おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
横須賀・三浦地域活性化プロジェクトチーム「LEAP」の
勉強会の講師を務めます。
テーマは「数値で知ろう!デザイン投資の効果と金額の目安」です。
日時:平成24年12月27日(木)19時から21時
場所:横須賀市産業交流プラザ
受講料:無料
経営者の間でも、経営戦略においてデザインが重要である
という認識は徐々に広まりつつあります。
しかし、デザインとどのように向き合うべきか、
いくら投資すべきかについては、まだあまり知られていません。
デザイン業界も数値を挙げて語ってこなかったきらいがあります。
本セミナーでは、中小企業の事例をもとに
デザイン投資の効果と金額をお伝えします。
デザインとの付き合い方を知って、経営判断に活かしましょう。
詳しくは以下のpdfファイルをご覧ください。
20121227LEAPチラシ.pdf
気楽に楽しめるセミナーですので、年の瀬ですがお越しください!
お申し込みは、横須賀市産業振興財団へ。
電話:046-828-1631
Tokyo Midtown Award 2012
こんばんは。中小企業診断士の山口達也です。
今日は「Tokyo Midtown Award 2012」についてです。
今年もデザインタッチの中で受賞作が展示されていました。
今年のテーマは、デザインコンペは「安心」、
アートコンペは「都市」でした。
応募はデザインコンペ1077件、アートコンペ241件と激戦です。
今年から知ったのですが、2010年のコンペから
コンペの応募要件に39歳以下が加わっていました。
デザインコンペのグランプリは「おまもりカイロ」です。
おまもりをぎゅっと握りしめて、受験に向かう学生が
思い浮かびますね。良いデザインです。
その他、準グランプリ「とんでいけばんそうこう」など、
面白い作品がありました。
中でも、私が良いと思ったのは、柴田文江賞をとった
「心安寺石庭」です。
らくがんを玉砂利に見立てた砂糖の上において、
庭を自由に作って楽しむお菓子です。
庭づくりの楽しさの一部を気軽に味わえる一品ですね。
アートコンペのグランプリは
「『中に入れてくれ』、と屋外は言った。」です。
建屋の中をのぞくと屋外の風景が見えます。
家の中に家があるような感じです。
何層にも重なる建物からなる都市構造と、
外側と内側のデザインの安心感を感じました。
私が面白いと思ったのは「Beautiful midnight」です。
この作品は、文房具シールを貼ってつくっています。
放射状に発せられた強い光がにじんで見える都市を
うまく表現できていると思います。
受賞作は東京ミッドタウンで25日まで無料で見られます。
上質なデザインやアートに気軽に触れられるお勧めのイベントです。
今日は「Tokyo Midtown Award 2012」についてです。
今年もデザインタッチの中で受賞作が展示されていました。
今年のテーマは、デザインコンペは「安心」、
アートコンペは「都市」でした。
応募はデザインコンペ1077件、アートコンペ241件と激戦です。
今年から知ったのですが、2010年のコンペから
コンペの応募要件に39歳以下が加わっていました。
デザインコンペのグランプリは「おまもりカイロ」です。
おまもりをぎゅっと握りしめて、受験に向かう学生が
思い浮かびますね。良いデザインです。
その他、準グランプリ「とんでいけばんそうこう」など、
面白い作品がありました。
中でも、私が良いと思ったのは、柴田文江賞をとった
「心安寺石庭」です。
らくがんを玉砂利に見立てた砂糖の上において、
庭を自由に作って楽しむお菓子です。
庭づくりの楽しさの一部を気軽に味わえる一品ですね。
アートコンペのグランプリは
「『中に入れてくれ』、と屋外は言った。」です。
建屋の中をのぞくと屋外の風景が見えます。
家の中に家があるような感じです。
何層にも重なる建物からなる都市構造と、
外側と内側のデザインの安心感を感じました。
私が面白いと思ったのは「Beautiful midnight」です。
この作品は、文房具シールを貼ってつくっています。
放射状に発せられた強い光がにじんで見える都市を
うまく表現できていると思います。
受賞作は東京ミッドタウンで25日まで無料で見られます。
上質なデザインやアートに気軽に触れられるお勧めのイベントです。
デザインタッチ2012
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日はデザインタッチのレポートです。
今年のテーマは「デザインとあそぶ」でした。
今年の目玉は高さ4mの巨大な木製ジャングルジムでした。
夜に行ったので直接触ることはできませんでしたが、
ライトアップされていました。
木製なので、質感が柔らかいのが特徴だったようです。
子供はたくさん遊んだのでしょうね。
その他、ワークショップ・セミナーもいくつも開催されました。
商業として面白かったのが、
イベント期間中限定のショッピングバッグです。
18店のバックを9人のデザイナーがデザインしました。
それぞれのお店で違うデザインです。
2000円以上お買い上げの方に配布していました。
コスト的にはかなり割高になりそうですが、
購買意欲は刺激できたでしょう。
「世界のデザイン賞いろいろ」は
グッドデザイン賞、iFデザイン賞、red dot design award、
International Design Excellence Awardの賞を取った商品が
展示されていました。
こちらの展示も、近くの店で販売している商品が
多かったことから、購買に結び付いたものも少なくないでしょう。
私の目にとまった無印のトイレットペーパー型消臭器は
ドイツのiFデザイン賞を受賞しているそうです。
目立たない形状で、芳香剤の匂いは残しながら、
嫌な臭いのみを消臭する無香料の消臭器です。
シーンになじんで臭いを消すという、
見た目だけでなく機能も意外と優れものです。
デザインタッチは、イベントの親しみやすさと
ビジネスのバランスが年々うまく取れてきたように思います。
東京ミッドタウンアワードのレポートは次週お伝えします。
今日はデザインタッチのレポートです。
今年のテーマは「デザインとあそぶ」でした。
今年の目玉は高さ4mの巨大な木製ジャングルジムでした。
夜に行ったので直接触ることはできませんでしたが、
ライトアップされていました。
木製なので、質感が柔らかいのが特徴だったようです。
子供はたくさん遊んだのでしょうね。
その他、ワークショップ・セミナーもいくつも開催されました。
商業として面白かったのが、
イベント期間中限定のショッピングバッグです。
18店のバックを9人のデザイナーがデザインしました。
それぞれのお店で違うデザインです。
2000円以上お買い上げの方に配布していました。
コスト的にはかなり割高になりそうですが、
購買意欲は刺激できたでしょう。
「世界のデザイン賞いろいろ」は
グッドデザイン賞、iFデザイン賞、red dot design award、
International Design Excellence Awardの賞を取った商品が
展示されていました。
こちらの展示も、近くの店で販売している商品が
多かったことから、購買に結び付いたものも少なくないでしょう。
私の目にとまった無印のトイレットペーパー型消臭器は
ドイツのiFデザイン賞を受賞しているそうです。
目立たない形状で、芳香剤の匂いは残しながら、
嫌な臭いのみを消臭する無香料の消臭器です。
シーンになじんで臭いを消すという、
見た目だけでなく機能も意外と優れものです。
デザインタッチは、イベントの親しみやすさと
ビジネスのバランスが年々うまく取れてきたように思います。
東京ミッドタウンアワードのレポートは次週お伝えします。
東京デザイナーズウィーク2012
おはようございます。中小企業企業診断士の山口達也です。
今年も東京デザイナーズウィークで神宮外苑に行ってきました。
この数年の変化を見ると、来場者の利便性が大きく上がっています。
建物内も撮影OKになりましたし、入場券も買いやすくなりました。
入場券の面白い各種割引制度などもありました。
デザインイベントは会場構成なども含めて、
独りよがりになってしまいがちなところがありますが、
東京デザイナーズウィークはかなり配慮が進んできました。
「HELLO DESIGN」をスローガンに、幅広い層に身近にデザインに
触れてもらうイベントの狙いが出ているのでしょう。
コンテナ展や学生作品展などの定番の展示に加えて、
今年は建築模型展が目を引きました。
熱心に見ている来場者も多かったです。
また、企業ではNTTdocomoの展示が圧巻でした。
1987年からの携帯電話の端末がずらっと並んでいました。
ただ並べているだけの展示と思われたかもしれませんが、
技術とデザインがどのように進化していくのかを俯瞰できます。
この変化は他の技術やデザインにもあてはまるものであり、
製品や顧客ニーズがどのように変わるものかを考えるのに、
大いに参考になる展示でした。
この展示のパンフレットもいただきました。保存ですね。
技術ロードマップやデザインの方向性など、
予測が必要な時に活用できる一級の資料となるでしょう。
ドコモは昨年もスマートフォンを使った印象的な
インスタレーションでしたが、今年も素晴らしかったです。
今年も東京デザイナーズウィークで神宮外苑に行ってきました。
この数年の変化を見ると、来場者の利便性が大きく上がっています。
建物内も撮影OKになりましたし、入場券も買いやすくなりました。
入場券の面白い各種割引制度などもありました。
デザインイベントは会場構成なども含めて、
独りよがりになってしまいがちなところがありますが、
東京デザイナーズウィークはかなり配慮が進んできました。
「HELLO DESIGN」をスローガンに、幅広い層に身近にデザインに
触れてもらうイベントの狙いが出ているのでしょう。
コンテナ展や学生作品展などの定番の展示に加えて、
今年は建築模型展が目を引きました。
熱心に見ている来場者も多かったです。
また、企業ではNTTdocomoの展示が圧巻でした。
1987年からの携帯電話の端末がずらっと並んでいました。
ただ並べているだけの展示と思われたかもしれませんが、
技術とデザインがどのように進化していくのかを俯瞰できます。
この変化は他の技術やデザインにもあてはまるものであり、
製品や顧客ニーズがどのように変わるものかを考えるのに、
大いに参考になる展示でした。
この展示のパンフレットもいただきました。保存ですね。
技術ロードマップやデザインの方向性など、
予測が必要な時に活用できる一級の資料となるでしょう。
ドコモは昨年もスマートフォンを使った印象的な
インスタレーションでしたが、今年も素晴らしかったです。
21_21 DESIGN SIGHT 田中一光とデザインの前後左右
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
21_21 DESIGN SIGHTで現在開催されている企画展
「田中一光とデザインの前後左右」に行ってきました。
田中一光さんが取り組んだデザイン分野の幅の広さや、
それを支えた教養と社会洞察、美意識を知ることができます。
来場者もひとつひとつをじっくり見ていて、
滞在時間が長くなる展示会です。
それだけ見入ってしまうのでしょう。
企業のアートディレクションも数多く手掛けており、
それらが企業に合った上質なデザインばかりなのはさすがです。
力強さやキレのあるデザインが多く圧倒されてしまいます。
その質の高さゆえに、田中一光さんのデザインの試行錯誤まで
詳しく見られると良かったとは思いますが、
簡単に語りきれるものではなく、欲を言い過ぎでしょう、
会場には珍しく、撮影可能な作品がひとつだけありました。
田中一光さんが色を選んだ、色紙「タント」と
「カッティングシート」を使ったインスタレーションです。
経営者が美的感覚を磨くにはもってこいのお勧めの展覧会です。
会期は1月20日まで。
21_21 DESIGN SIGHTで現在開催されている企画展
「田中一光とデザインの前後左右」に行ってきました。
田中一光さんが取り組んだデザイン分野の幅の広さや、
それを支えた教養と社会洞察、美意識を知ることができます。
来場者もひとつひとつをじっくり見ていて、
滞在時間が長くなる展示会です。
それだけ見入ってしまうのでしょう。
企業のアートディレクションも数多く手掛けており、
それらが企業に合った上質なデザインばかりなのはさすがです。
力強さやキレのあるデザインが多く圧倒されてしまいます。
その質の高さゆえに、田中一光さんのデザインの試行錯誤まで
詳しく見られると良かったとは思いますが、
簡単に語りきれるものではなく、欲を言い過ぎでしょう、
会場には珍しく、撮影可能な作品がひとつだけありました。
田中一光さんが色を選んだ、色紙「タント」と
「カッティングシート」を使ったインスタレーションです。
経営者が美的感覚を磨くにはもってこいのお勧めの展覧会です。
会期は1月20日まで。