Design Case Studies 中小企業はデザインでもっと輝ける!

こんにちは。中小企業診断士の山口達也です。
東京都中小企業振興公社の
デザイン支援事業の成果事例集をご紹介します。

「Design Case Studies 中小企業はデザインでもっと輝ける!」
と題して冊子にまとめています。

designcasestudies00.jpg

webサイトでも公開しています。
http://www.tokyo-kosha.or.jp/support/shien/design/jirei.html

現在募集中のデザインコラボマッチングに参加した
中小企業の事例などが載っています。

デザインコラボマッチングは
中小企業とデザイナーとのマッチング商談会で
公社が年2回実施しています。参加は無料です。

東京都内の中小企業であれば活用をお勧めします。

ただ、本気でデザインを依頼するつもりでなければ、
商談になりませんので注意してください。

事例集には、良いことがいっぱい書いてあるのですが、
デザイナーに頼めばバラ色というわけでもありません。

デザイナーとの商品開発に挑んだ
中小企業の生の声も掲載されています。

「形としては最高のものができました。」
しかし、展示会での評判は
「残念ながら、まだ思ったほどの反響を得られていません。」

執筆者も「デザインが優れていても、
必ずしも売れるとは限らないのが
商品開発の難しいところだ。」と記しています。

また、「デザイナーからの提案に対して、
自分ではよくわからないまま同意して、
完成してから『あれ?自分のコンセプトと違うぞ』
と後悔することが過去にはありました。」

「自分が納得できないことには『ノー』と言うこと」
を教訓にしている企業もあります。

デザイナーと仕事を進めようとしている
中小企業はぜひ読んでほしいです。

学べる教訓がたくさんあります。

ブルーボトルコーヒーはデザインのインパクトも光る

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
ブルーボトルコーヒーの記事の最終回です。

BLUE BOTTLE COFFEE(ブルーボトルコーヒー)」の
人気の背景には、広報だけでなく、
デザインの良さがあると思います。

商標登録5542190.jpg
商標登録第5542190号

ブルーボトルコーヒーのロゴは水色です。

初めて見た時に、私は正直、
水色の瓶のコーヒーは美味しそうに見えませんでした。

あの水色のみの色づかいは、常識破りに思えるのですが、
競合他社とイメージカラーが重なりにくくなっています。

また、コーヒーや紙袋、木材は茶色に近いですが、
水色と茶色は色相環において反対側に位置する補色関係です。

対比が強く効いています。

(参考)色相環について、コニカミノルタのwebサイトです。
http://www.konicaminolta.jp/instruments/knowledge/color/part1/09.html

気持ちの調和があまりにも強く乱されて、
味を確かめたくなる効果をもたらしているかもしれません。

例えば、水色のパッケージの
レトルトカレーがあったら気持ちが乱されますよね。

bbcoffee04.jpg

アクセントは意識されていて、
ロゴをワンポイントで配置しています。

一度見たら忘れられないような強さがあります。

ワッフルを包んでいるのはコーヒーフィルターです。

bbcoffee05.jpg

環境配慮や、装飾をあまりしない素朴さも
意識したデザインになっています。

ただ、ブルーボトルコーヒーのデザインは
本格コーヒーには見えにいくいところもあるので、
全体のデザインをうまくまとめる技術が求められます。

この斬新さやゆるさのあるデザインが
若い人に受けていると思われます。

店員は若い人が多く、接客はとても丁寧でした。

行列ができている店で、
とても忙しいのに素晴らしいです。

先週もお話しましたが客層は、
コーヒー好きのような中年客もいましたが、
若い方の方が多かったです。

行列ができる人気は、デザインや新しさに
惹きつけられている顧客がもたらしているのでしょう。

いずれ異常な混雑は解消され、
長期的には、コーヒー通の再来店客を
どこまでつかめるかがポイントになるでしょう。

マツダのロードスターが2016年ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー受賞

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日から新年度です。横浜の桜ももうすぐ満開になりそうです。

マツダのスポーツカー「ロードスター」が、
ワールド・カー・アワーズが主催する
2016年「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」と
「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」を
ダブル受賞しました。

ロードスター01.jpg

ワールド・カー・アワーズのwebサイト
および2016年の表彰結果(日本語版)
http://www.wcoty.com/web/
http://www.wcoty.com/web/japan/2016_Winners_jp.pdf

マツダのニュースリリースによると、
「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」は
日本車として初めて受賞しました。
http://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2016/201603/160325a.html

さらに、「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」との
ダブル受賞は同賞創設以来初めてだそうです。

2015-2016「日本カー・オブ・ザ・イヤー」
2015年グッドデザイン・ベスト100、も
受賞しています。

上の写真はGOOD DESIGN EXHIBITION 2015の展示時の写真です。
老若男女問わず注目を集めていました。
トヨタのミライと並んでいました。

数値よりも感性を重視し、
「誰もが一瞬で心ときめくデザイン」や
「誰もが夢中になるドライビング体験」、
「誰もが開放的でリフレッシュできる気持ちよさ」を
追い求めたようです。

軽量化や安全性を大切にしながら、
運転をする喜びを与える車づくりが評価されました。

小さいスポーツカーとしての価格や
バランスなども考慮されたと思います。

デザインは野性的なのに洗練されていて
赤い車体は色気も感じられます。

日本の自動車メーカーが、
デザインで世界を制したことや、
デザインに優れた車がカー・オブ・ザ・イヤーに
選ばれたこと、は大きな価値がありますね。

運転してみたいですね。

さらに、自動運転の研究が進むなかで、
車に求められる価値も変わりつつあることを
示唆する受賞だったように思います。

自動運転が行われるようになるほど、
運転する楽しさを重視する人も増えるでしょう。

これから、操作性や適度な反応、爽快感など
運転による五感への刺激がますます重視されそうです。

なお、トヨタの「ミライ」も「ワールド・グリーン・カー」を受賞しました。
こちらもお見事です。

中小企業白書2015年版のデザイン、ブランドの活用企業事例

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

今日は、中小企業白書2015年版に掲載された
デザインやブランドに力を入れて飛躍している
中小企業をご紹介します。

白書2015.jpg

イノベーションや販路開拓に挑む企業の例として
従業員数1名、4名、15名、20名、50名の
中小企業が取り上げられています。

2015年版中小企業白書の174~178ページ、
第2部第1章第4節3「デザイン・ブランドの活用」の
事例2-1-15から事例2-1-18にかけて
掲載されています。

中小企業白書を購入しなくても、
中小企業庁のwebで閲覧可能です。
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H27/h27/index.html

それぞれの企業の努力は素晴らしいと思います。
海外にまで販路を広げています。

企業の規模は小さくても問題ないですが、
優れたデザイナーやプロデューサーと
組むことは大切ですね。

ブランドやデザインへの投資に使える
補助金も昔より増えていますので、
中小企業のチャンスは広がっています。

D&DEPARTMENT京都

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日はD&DEPARTMENT KYOTOのご紹介です。
http://www.d-department.com/jp/shop/kyoto/


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D&DEPARTMENTは「息の長いその土地らしいデザイン」の
発掘、紹介をしているお店です。11店舗あります。

5年前に当ブログでご紹介しています。

2010年08月09日:ロングライフデザインは企業の姿勢を問う
http://brand-design.seesaa.net/article/158748081.html

今日は昨年11月に開店した京都店です。

京都造形芸術大学が主体となって
佛光寺の境内に出店しています。

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フランチャイズによる出店です。

品揃えは東京とまったく同じではありません。
同じ商品もありますが、京都らしい商品も並んでいます。

企画展示スペースや食堂もありました。

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私は「ぶぶあられ」を買いました。
お茶漬けのあられです。

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「ぶぶづけ」ひとつとっても、
京都店のブログをご覧ください。この面白さです。
http://www.d-department.com/jp/shop/kyoto/blog/2015/02/post-4108.html

私の中では、あられは日頃はあまり意識していない
「脇役」でしたが、
香ばしくて、お茶でふやけるとおいしい逸品でした。

それぞれの地元にある「よい仕事」「よい商品」に
目を向け、掘り起こしているのが素晴らしいですね。

ここで買った京都土産は喜ばれました。

やわらかく時の流れを伝える祇王寺

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は祇王寺をご紹介します。

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祇王寺は京都の嵯峨にある小さなお寺です。
美しい庭を目当てに来る方が多いです。

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私は拝観時間が始まる朝9時に行きました。
朝の竹林や苔庭は清々しかったです。

雨が降っていたので、
苔は輝きを増していたように思います。

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苔庭に落ちた小枝や落ち葉などを
丁寧に拾っている清掃担当の女性に尋ねたところ、
毎朝掃除をしているそうです。

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毎日の手入れがこの庭を作っているのですね。

作庭は誰かわかりませんが、
竹林が外の世界の音を消し、苔が悠久の時間を感じさせます。

祇王寺は、平清盛という権力者から
愛されなくなってしまった祇王の
悲恋の尼寺として知られています。

もののあわれを感じる方もいらっしゃると思います。

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ただ、私は寂しさよりも自然の豊かさを感じました。

竹や苔がやわらかさを生み出し、
水琴窟や草庵を見ても、
お寺にしては寂しさを感じさせません。

落ち着いた豊かな自然の中で
仏道に励んだのかもしれないと思いました。

嵐山駅からは徒歩で30分くらいかかります。
嵯峨野の竹林と合わせて散歩するのもよいでしょう。

嵯峨野01.jpg

祇王寺のwebサイトは、
ITの新しい技術も盛り込まれています。
http://www.giouji.or.jp

webサイトの写真も美しく、面白いです。
webサイトのデザインも芸術的です。

クラウドソーシングの発注例

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
横浜は桜が満開です。新しい年度が始まりました。

さて今日は、クラウドソーシングの取引イメージを見ていきましょう。

クラウドソーシングのサイトには次のようなものがあります。
クラウドワークスhttp://crowdworks.jp
ランサーズhttp://www.lancers.jp

クラウドソーシングの業務依頼の仕方は、
「プロジェクト型」「コンペ型」「タスク型」
に分類されます。

プロジェクト型は、お互いに相談しながら仕事を進めるものや、
見積もりを取りたいものに向いている形式です。
webサイト制作や保守などの仕事があります。

コンペ型は、ロゴマークやキャッチコピーなどの依頼に
使われることが多いです。

提案を複数もらって、
その中から気に入ったものを採用する形式です。
製作期間や予算を明示して募集します。

タスク型は、特別な技術を必要としない作業を
多くの人に依頼します。アンケートのデータ入力など
1件当たりの発注価格は低いものが多いです。

どのタイプにせよ、ネットでのやり取りから始まりますので、
仕事に求められる成果や予算ははっきりさせておかないと、
手を挙げる受注者が誰もいない状況になりかねません。

クラウドソーシングのサイトも数十はあると見られ、
幅広い分野の業務を扱う総合型だけでなく、
例えばデザインといった業務分野を特化したサイトや、
プロジェクト型はなく、タスク型に特化したサイトなどもあります。

しばらくはサイト間での競争は激しいものとなりそうです。

ちなみに、クラウドソーシングサイトが受け取る手数料は、
サイトによってまちまちですが、概ね契約金額の10%程度
と思っておけばよいでしょう。

2014年版中小企業白書p.389、事例3-5-3には
発注企業の事例として次のような話が掲載されています。

クラウドソーシングの活用によって、
自社内では対応できない
データ移行の業務を外注できるようになり、
今まで受注できなかった業務も受注できるようになった。

ホームページの機能追加、会社ロゴや名刺の作成、
チラシやポスターのデザイン等も発注している。

クラウドソーシングのメリットとして、
費用を抑えられ、品質も満足できるものである、
デザインのコンペであれば多くの提案から
一番良いものを選べることを挙げています。

また、受注者は土日も働くことが多いため、
一般企業への外注に比べて納期が早い、としています。

p.390、事例3-5-4には
ホームページとチラシの制作を依頼した個人事業者の例、
p.391、事例3-5-5には
ロゴやラベルのデザインを依頼した農園の事例
がそれぞれ掲載されています。

こうした事例を参考にデザイナーへの依頼も
検討してはいかがでしょうか。

木造の大型商業施設「サウスウッド」

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

今日の話題は、横浜のセンター南駅に昨年10月に
オープンした商業施設「サウスウッド」です。

それほど大きな商業施設ではありません。

「グリーン・ネイバーフッド」というコンセプトを
掲げています。珍しいお店が多いわけでもなく、
駅前の地元の商店街に近いです。

この施設の特徴は建築にあります。

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木造での大規模建築は、建築基準法が定める耐火性を
クリアすることが難しかったのですが、
竹中工務店の「燃エンウッド」という技術で、
柱の外側に木材が露出した大規模建築が実現しました。

天井の梁も木で、いたるところに木が感じられる造りです。

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また、1階は外から通り抜ける大きな通路があり、
開放感があります。
アーケードの中にいるような気分です。

現在の商業施設の良さと地域密着、木材の良さが
日常的に人を吸い寄せる魅力を放っています。

ショッピングセンターとは異なる、
外の世界や自然とつながったサウスウッドのような
タイプの商業施設は、さまざまな街にできるかもしれません。

進化するランチパックデザイン

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日の話題は山崎製パンのランチパックです。

ご存じ、四辺を圧力で挟んで閉じたサンドイッチパンです。

食べてもパンの間から具材がこぼれない
食べやすいパンです。

ランチパックは意外と歴史が古く、
1984年に発売開始されたロングセラー商品です。

パン業界におけるデザインイノベーションです。

味以外にもデザインにビジネスチャンスが
あったことを見事に示しています。

コロンブスの卵のような商品ですが、
食べるシーンを広げています。

ランチパックにはさまざまな工夫があります。

ランチパックの袋はパンパンに膨らんでいます。
たまたま撮影場所が気圧の低い場所なのではありません。

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パンがとてもやわらかいので、
中身がつぶれにくくするために気体を充填しているのです。

最近では、通常のランチパックの真ん中にミシン目を入れた
「ペアランチパック」が発売されています。

ランチパック02.jpg

4つに分けて食べられます。

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人と分けることもでき、
さまざまな味も楽しめる利点はもちろん、

忙しい中、人目を盗んで(?)
1分ぐらいで食べるにはちょうど良いサイズです。

また、中の具材を充実させた
「1個入りランチパック」も発売されているようです。

新作やリニューアルを続けている点もよいですね。

コンビニなどに行っても数種類しか見かけないのですが、
どんどん商品が進化しながら入れ替わっています。

ランチパックは他の菓子パンよりも価格は少し高いですが、
売れ続ける大きな理由にデザインがあるのです。

歩く時間が楽しい蔦屋書店

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
散歩したくなる季節になってきました。

今日の話題は代官山の蔦屋(つたや)書店です。

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代官山の蔦屋書店は、
DAIKANYAMA T-SITE」という商業施設の中核店です。

カルチュア・コンビニエンス・クラブが作りました。
外観も特徴的で、柔らかさと緊張感が適度に組み合わさっています。

蔦屋書店は、ビンテージブック、雑誌、人文・文学、
アート、建築、クルマ、料理、旅行などの趣味系の書籍の
品揃えが豊富で、映画DVD、音楽、文具の販売もあります。

代官山蔦屋書店は、2011年12月に開店しましたが、
開店当初の人気だけでなく、ファンを拡大させています。

駅前にあるわけでもありません。
しかし、わざわざお客が訪れるお店になっています。

代官山蔦屋書店の他には、
カフェやペットグッズ店、カメラ店などがあります。

個性的なお店が多く、とても清々しい場所です。
歩くだけで気分がよくなる場所です。

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「DAIKANYAMA T-SITE」には、
店の個性や品揃えの良さもありますが、
最大の魅力はその空間にあると考えます。

品揃えだけでは、Amazonをはじめとしたネット通販に
勝つのは難しいでしょう。
ネットの世界では専門店を探すことも容易です。

蔦屋書店には、知的刺激、商品を見て回る楽しみを
与えてくれる品揃えや陳列があり、
コンシェルジュと呼ばれる知識豊富な店員がいます。

カフェもあり、長居を促す店のつくりです。

リアルの良さを見事に体現した店です。

カルチュア・コンビニエンス・クラブの増田社長は
日経ビジネスオンラインに掲載中のインタビューで、
蔦屋書店を作ったときエピソードを語っています。

私が印象に残った話のポイントのメモ書きを以下に記します。

要約・改変されていますので、原文が気になる方は
以下の日経ビジネスオンラインをご確認ください。

日経ビジネスオンライン
川島蓉子の「ダサい社長」が日本をつぶす!
カルチュア・コンビニエンス・クラブ代表取締役社長・増田宗昭さん

http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130830/252819/

・・・・・・・・・・
代官山蔦屋書店の設計図はいっさい見ていない。
完成してはじめて「ああ、こうなったのか」と感激した。

経営者がやるべきはコンセプトを考え抜いて
プロに伝える、共有することだ。

「かっこいい」を実際につくるのは、
デザイン部門の仕事で社長にできるわけがない。

建築家を選ぶのが最大の仕事だ。
選んだからには信頼し、途中で口を出さない。

場所、空間がブランドを創る。

ブランディングにおける店の役割は、
空間と時間を企業とお客様が共有できることにつきる。

ブランド体験を直接お客様に与えられる。

蔦屋書店のミッションは、
お金も時間もあって、若いころから遊んできた
今の50代、60代が求めているエンターテイメントを
提供するのにふさわしい
ブランドイメージづくりと品揃えである。

代官山T‐SITEには2階建てまでの建物しかない。
広い空を見せるためである。

旧山手通りから裏道に抜けていけるようにつくった道は、
看板も何もない。何もないから想像力をかき立てられる。

代官山蔦屋書店を訪れた人に、
歩く時間を楽しんでほしい、考えてほしいと思った。
・・・・・・・・・・

中小企業は、資金面で代官山蔦屋書店のような施設を
つくることは難しいです。

しかし、蔦屋書店の方向性は、
経営戦略を考える上でとても参考になる内容だと考えます。

大企業やネットとの差別化のあり方、
顧客との接点の持ち方、ブランド・デザインの作り方、
ヒントはたくさんあると思います。

セブンカフェのデザインを他山の石とする

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

今日の話題は、セブンイレブンのセルフ式の
ドリップコーヒー「SEVEN CAFE」(セブンカフェ)です。

写真は自宅近くのセブンイレブンにあるセブンカフェです。

セブンカフェ.jpg

セブンカフェは今年の1月から販売を開始し、
売上を順調に伸ばしているようです。

セブンイレブンジャパン2013年1月28日ニュースリリース
http://www.sej.co.jp/dbps_data/_material_/localhost/pdf/2011/2013012802.pdf

セブンカフェは客が自分でコーヒーを淹れるのですが、
コーヒーマシン(サーバー)のデザインが
話題になっています。

サーバーの使い方がわかりにくいので、
店員さんがPOPなどを独自に貼って努力しているのです。

全国のセブンカフェがどのような状況になっているかを
まとめたサイトです。
http://sevencafecoffeemakeradhocsignage.tumblr.com/

それを見た人の意見の一部が、
「NAVERまとめ」に載っています。
http://matome.naver.jp/odai/2137351572553391601

かなり手厳しい批判もありますが、鋭い意見もあります。

確かに、上質な雰囲気を醸し出しているサーバーです。

ボタンを押すと「豆を挽いています」と表示され、
淹れたて感が伝わりますし、
1分ぐらいで素早くできあがります。

しかし、プロデュースした佐藤可士和さんのコメントにある
狙いは実現できているでしょうか。
セブン-イレブンの店舗でコーヒーを淹れる瞬間から、
家や会社で飲む時までの毎日の時間が、豊かでホッと安らぐ
ひとときとなってほしいという願いが込められています。

私もひとつ買ってみましたが、残念ながら淹れる瞬間に
安らぐのではなく、操作はこれでよいのかストレスを感じました。

慣れていない人には、
利用方法がわかりにくいサーバーです。

セブンカフェ2.jpg

まず英語表記ばかりで説明が少なすぎます。

カップをどう買って、
アイスの場合はカップの上のラベルをいつ剥がすか、
わかりません。

サーバーの前で戸惑ってしまう人が多いです。

カップの置き方を間違えたり、
ボタンを押し間違えたりしそうです。

透明のカバーケースの開け方もわかりにくいです。

セブンカフェはレギュラーサイズが100円と、
低価格も魅力のひとつですが、
セルフサービスでないと苦しくなります。

店員が入れると、
人件費やオペレーションに跳ね返ってしまいます。
(コーヒーを入れるのに1分ぐらいかかります)

しかし、コーヒーの入れ間違いや、
お客様が店員を呼んで使い方の説明を受ける場合が多いと、
やはり利益は減ってしまいます。

これらを避けるために、全国の店舗で店員さんが
ラベルやPOPを独自に貼っているのです。

その手間とコストも小さくありませんし、
美しく貼られなかったサーバーでは、
プロデューサーの狙っていた上質感が出せているでしょうか。

上に載せた自宅近くのセブンカフェの写真では、
あまりベタベタと説明書きは貼られていませんが、

左上には「コーヒーの作り方が分からない場合は
お気軽に店員におたずね下さい♪」
と吹き出しのPOPがあります。

お客様や店員さんに負担をかけてしまっている
サーバーのデザインです。

ラベルやPOPは、全国のお客様と店員さんからの
「わかりにくい」という無言のメッセージと言えるでしょう。

わかりやすさ(ユーザビリティ)の点では、
むしろ店員さんのPOPの方がデザイン面で参考になります。

私たちはこの一件を教訓にしたいものです。

ちなみに、私はセブンイレブンも佐藤可士和さんも、
嫌いではありません。

イノベーターとして尊敬しており、
よく学ばせていただいています。

コーヒーの味もよかったです。

しかし最後にもう一点、
2013年5月24日のニュースリリースに意見を。
http://www.sej.co.jp/dbps_data/_material_/localhost/pdf/2011/2013052402_2.pdf

ロゴや写真などの解像度を上げた方がよいです。
ネットから貼り付けたのか、画像がボケています。

日本のトップ企業のリリースとして残念です。

2012年をデザインで振り返る

こんにちは。中小企業診断士の山口達也です。
デザインで2012年を振り返ります。

話題は3つです。

ひとつ目はホンダの「N BOX(エヌボックス)」と
N BOX+(エヌボックスプラス)」です。

「N BOX」は昨年12月に発売開始されたのですが、
ホンダのクルマづくりの原点でもある
「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」を具現化した
デザインで、軽自動車でここまで広いのかと驚かされました。

「マン・マキシマム/メカ・ミニマム」は、
人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小にという
ホンダのクルマづくりの基本思想です。

軽自動車のカテゴリーでギリギリまで
普通の自動車に近づけた感じです。

ファミリー層に人気で、今年4月から軽自動車販売台数の首位です。

使い勝手にとことんこだわった商品企画が
燃料タンクの位置や衝突安全性の向上など技術面の進歩を
促した商品です。とても日本らしいデザインです。

使い勝手にこだわるデザインから技術開発への流れは
中小企業にとっても参考にすべき流れだと思います。

ふたつ目は「JINS PC」です。

パソコンなどから発せられるブルーライトをカットする
いままでのメガネの視力矯正という役割を超えた商品です。

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画面を見る時間が増えた現代のニーズをとらえた商品です。

グーグルがメガネ型コンピュータを開発しているニュースが
今年ありましたが、眼が果たしている役割を考えると
新しいメガネデザインの可能性はまだありそうです。

最後は「LINE(ライン)」です。
スマートフォン向けの無料通話、無料メールアプリです。

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LINEはコミュニケーションツールですが、
オールアバウトの記事が分かりやすく伝えていると思います。
http://allabout.co.jp/gm/gc/397679/

無料という価格面での強みもあるのですが、
スタンプというイラストや、インターフェイスのデザイン、
使い勝手の良さなど総合的なデザインの強さが
このサービスの魅力でしょう。

ただ、アドレス帳のデータに関するセキュリティ面の問題は
かなり気になります。他者の重要な個人データですからね。

海外でも使われだしているそうですが、
セキュリティについて十分に理解されている方以外には
アドレス帳を送信させない仕組みが良いと思います。

そのあたりまで利用者への配慮が考えられていると
もっと素晴らしいデザインになりますね。

以上、今年のデザイン3点をご紹介しました。
デザインのヒントにしていただければ幸いです。

アーツ千代田3331

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日はアーツ千代田3331のご紹介です。

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東京都千代田区が一昨年に整備した芸術文化の拠点です。
もとは中学校だったものを改装しました。

団体への部屋貸しが中心ですが、その他、
ギャラリー、ショップ、カフェ、アートスクールに、
屋上菜園まである、いろいろなものがある施設です。

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都心で良質な施設がリーズナブルな価格で、
借りられるのは芸術文化を志す人にとってありがたいですね。

経済的に特に初めは厳しいですから、喜ばれると思います。
新しい人たちがどんどん入って活性化すると、
街ににぎわいをもたらします。

アートやデザイン分野では近年、東京の東側エリアでの
盛り上がりを感じます。

施設内にはレンタルスペース、会議室もあります。
デザイン経営研究会でも借りました。

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施設のタイムリーな情報は、ブログやfacebookで発信されています。
まめに情報発信しています。
http://blog.3331.jp/staff/
http://www.facebook.com/3331ArtsChiyoda

クリエイティブ産業の厚みを増していく取り組みに今後も期待です。

華と穏の表現技法事例

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

今日は金沢ひがし廓「志摩」と鈴木大拙館についてです。

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金沢ひがし廓「志摩」は、ひがし茶屋街にあるお茶屋で、
国の指定重要文化財になっています。

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お茶屋ですから遊ぶ場所としての華や粋があります。

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壁や襖も日常世界と違うことを感じさせます。

伝統芸能の美意識と合わせて、
ひとつひとつのデザインで学べる点は多いです。

鈴木大拙館は開館して1年の新しい施設です。
仏教哲学者の鈴木大拙の思想や足跡を伝える記念館です。

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MoMAも設計した谷口吉生さんの建築です。

建物の中は撮影しておりませんが、外からの眺めだけでも
静かに思索にふけることができるのではないでしょうか。

鈴木大拙館.jpg

明鏡止水を具現化したデザインで、すっと心が落ち着き、
風や光をより感じられる庭です。

建物内は明るさが押さえられていて、
落ち着いて展示を見られます。

単に現代的とかシンプルとは違う絶妙なデザインです。
自然や日本庭園に通じるところがあります。

華と穏の対照的な歴史建築と現代建築をご紹介しました。
背景となる思想や文化、その世界観の表現に
触発される方は少なくないでしょう。

渋谷ヒカリエは最先端の情報発信拠点になれるか

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
渋谷ヒカリエに行ってきました。

Hikarie.jpg

渋谷ヒカリエは渋谷駅に隣接する高層複合施設です。

高層階はオフィス、中層階にホールやミュージカル劇場、
低層階は商業施設となっています。

4月26日の開業直後やゴールデンウィークは
かなり混雑していましたが、いまはスムーズに入れます。

ヒカリエ.jpg

行ってみて、不動産開発として商業ベースで
うまくできていると感じました。

建物は地形や周りとの環境を考えて、うまく設計されています。

しかし、文化や情報発信拠点としては、
現時点ではヒカリエが最先端を走っている感じはしませんでした。

ヒカリエは、新たな文化を切り拓いてきた東急文化会館を
リニューアルした施設だ、という事前の触れ込みによる
私の期待が大きすぎたせいもあると思います。

また、ミュージカル劇場の東急シアターオーブをはじめ、
ギャラリーやホールがオープンするにつれて変わるかもしれません。

商業施設が中心の今は、中目黒から青山の地域に広がっている店や
施設が、渋谷駅前に出店してまとまった感じです。

広い地域を歩き回らずに買い物ができるのは利便性が高いですが、
Bunkamuraや表参道ヒルズ、六本木ヒルズや東京ミッドタウン
のような新しい風を感じるほどではなかったです。

ですから、高感度の消費者は引き続き青山などに行くでしょう。

しかし、地下2階のスイーツやベーカリー、2階のファッション雑貨、
1階ではなく地下1階にある化粧品売り場には、新しさを感じました。

おそらく、20代後半から30代の女性をコアターゲットにしていると
思われます。

平日昼間の実際の来場者層は女性が8割と圧倒的でしたが、
40代以上の女性の買い物客も多かったです。

よく考えれば、駅隣接の施設ですから賃料や人通りの関係で、
エッジが立ち過ぎるよりも万人受けする方がビジネスとしては
よいわけで、手堅い商業施設の選定だと思います。

現時点で新しさが際立っているのは、8階のクリエイティブスペース
8/」(「はち」と読むそうです。)です。

ヒカリエハチ.jpg

分断するような重たい内装のカラー(光を感じにくい)や、
名前にスラッシュをつけた点など、
やや余計にデザインされた印象を受けますが、

ギャラリーやミュージアム、ワークスペース、ショップ、カフェなど
があるフロアで、アート、デザインが多彩な刺激を与えあう
場になっていくことを期待しています。

8/に限らず、これからの中層階の展開に期待したいです。

8/のd47museumで行われていた「47都道府県のデザイン旅行」
については、再来週にまたレポートします。

小田急ロマンスカーVSEのデザイン

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
横浜はさわやかな晴天です。
箱根のつつじは見ごろを迎えています。遊びに行きたいですね。

ということで、今日の話題は小田急ロマンスカーVSEです。
http://www.odakyu.jp/romancecar/line_up/50000/

グッドデザイン賞や、香港のDesign for Asia Award、
ドイツのiF design award、といった権威ある賞を受けています。

ロマンスカーVSE(50000形)には先頭と最後尾に展望席があります。
写真を見ると先頭には運転士ではなくお客様がいます。

romancecar.jpg

展望席は人気で、予約も簡単ではないようです。

VSE.jpg

車内はオレンジ色で元気が出ますし、
シートのも座り心地が良かったです。

写真では伝わりにくいかもしれませんが、
座席は窓側に5度向いていて、外の景色が楽しみやすく
設計されています。

外に5度.jpg

車内にカフェもありますが、注文を取りに来てくれます。

車内カフェ.jpgオーガニックコーヒー.jpg

私はカフェでメキシコの有機栽培豆使用のプレミアムコーヒーを
注文したら席まで持ってきてくれました。サービスいいです。

特製グラスも熱いコーヒーが飲みやすく、香りも楽しめます。

重量があって、やや男性向けの印象ですが、いいデザインですね。

車内にはビール党も多かったですが、
コーヒーの味もおいしくお勧めですよ。

新宿から箱根は1時間30分ほどですが、
移動ではなく、旅を総合的にデザインできていると言えます。

また乗りたいです!

軽量メガネデザインフレームの先駆者「エアチタニウム」

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日の話題は眼鏡「エアチタニウム」です。

近年は軽い眼鏡に脚光があたっています。

流行や素材技術の進歩もあるでしょうが、
掛け心地が良い、疲れにくいなどの理由で、
これからも一定のニーズはあるテーマでしょう。

眼鏡市場のゼログラは重量が3.5g、
ジェイアイエヌのエアフレームは10gです。

私もいろいろな眼鏡をかけますが、このところリンドバーグの
エアチタニウムがお気に入りでよくかけています。

リンドバーグ.jpg

エアチタニウムの最軽量モデルは1.9gだそうです。

見た感じは強度がものすごく低そうに見えますが、
意外と丈夫で柔軟性もあります。

エアチタニウムはグッドデザイン大賞を1992年にとっています。
http://www.g-mark.org/award/detail.php?id=19202&type=one

他の国のデザイン賞もいろいろ受賞しています。
7、8年前に知りました。

私が掛けているのは同じシリーズですが
1992年版のものではなく、その後のモデルです。

エアチタニウム.jpg

針金みたいと言われることもあるのですが、
かなりの技術が詰まっています。

チタン素材と形状、塗装の美しさを活かしつつ、掛け心地も
素晴らしい逸品です。技術がデザインを支えているのです。

これからもどんどん進化していくことを期待しています。

2011年をデザインで振り返る(1)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
デザインで今年を振り返ります。

話題は四つです。
一つ目は東日本大震災によるデザインの変化です。

震災を受けて、
人々の暮らしが変わりました。
エネルギーに対する考え方が変わりました。
街づくりの考え方が変わりました。
ものづくりが変わりました。

生産効率の悪いデザインには逆風だったかもしれません。

しかし、人の暮らしを豊かにするデザインへの期待が
高まったのも事実でしょう。

人の暮らしを豊かにする、人の求めるものの優先順位が
変わったということです。

当然、デザインも変わらなくてはなりませんし、変わりました。

二つ目は、グッドデザイン大賞を受賞したホンダの
「カーナビゲーションシステムによる情報提供サービス」です。
http://www.g-mark.org/award/detail.html?id=38185
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011_traffic.html

震災を受けて、カーナビ装着者の通行実績マップを
無料で提供しました。

企業の本分は、人に、社会に喜ばれる商品・サービスを
生み出し続けることだと考えます。

無料で情報提供したことが評価されたのではなく、
企業の生み出す価値が評価されたのです。

データを更新し、提供し続けることは、
その企業にしかできない尊い行動として
称賛されるべきでしょう。

データを被災地支援に活かす着想や、そのデザイン、
震災翌日から始めたスピードにも感動しました。

義援金を出した企業も尊敬しますが、
企業が持っている能力を活かすことは、
もっと重要な社会貢献だと改めて感じました。

三つ目以降はまた明日に。

国際文具・紙製品展 2011

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
前回ご紹介したDESIGN TOKYOと同時開催された
国際文具・紙製品展のご紹介です。

国際文具・紙製品展の中にも
デザインステーショナリーワールドなどのコーナーをはじめ、
デザイン性の高い製品がたくさん展示されていました。

ステーショナリーワールド.jpg

日本文具大賞のコーナーもあり、デザイン部門のグランプリに
カモ井加工紙の「mt slim」が選ばれていました。

MTパンフレット.jpg

塗装などの現場で使われていたマスキングテープを
おしゃれにして個人向けに雑貨として販売したのが「mt」です。

展示ブースに行くと、さまざまな幅や柄テープがあり、
団扇に自由に貼れるコーナーがありました。

多くの女性が夢中になってデコレーションしていました。

私は2種類だけ貼って終わりにしましたが、
団扇いっぱいに30分以上は貼っている方がたくさんいました。

マスキングテープ.jpg

手芸の世界ですが、テープの種類が豊富ですので、
どのテープを使おうか迷いながら、楽しんでいるようでした。

ちぎりやすい、きれいにはがせる、文字を書ける、という
マスキングテープの特長に美しさ、楽しさが加わっています。

webサイトも素敵なデザインですのでご覧ください。
http://www.masking-tape.jp/main.php

隣の販促EXPOではシルキーアクトの落ちないファイル
サンプルをいただきました。

「mt」もそうですが、撮影禁止の展示会では
サンプルを持ち帰れると後に残っていいですね。

出展企業はできるだけ何かお客様に残るものを渡しましょう。
その時は商談できなくても、後で効くるかもしれません。

2k540 AKI-OKA ARTISAN

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は「2k540 AKI-OKA ARTISAN」を紹介します。

「2k540 AKI-OKA ARTISAN」は、
「にーけーごーよんまる あきおか あるちざん」と読みます。

2k540-01.jpg

秋葉原駅と御徒町駅の中間地点にある高架下の商業施設です。
東京駅から2k540m離れたところにあるため、この名前がつきました。
ARTISANはフランス語で職人を意味します。

2010年12月10日にオープンしました。

2k540-03.jpg
2k540-02.jpg
2k540-04.jpg

東京の東エリアに昔からあった工芸文化・産業をベースに、
現代のテイストを加えた商業施設にまとまっています。

かばんや帽子、アクセサリー、雑貨などを販売する店が多く、
工房とセットになっている店舗もあります。

アトリエショップ32店とカフェが数店あります。

他のお店や商業施設では買えない、面白い商品がたくさんあります。

従来の伝統工芸品、民芸品、手芸品の販売施設やみやげ物店とは
少し異なっていて、新しいデザインに挑戦している商品や、
独自ブランドの商品が多いのがこの施設の特徴です。

昔から培われてきた技術・技能が
新しい感性によって活かされている、という感じです。

東京の東エリアだけの商品ではなく、
例えば「日本百貨店」では日本中の逸品を取り扱っています。

nihonhyakkatten.jpg

人にプレゼントしても、自分で使ってもよい品物ばかりです。
価格はそれなりにしますが、それだけのクオリティの商品です。

知名度はまだ高くありませんが、
クリエイター、職人を身近に感じられる施設して、
これからどんどん注目されていくでしょう。