タベルメ

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は軽い話を。「タベルメ」の紹介です。

「タベルメ」は落花生に文字を刻印したものです。
自分の好きなメッセージを入れることができます。

自分の名前・連絡先を刻印して名刺にもできます。
実際タベルメは「食べれる名刺」という宣伝文句を使っています。

株式会社ありがとうが発売しています。
Webサイトに商品写真があります。

会社の名前も変わっていますし、
商品もユニークですよね。

落花生のほかにも小豆や黒米などにも
刻印した商品があります。

明るい、楽しい気持ちになれる商品です。


タベルメもデザインと技術力の商品です。

デザインがこういう技術を磨かせたと言えますし、
技術がデザインを支えているとも言えます。

単なるアイデア商品だと片付けるのはもったいないです。
デザインにおいてアイデアがとても重要な要素です。

中小企業の経営者の皆さん、デザインで
あなたの会社の技術を活かす道を考えてみましょう。

感性価値創造イヤー

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は「感性価値創造イヤー」についてです。
ちょっと堅い話です。

実は今年は感性価値創造イヤー元年です。
ご存じでしたか?

感性価値創造イヤーとは、経済産業省が名づけたもので、
2008年度から3ヵ年が該当します。

感性価値創造イヤーは、昨年5月に発表された
「感性価値創造イニシアティブ」に基づくものです。


その感性価値創造イニシアティブは、

日本が人口減少、少子高齢化の状況下にあっても
経済・社会の活力ある発展を目指すために、

従来のものづくりの価値軸(性能、信頼性、価格)に加え、
「感性」を新たな価値軸(第四の価値軸)として着目し、

産業の競争力の強化と生活の向上のために
産学官が一体となり取り組んでいくべきものを
まとめたものです。


つまり政府が、これからの経済・社会の発展には、
性能、信頼性、価格に加えて「感性」が重要なので、
それを強化していきます、と言っているわけです。


この感性価値創造イニシアティブに基づいて、
今年度から感性価値創造の実現に向けた施策を
重点的にスタートさせたのが、
冒頭に申し上げた感性価値創造イヤーというわけです。


現時点では、具体的に次の3つに取り組んでいるようです。

「感性価値創造フェア」の開催
「感性価値創造バンク」の開設
「KANSEIカフェ」の開設

私が調べたところ、現状では、中小企業の皆様にとって
すぐ活かせる政策とは言いにくいのですが、

今後役に立つものが出てくれば、皆様にお伝えできるよう、
私はチェックして行きたいと思います。


Rin

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日はRinについてです。

Rinは、中小企業基盤整備機構が表参道で
運営している施設です。4月25日にオープンしました。

RinのWebサイトでは、次のように案内しています。

Rinは、中小企業地域資源活用促進プログラムにおける
地域発事業の全国展開や需要の拡大に向けた支援を
行うための、テスト・マーケティング施設として開設されました。

Rinでは、『都会の新しい暮らし』を提案することをコンセプトに、
日本の各地域発の洗練された商品の展示、生活シーンの提案、
食の体験等を通じて、日本各地の家具、雑貨、食品、
観光等の販売・PRを行っていきます。


先日、Rinを視察してきました。

1階は地域の職人の技と優れたデザインを兼ね備えた
商品の販売スペース、2階はカフェ、
3階は商談コーナー、イベントスペースになっています。

店内撮影禁止(!)だったので、外観のみの写真です。
ギャラリーの要素もあるからかもしれません。

Rin

Webサイトには、美しい商品写真がありますので、
ご興味がある方はそちらをご覧ください。


視察したのは1階のショップだけです。
平日の17時前に行ったのですが、お客さんがゼロ・・・。

商品は美しく見事なものばかりでした。
全国から文具、調理器具、インテリアなどの商品が
展示販売されています。

商品の説明書きもしっかりあります。
うんちくもブランドには大切な要素です。

私が想像していたよりも店は広かったです。
コンビニくらいの広さがあります。

価格は高めです。でもお店そのものは決して
敷居が高いということはありません。

表参道という好立地なので、
もっと来店客数が増えてほしいです。

中小機構には短期間で終わることなく
がんばってもらいたいですね。

「猿の選挙演説」CM中止

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日はイー・モバイル社のテレビCMの中止についてです。

放映を中止した携帯電話会社のイー・モバイルのテレビCMは
次のようなものです。

猿が選挙演説シーンのようなシチュエーションで、
新しい携帯電話を勧めるのものです。

ただ、そのシーンでは「Change」というカードを
多くの聴衆が持っており、
アメリカ大統領選挙に立候補予定のバラク・オバマ氏を
強く意識させるものでした。


そのため「黒人を猿に見立てている」「人種差別」
というような批判が視聴者から提起され、
放映を中止したということです。


この問題については、
特に外国人からの意見が多かったようです。


私はテレビ放送されていたそのCMを見たことがありますが、
その時は、そのような問題が潜んでいることに
私は気付きませんでした。

イー・モバイルは、報道によると
「人種差別の意図はなかった」とコメントしているようです。

しかし、やはり配慮不足であったと思います。

企業や作り手は
見る人に不快な思いをさせない広告づくりを
考えなくてはいけません。


人によって考え方や、事情や環境が異なるわけですから
受け取り方も異なります。

本意ではないメッセージが伝わることがないよう、
企業ブランドを守る観点でも、
多くの人のチェックが欠かせません。

あのCMが人種問題などを感じさせるということまで、
私も考えが至らなかったのですが、私の自戒も含め、
中小企業経営者、クリエイターの方は気をつけましょう。

目次(0081~0100)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は目次をお届けします。

今号でこのブログも記事が100本になりました。(祝)

始める時はネタ切れが心配だったのですが、
今になってみると、そんな心配は杞憂でした。

世の中は常に動き続けているのですから。

これからも続けていきます!


2008年4月2日~2008年7月7日分

記事ナンバーとタイトル


100 目次(0081~0100)
 
99 デザイン経営研究会創立総会
98 奥山清行さんから学ぶ-カンブリア宮殿より
97 音・におい・味も商標に?
96 バウハウス・デッサウ展


 94、95は、このブログのリニューアルについてです。

95 ブログをリデザイン2
94 ブログをリデザイン

93 バナー広告の効果
92 特許・商標料金値下げ
91 コカ・コーラ瓶の立体商標
90 21_21 DESIGN SIGHT 21世紀人
89 CIの目的と実施の背景


 87、88は、よいデザインとは何かを考察しています。

88 グッドデザイン賞の審査基準
87 よいデザインとは

86 IKEA訪問レポート


 84、85は、ドコモの戦略転換に触れています。

85 ドコモのブランド戦略
84 DoCoMoからdocomoへ

83 意匠制度120周年記念イベント
82 著作権の明示
81 デザイン経営研究会 メンバー募集

80 目次(0061~0080)


これからもよろしくお願いします。

デザイン経営研究会創立総会

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日はデザイン経営研究会の創立総会のご案内です。

この件は4月に一度お知らせしています。
4月7日の記事

このたび、デザイン経営研究会は
社団法人中小企業診断協会の東京支部中央支会に
正式に発足しました。

すでに準備会合は開催していますが、
記念すべき第1回の創立総会を7月16日(水)19時から
ホフ・クリエイト新宿(大久保駅近く)で開催します。


現時点でメンバーは5名ですが、
中小企業診断士以外のメンバーも参加できる会にしました。

研究会は私が代表幹事を務めます。

特にデザイナー、弁理士、企業経営者の方などで
デザインで経営を良くしたい方はウエルカムです。


デザイナー、弁理士、デザイン団体、行政、マスコミなど
とのネットワークもつくっていきたいと思っています。


研究会のビジョンを記します。

デザイン経営研究会は、デザインに関する研究や
会員相互の情報発信によるコンサルタント研鑽の場とし、
デザインを中小企業経営に活かすためのノウハウの蓄積、
ネットワークづくりによって、中小企業の発展に貢献する
コンサルタント集団を目指す。


一度見に来たい方は無料で参加できます。
参加ご希望の方は、私までご連絡ください。

詳しくは研究会のWebサイトをご覧ください。
http://design-keiei.seesaa.net/

よろしくお願いします。