今日はグッドデザインエキスポ2009の訪問レポートです。

グッドデザインエキスポ2009は、
日本産業デザイン振興会が主催するグッドデザイン賞
2次審査会の会場を展示会として公開するイベントです。
8月28日から30日までの3日間、東京ビッグサイトで開催されました。
http://www.g-mark.org/expo/2009/

土曜の夕方から夜にかけて会場にいましたが盛況でした。
3日間を通して4万人の来場があるそうです。
近年と比べて、全体的に少し地味になった感じがします。
展示としては落ち着いた印象です。
日用品から住宅、web、まちづくりまで
幅広い分野のデザイン2000点以上が展示されています。
私が注目したデザインは、
新設されたフロンティアデザイン賞の候補であった
TO-GENKYOの腐る食品表示です。
写真右下に注目してください。

砂時計のラベルが食品が発するアンモニアに
反応して青くなる仕組みです。
ラベルが完全に青くなると、
バーコードが読み取れなってしまう点が面白いです。
少し青くなってきたら、値下げ販売することになるのでしょう。

食品偽装に対して、技術と組んで人に寄り添うデザインを見ました。
気持ちがよいデザインですね。
次回はグッドデザインエキスポ2009で
私が最も感心した「eneloop lamp」をご紹介します。