力を感じます。

文字や書体のデザインは、
繊細でキレがあったり、メリハリがある印象を受けました。

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バスに記されているローマ市のロゴは、
線は細くてもOの線のふくらみが左下と右上にあって、
こちらも流れを感じさせます。

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ミラノ市のロゴは手書き風の歴史を感じさせるものでした。

パソコンでは斜体にすることをItalic(イタリック)体と言いますが、
本場のItalicを探すと、
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の
「最後の晩餐」の案内文がそうではないかなと思いました。

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斜めに傾いているのですが、筆記体のような流れがあります。
店名などの固有名詞以外に文章になっている書体は
本場イタリアでもあまりなかったです。

ミラノのリストランテSAVINI(サヴィーニ)のロゴは
文字間の詰め方が格好良かったです。

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パラペットではAとVが重なりそうなくらい文字間を詰めていますが、
ジェラートのカップでは文字間をかなり空けています。
まったく違うのに、バランスがよく格好良く見えます。

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このあたりがイタリア、ミラノのデザインセンスの高さなんでしょう。

下の写真は、イタリアの新聞「La Repubblica」(ラ・レップブリカ)です。

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見出しは、OやQのふところは大きく取りながらも文字間は目いっぱい詰めています。
イタリアでは文字をきっちり詰めているタイポグラフィーが多く見られました。

イタリアのショップデザイン

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日はイタリアの店舗やディスプレイのデザインを見ていきます。

ローマの市場として、カンポ・デ・フィオーリ広場があります。
朝から昼まで賑わっています。

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フィオーリは「花」を意味するそうです。生花店もありました。

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八百屋やパスタ店、チーズ店もありました。
チーズは25~40ユーロ/kgのものが多かったです。

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カンポ・デ・フィオーリ広場4.jpg

市場はにぎやかで楽しいですね。
陳列も整っているというより、ドンと積み上げた勢いを感じます。

下の写真はミラノの街中にあった食品小売店です。
こちらでも肉やチーズは量り売りしているようです。

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レストランを見ると、道路に席を設けている店も多いです。
ローマのピッツェリアです。

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リストランテは高級なレストランというイメージだったのですが、
外にはみ出て気軽な様子のレストランも見られました。

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ローマリストランテ2.jpg

下の写真はフィレンツェですが、やはり同じように
道路に席を設けているリストランテをいくつか見ました。

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高級ブランド店のショーウィンドウも見ましょう。

フィレンツェのサルヴァトーレ・フェラガモです。
フィレンツェはサルヴァトーレ・フェラガモの本社があるようです。

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ファッションの街、ミラノのショーウィンドウも見ましょう。
ミラノのフェンディと左はサルヴァトーレ・フェラガモです。
色の組み合わせが華やかで、おしゃれなデザインですね。

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ミラノのグッチです。

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ブルガリでは女性が自撮りしていました。

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世界中から買い物客が集まってきているようです。
買った記念に嬉しくて自撮りしたのかもしれません。

最後にミラノの紳士服店のディスプレイです。

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スーツが格好よいですが、どのマネキンも靴下を履いていませんでした。
石田純一さんのスタイルはよいのでしょうね。

私は素足に靴は汗が気持ち悪いので、
おしゃれじゃなくても靴下を履きたいです。

カピトリーニ美術館でローマの歴史を感じる

こんばんは。中小企業診断士の山口達也です。
カピトリーニ美術館を紹介します。

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カピトリーニ美術館は、
1471年にシスト4世がブロンズ像を
ローマ市民に寄贈して誕生した美術館で、
一般市民に公開された美術館としては世界最古と言われています。

カピトリーニ美術館は、
複数の美術館と博物館がまとまった複合型の美術館です。

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紀元前の彫刻から、18世紀ぐらいまでの絵画の美術作品、
昔の建物の遺跡や記録などの展示品があります。

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フォロ・ロマーノがきれいに見える眺めの良い場所もあります。

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有名な作品を紹介すると、
「マルクス・アウレリウス帝の騎馬像」
美術館の前にあったものはレプリカで、本物はこちらです。
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ローマ建国の話にかかわる「カピトリーノの雌狼」
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カラヴァッジョ「女占い師」
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ベルニーニ「メドウーサ」
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15ユーロと入場料は安くありませんが、
複合美術館で広くて見応えがあります。
ローマの歴史と美術が感じられます。

ローマ現代美術館(MACRO)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
ローマ現代美術館(MACRO、Museo d’Arte Contemporanea Roma、マクロ)をご紹介します。

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こちらはローマ市立の美術館で、歴史もあるようです。

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中に入ると、巨大な赤い立体物や吹き抜けがあります。
右手にまっすぐ先に進むと、チケット売場と書店があります。

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私の訪問時には「CROSS THE STREETS」
という企画展が開催されていました。10ユーロ。

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あまり来場者はいませんでした。

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屋外スペースにも展示はなく、
訪問タイミングが良くなかったみたいです。

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下の写真はエレベーター内の案内板です。

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2階にも展示室があり、カフェもあります。
中庭から差し込む光が落ち着きます。

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写真には写っていませんが、カフェの内装は現代アートでしたね。

3階はテラスとレストランです。
私は夕方に訪問したため、レストランは閉まっていました。

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地下鉄駅からは歩きます。
バスに乗っていくとよいですが、
いまチケットを買おうとするとwebサイトでは
18ユーロするみたいですので、
現代美術のファンでもなければ、お勧めはしにくいですね。

ホームページで企画展の情報を確認してから行くとよいでしょう。

MAXXI(イタリア国立21世紀美術館)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
イタリア国立21世紀美術館(MAXXI、マクシィ)をご紹介します。
MAXXIの日本語ページ
http://www.maxxi.art/en/other-languages/?language=jp

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現代美術と建築の美術館です。
デザインや演劇などの企画展も開かれれているようです。

行き方は、ローマの地下鉄Flaminio駅から
トラム2番線Mancini行きに乗り、
4駅先のApollodoro駅から4分くらいの場所にあります。

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ザハ・ハディド設計の動きのある建築です。

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いくつもの展示スペースがあります。
国立ということもあり、思っていたよりも広かったです。
展示替え中の部屋もありました。

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4階(Level3、gallery5)ではザハ・ハディドの展覧会が開催されていました。
亡くなったザハ・ハディドの回顧展でしょうか。

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建築だけでなく、椅子などのデザインもありました。

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他のギャラリーでは現代美術の展示でした。

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下の写真は、受付と壁の奥にカフェを写しています。

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書店やレストランもあります。

入場料12ユーロ。月曜日休館です。

ローマには1000年以上の前の美術や、
ルネサンス期の美術を鑑賞できますが、
現代美術もご覧になりたい方はどうぞ!

システィーナ礼拝堂に心を打たれる

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
バチカン美術館とシスティーナ礼拝堂の紹介です。
とても素晴らしかったので、ぜひ立ち寄っていかれることをお勧めします。

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サン・ピエトロ大聖堂の隣にはあるものの、
バチカン美術館の入口は、サン・ピエトロ大聖堂をいったん出て、
城壁づたいに北へぐるっとまわったところにあります。

下の写真で、右に立派に大きく見える門は出口で、
左に小さく見える通用口が入口です。

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バチカン美術館(博物館)は10を超えるミュージアムの集まりを指しています。
展示品はたいへん多く、1日ですべてを見ることは困難です。
世界中から観光客も押し寄せていて混雑しています。

私はガイド付きツアーに参加しました。
写真は地図の間です。

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両脇のタペストリーの地図だけでなく、天井の装飾も豪華です。

ラファエロの間は、いくつかの部屋からなっていて、
そのうちの署名の間に、
ラファエロの「アテネの学堂」があります。

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中央いる二人は左がプラトン、右がアリストテレスだそうです。
ルネサンスを象徴する名画です。

ラファエロは自らを右端に小さく描いています。
黄色の服の人と、白い帽子をかぶった人との間に
顔を見せている美青年がラファエロです。

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バチカン美術館の一番の目玉はシスティーナ礼拝堂でしょう。

システィーナ礼拝堂では写真撮影ができません。
礼拝堂の祭壇の壁画はミケランジェロの「最後の審判」です。
冒頭の写真は、バチカン美術館で買った絵はがきです。
ごめんなさい。お許しを。
下の写真は礼拝堂近くの中庭にあった案内板の写真です。

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「最後の審判」は1536年から41年にかけて書いた大作です。
縦14メートル、横13メートルで世界最大の壁画だそうです。
フレスコ画です。

中央にキリストがいて、横にマリアがいます。
キリストが裁き、絵画の左側の死者は天国へ、
右側は地獄へ落ちていきます。

天井の中心部には、天地創造から始まる創世記が描かれています。
こちらもミケランジェロの作品です。
最後の審判よりも先、1508年から12年にかけて描かれました。
絵は下の画像よりリンク先が綺麗です。
http://www.museivaticani.va/content/museivaticani/en/collezioni/musei/cappella-sistina/volta.html

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写真の画像の
下側が祭壇(「最後の審判」がある)側、上側が入口側です。
(リンク先では右が祭壇側です)

真ん中の9区画の絵は、
一番下の「光と闇の分離」から始まり、上へ進んでいきます。
4つ目には「アダムの創造」、
9つ目(一番上)には「ノアの泥酔」が描かれています。

最後の審判や天井画、その他の絵画もずっと見ていました。
厳粛な空間で20分くらいでしょうか。
礼拝堂ですから静かです。
時空を超え、死生観を含む、壮大な世界が描かれています。

さまざまな芸術作品を見ましたが、
システィーナ礼拝堂は、今までで最も心を打たれたかもしれません。
構図や色づかい、鋭さ、圧倒されました。

絵画館(ピナコテーカ)にも、すてきな作品がたくさんありました。

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バチカンの他の美術館、博物館にもたくさんの見どころがあります。
500年位前の世界や文化を感じられます。