木の伝統工芸を学ぶ

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は神奈川県産業技術センター工芸技術所をご紹介します。

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小田原漆器や箱根寄木細工をはじめとする木工製品の
技術支援やデザイン支援などを主に行っています。

1階には、さまざまな工芸品・作品が並べられています。

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昨年秋に神奈川産業振興センターが主催している
かながわコンソーシアム事業の一環で、見学会として伺いました。
そのため、加工現場も見ることができました。

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金属加工の現場では、油のにおいがしますが、
木工の現場は雰囲気が違います。図工の時間を思い出しました。

伝統工芸としての歴史があり、製品の風合いも見事ですが、
木ならではの湿度などの管理も大切になるのでしょうね。

工芸品にはデザインが活躍できる大きな可能性を感じています。

消費者が、普通の生活の中で欲しくなる
工芸品を作っていく必要があります。

デザイナーのみなさんも、材質としてプラスチックではなく、
木という選択肢も考えてみてはどうでしょうか?

そんな相談をしたい時に、工芸技術所が役立つはずです。