こんにちは。中小企業診断士の山口達也です。
8月28日にグッドデザインエキスポ2010に行ってきました。
http://www.g-mark.org/expo/2010/
東京ビッグサイトで例年通り開催されました。
金曜日は夜だけ、日曜は日中だけの開催時間ですので、
土曜日28日だけが一日見ることができました。
会場は多くの人で賑わっていましたが、心なしか
昨年の方が少し多かったような気がします。
今日から数回に分けて、私がよいと思ったデザインを紹介します。
まず、ご紹介するのは三洋電機の「xacti」(ザクティ)。
http://jp.sanyo.com/xacti/
xactiのDMX-CA100は、水中でも使用できる
フルハイビジョンムービーカメラです。
買って使いこなしたわけではありませんが、以下、触った感想です。
女性が自然にしっかり握れる形状で、
ちょうど良い重さがあります。男性も使いやすいです。
他のカメラより長時間撮影しても楽だと思います。
DMX-CA100は、動画だけでなく写真も撮れるのですが、
親指でシャッターを切れるので、
手ぶれも物理的に軽減されるのではないでしょうか。
もちろん、ムービーも写真にも手ぶれ補正機能がついています。
次に、オムロンの「わきぴたセンサ」搭載の電子体温計です。
http://www.healthcare.omron.co.jp/corp/news2009/0819.html
わきから体温計がずれるとピーッと音が鳴って、
ランプでも教えてくれます。
写真は、親指でしっかり温度計を挟んでいます。
ランプは緑色で温度がどんどん上昇していきます。
ずれてしまうと赤いランプに変わり、音も鳴って知らせます。
感温部もフラットな形状で、ずれにくくなっています。
私は体温を測っている時に、
ちゃんと測れているか気になることがあります。
ですから人に安心感を与えるこうした商品は好きですね。
デザイナーは柴田文江さんです。いいですね。
今日は大企業の商品を紹介しましたが、
次回は中小企業のデザインをご紹介します。
横浜市のクリエイター支援を活用しよう
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
私が住んでいる横浜市と横浜市文化芸術振興財団では、
アーティストやクリエイター、NPOなど創造活動の担い手を
支援する「アーツコミッション・ヨコハマ」を
2007年から開設しています。
アーツコミッション・ヨコハマは、2009年から
馬車道のヨコハマ創造都市センターの中にあります。
ヨコハマ創造都市センターのwebサイトによれば、
この建物は、1929年に第一銀行の横浜支店として建てられた
古典主義様式の建築物を移築・復元したものだそうです。
「重厚なトスカーナ式オーダーの列柱を並べた半円形の
バルコニーが特徴の美しい建物です。」と紹介されています。
西洋文化漂う格調高い建物です。素敵ですね。
アーツコミッション・ヨコハマは、
会場探しやアーティスト紹介などの相談に応じています。
アートデータバンクというデータベースもあり、
登録されたアーティストをwebで見られます。
デザイナーや写真家なども登録されています。
企業・団体による創造的事業に対する助成金や、
クリエイター事務所開設の助成金などもあります。
(募集時期がありますので、注意してください。)
その他、セミナー開催もしています。
中小企業経営者がビジネス目的としてだけでなく、
一般の方が公演などの情報収集に訪れても良いと思います。
一度行かれてみてはいかがでしょうか。
Arts Commission Yokohama(アーツコミッション・ヨコハマ)
http://www.yaf.or.jp/artscommission/
私が住んでいる横浜市と横浜市文化芸術振興財団では、
アーティストやクリエイター、NPOなど創造活動の担い手を
支援する「アーツコミッション・ヨコハマ」を
2007年から開設しています。
アーツコミッション・ヨコハマは、2009年から
馬車道のヨコハマ創造都市センターの中にあります。
ヨコハマ創造都市センターのwebサイトによれば、
この建物は、1929年に第一銀行の横浜支店として建てられた
古典主義様式の建築物を移築・復元したものだそうです。
「重厚なトスカーナ式オーダーの列柱を並べた半円形の
バルコニーが特徴の美しい建物です。」と紹介されています。
西洋文化漂う格調高い建物です。素敵ですね。
アーツコミッション・ヨコハマは、
会場探しやアーティスト紹介などの相談に応じています。
アートデータバンクというデータベースもあり、
登録されたアーティストをwebで見られます。
デザイナーや写真家なども登録されています。
企業・団体による創造的事業に対する助成金や、
クリエイター事務所開設の助成金などもあります。
(募集時期がありますので、注意してください。)
その他、セミナー開催もしています。
中小企業経営者がビジネス目的としてだけでなく、
一般の方が公演などの情報収集に訪れても良いと思います。
一度行かれてみてはいかがでしょうか。
Arts Commission Yokohama(アーツコミッション・ヨコハマ)
http://www.yaf.or.jp/artscommission/
格調高いサントリーローヤルのボトルデザイン
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
昨日はあらためて戦争について思いを馳せた日でした。
今日はサントリーのウイスキー「ローヤル」の話題です。
先日、ある方からローヤルを頂戴しました。
私はウイスキーを飲みますが、普段はもっと安いウイスキーです。
ありがたく飲んでおります!
ローヤルのボトルデザインからは、
洋酒としての格調高さとオリジナリティが感じられます。
サントリー「ローヤル」のブランドサイトを見ると、
なんとボトルに関するページがありました。
http://www.suntory.co.jp/whisky/royal/royal.html
以下、サイトからの引用です。
40年の間にラベルは変わっていますが、
ボトルの形は変わっていないようです。
ローヤルは高級ウイスキーであり、贈答品としての人気もあります。
ローヤルは、サントリー初代マスターブレンダーの
鳥井信治郎が最後に作った集大成のウイスキーなのでしょう。
サントリーの思いがデザインに込められており、
それが顧客に伝わっています。
ボトルデザインがお酒を楽しむの悦びを増幅させているのです。
ローヤルブランドを力強く伝えています。
デザインとは何か、なぜそのデザインなのかを考えるうえで、
ローヤルは好事例のひとつと言えるでしょう。
昨日はあらためて戦争について思いを馳せた日でした。
今日はサントリーのウイスキー「ローヤル」の話題です。
先日、ある方からローヤルを頂戴しました。
私はウイスキーを飲みますが、普段はもっと安いウイスキーです。
ありがたく飲んでおります!
ローヤルのボトルデザインからは、
洋酒としての格調高さとオリジナリティが感じられます。
サントリー「ローヤル」のブランドサイトを見ると、
なんとボトルに関するページがありました。
http://www.suntory.co.jp/whisky/royal/royal.html
以下、サイトからの引用です。
ローヤルのあの独創的な、他のどんなウイスキーにも似ない瓶。
その形は、漢字の「酒」のつくりの部分、「酉」をかたどっています。
この文字は、十二支の十番目の「とり」にあたると同時に、酒の壺、酒器をも意味します。
また、微妙なカーブを描く栓は、山崎蒸溜所の奥にある神社の鳥居にちなんだものです。
40 年経った今も世界の人々に愛され続けているこのボトルデザインは、まさに鳥井信治郎の傑作ウイスキーにぴったりの意匠といえるでしょう。
40年の間にラベルは変わっていますが、
ボトルの形は変わっていないようです。
ローヤルは高級ウイスキーであり、贈答品としての人気もあります。
ローヤルは、サントリー初代マスターブレンダーの
鳥井信治郎が最後に作った集大成のウイスキーなのでしょう。
サントリーの思いがデザインに込められており、
それが顧客に伝わっています。
ボトルデザインがお酒を楽しむの悦びを増幅させているのです。
ローヤルブランドを力強く伝えています。
デザインとは何か、なぜそのデザインなのかを考えるうえで、
ローヤルは好事例のひとつと言えるでしょう。
ロングライフデザインは企業の姿勢を問う
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
お盆休みが近いので、今日は東京に来られる方や
贈り物をする方に合わせた話題です。
世田谷区にD&DEPARTMENT PROJECT東京店があります。
D&DEPARTMENTは普遍的なデザイン性を持つ商品を
取り扱うセレクトショップです。
品揃えは家具や生活雑貨が中心です。長期にわたって
支持されるロングライフデザインの商品があります。
現代は、新しいデザインが次々に生み出され、
そしてデザインがどんどん消費されていっています。
デザイン性を“売り”にしながら1年で
モデルチェンジし、廃番になっていく商品も見られます。
私は本当に優れたデザインだったのか、
疑問に思うことが多いです。
企業活動として、新商品を出す重要性も
理解しているつもりですが、使い捨てデザインには
やはり違和感を禁じえません。
ただ、ロングライフデザインは
単なるエコやシンプルとも違うと思います。
D&DEPARTMENTは本当に優れたデザインを求める店であり、
こうしたデザインへのまなざしが、作り手や買い手に
届くことで、日本のデザイン力が上がっていくと思います。
また、ロングライフデザインに積極的なのは中小企業です。
ロングライフデザインを応援したいです。
東京店1階にはカフェもあります。
一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
東京のほかにも全国に数店舗あるようですが、
ネットショッピングもできます。
D&DEPARTMENT(ディアンドデパートメント)
http://www.d-department.com/jp/
お盆休みが近いので、今日は東京に来られる方や
贈り物をする方に合わせた話題です。
世田谷区にD&DEPARTMENT PROJECT東京店があります。
D&DEPARTMENTは普遍的なデザイン性を持つ商品を
取り扱うセレクトショップです。
品揃えは家具や生活雑貨が中心です。長期にわたって
支持されるロングライフデザインの商品があります。
現代は、新しいデザインが次々に生み出され、
そしてデザインがどんどん消費されていっています。
デザイン性を“売り”にしながら1年で
モデルチェンジし、廃番になっていく商品も見られます。
私は本当に優れたデザインだったのか、
疑問に思うことが多いです。
企業活動として、新商品を出す重要性も
理解しているつもりですが、使い捨てデザインには
やはり違和感を禁じえません。
ただ、ロングライフデザインは
単なるエコやシンプルとも違うと思います。
D&DEPARTMENTは本当に優れたデザインを求める店であり、
こうしたデザインへのまなざしが、作り手や買い手に
届くことで、日本のデザイン力が上がっていくと思います。
また、ロングライフデザインに積極的なのは中小企業です。
ロングライフデザインを応援したいです。
東京店1階にはカフェもあります。
一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
東京のほかにも全国に数店舗あるようですが、
ネットショッピングもできます。
D&DEPARTMENT(ディアンドデパートメント)
http://www.d-department.com/jp/
経営者が語るデザイン経営のあり方
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は雑誌「日経デザイン」のご紹介です。8月号特集は
「経営者14人が語るデザインと経営、投資の本音」です。
たいへん興味深く読みました。
登場する経営者は全員、デザインを重視した経営を
行っていますが、その考え方はさまざまです。
自社に合ったデザイナーとの付き合い方、
デザイン投資のあり方を探っていった結果でしょう。
画一的な答えはありません。
私もそれぞれの企業における最適解を求めて、
経営コンサルティングを行っています。
企業の成長ステージや、デザイナーと関わった経験は
企業によって異なりますから、出す答えも異なるのです。
8月号には大手企業も中小企業も、メーカーも小売店も
飲食・サービス業も掲載されていますので、経営者は
自社に合ったデザイン経営のヒントがつかめるはずです。
「マーケットインではなく、プロダクトアウトをやっている」
と話す経営者が登場します。面白いですよ。
経営コンサルタントとしては、こうした記事が本当は
ビジネス全般を扱う雑誌にたくさん載ってほしいと思います。
中小企業経営者の声を紹介できるよう、私もがんばります!
今日は雑誌「日経デザイン」のご紹介です。8月号特集は
「経営者14人が語るデザインと経営、投資の本音」です。
たいへん興味深く読みました。
登場する経営者は全員、デザインを重視した経営を
行っていますが、その考え方はさまざまです。
自社に合ったデザイナーとの付き合い方、
デザイン投資のあり方を探っていった結果でしょう。
画一的な答えはありません。
私もそれぞれの企業における最適解を求めて、
経営コンサルティングを行っています。
企業の成長ステージや、デザイナーと関わった経験は
企業によって異なりますから、出す答えも異なるのです。
8月号には大手企業も中小企業も、メーカーも小売店も
飲食・サービス業も掲載されていますので、経営者は
自社に合ったデザイン経営のヒントがつかめるはずです。
「マーケットインではなく、プロダクトアウトをやっている」
と話す経営者が登場します。面白いですよ。
経営コンサルタントとしては、こうした記事が本当は
ビジネス全般を扱う雑誌にたくさん載ってほしいと思います。
中小企業経営者の声を紹介できるよう、私もがんばります!