今日はロゴの意義、ロゴの効果をお話します。
ロゴの効果、メリットとして以下の点が挙げられるでしょう。
ロゴは、あるだけで一般的に人に格式がある企業という印象
をもたせることができます。
「この企業はしっかりしていて、
それなりの企業規模はあるのではないか」
というようなイメージを潜在的に与えられます。
中小企業にとって、営業面で意外と大きなメリットです。
ロゴをホームページの上に置くと、WEBサイトの
レイアウトデザインとしても美しく、また、トップページへの
リンクとして使えます。
ロゴのトップページリンクは、サイト内のページからトップページ
に戻るときに、よく使われています。
(サイト使用例)
「goo」 http://www.goo.ne.jp/
「biglobe」 http://www.biglobe.ne.jp/
ロゴから発せられるイメージ、理念、考えなどが、
社内の事業活動や、外部(顧客、取引先、地域・・)の方がもつ
自社へのイメージ形成に影響を与えます。
また、ロゴから経営に対する意志を
感じとってもらうこともできます。
ロゴマークには意味があることがほとんどです。
意味が企業の内外に、よく伝わる方が好ましいでしょう。
(ロゴの意味の例)
コニカミノルタ
http://konicaminolta.jp/about/corporate/symbol_logo.html
ニフティ
http://www.nifty.co.jp/service/logo.htm
イメージ形成には、さまざまな方法が採られますが、
ロゴタイプ、マーク、図形からの情報というのは、
文章などに比べて、はるかに伝わりやすいのです。
形の方が、短時間で、感覚的に、遠くから見ても伝わるのです。
人間の視覚に強く訴えることができます。
これは、道路にある交通標識などを思い出していただければ、
ご理解いただけるのではないでしょうか。
CI、VIについては、以前ご説明しましたが、
CI、VIを行うのにロゴの力は大きいです。
(参考)CI、VIの解説記事
ここまでロゴの効果についてお話しました。
結論です。
ロゴは、あるだけでも、
(特に中小企業にとっては)価値があります。
そして、ロゴから発せられるイメージが、
企業の内外に伝わっていくことを考えると、
やはり自社にふさわしい、
よく考えられたロゴマーク、ロゴタイプが欲しいところです。
だから「ロゴは安く作れればよい」のではないのです。
ブランド戦略、イメージ戦略として、
ロゴデザインに適切な投資をしましょう。
個々の企業において、
いくら投資すべきか、どう投資すべきかは、経営の専門家である
中小企業診断士に相談することをお勧めします。