おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
新型インフルエンザが広まっています。警戒が必要です。
さて、デザイン力NO.1企業はどこでしょうか。
財団法人日本産業デザイン振興会が実施した
第2回デザインに関する意識調査の結果に基づいてお伝えします。
調査期間は2008年4月10日~4月15日で、
gooリサーチによるインターネットアンケートで行われました。
回答者属性は男49.9%、女50.1%で、
年齢別にみると、男女とも10代から40代までそれぞれ約10%、
50代以上10%という構成です。
消費者モニター1,060人の答えは次の通りでした。
1位 ソニー
2位 アップル(アップルコンピュータ)
3位 トヨタ自動車
4位 シャープ
5位 松下電器産業(ナショナル・パナソニック)
(以下、省略)
調査設問:「デザインの力」がとてもあると思う「企業名」を
3つまであげてください。また、その企業を選ばれた理由を、
具体的な「商品名」などをあげて教えてください。
(1つ目は必須回答、2つ目、3つ目は任意回答)
ソニーが首位でアップル、トヨタと続きます。
今回上位に挙げられた企業はメーカーが多く、
デザインの力を考えたときに、
その製品(プロダクト)の影響は大きいのでしょう。
デザイン力のある企業として挙げた理由の文章をみると、
「シンプル」「斬新・独特・ユニーク」
というキーワードが多くなっています。
消費者はこれらの要素でデザイン力を認識しているのです。
これは中小企業が消費者へ訴求していく時にも
押さえておきたいポイントです。
また、2008年の秋から冬にかけて実施された
企業の部長クラス以上だけを回答者として絞り込んだ調査や、
20代前半の女性だけにアンケートを行った結果も公表されています。
これらもあわせて読むと、さらに楽しめると思います。
正式な結果は日本産業デザイン振興会のWebサイトをご覧ください。
http://www.jidpo.or.jp/activity/research/