JAPANブランドを目指そう

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

今日はJAPANブランド育成支援事業についてです。

JAPANブランド育成支援事業では、
地域の伝統的な技術や素材などの資源を活かした製品等の
価値・魅力を高め、「日本」を表現しつつ世界に通用する
製品等を作ることを支援しています。

中小企業庁が平成16年度から商工会議所や商工会を通じて、
各地の伝統的な技術や特産品のブランド化をを支援しています。

具体的な支援として、戦略策定支援や
ブランド確立支援(ブランド・デザイン開発、展示会出展などの
販路開拓支援)が行われています。

平成18年度から3年続けてブランド確立支援を受けられるようになり、
20年度からは、ブランド確立支援を受けたプロジェクトを対象に
産地間の連携や海外拠点での情報発信などを支援する
先進的ブランド展開支援も行われています。

平成20年度は59件が支援を受けています。

内訳は、「戦略策定支援事業」9件、
「ブランド確立支援事業」33件(1年目12件、3年目15件、3年目6件)、
「先進的ブランド展開支援事業」17件です。

「JAPAN BRAND」は、匠の技、用の美(ようのび)に地域の志という
経営資源・文化を「進化」させる方向として、次の3点を掲げています。

現代の生活の中で、実用性と美しさを兼ね備えた新鮮さを発揮していくこと

国内外の市場で通用するよう、商品やサービス、そして事業の魅力を高めること

商品やサービスの実現に向けた事業活動において、一貫性と継続性をもって「地域の中小企業ならではの価値」を形にしていくこと

JAPANブランド育成支援事業は、商工会議所、商工会が
プロジェクトの主体となって支援を受けるため、

中小企業は1社で支援を受けることはできませんが、
上記の「進化」させる方向は、
個々の中小企業のブランディングでも参考になると思います。

地域資源や匠の技を活かしたブランドづくりは
経営だけでなく、文化的にも素晴らしいですよね。

参考サイト
JAPAN BRAND
http://www.japanbrand.net/