修理やアフターサービスでブランド力を強化しよう

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
3月は暖かい日が続きますね。
16日には東京の桜が観測史上最も早く開花しました。

ブランドの強さを表すものにブランドロイヤリティがあります。

ロイヤリティは愛着や忠誠などと訳されます。
ブランドロイヤリティが高いとは、
ブランドに対する熱烈なファンが多いことを意味します。

顧客にブランドを愛してもらうには、
修理やアフターサービスに力を入れたいものです。

修理やアフターサービスをしっかり行うことは、
企業が顧客だけでなく、
その商品も愛していることを示します。

顧客も気に入った商品を使うことで、
愛着が増していきます。

例として、リーガルの靴の修理をご紹介します。
修理に力を入れている企業です。

私も数年履いて、すり減った靴底と
スベリ(かかとの内側)などを修理に出しました。

買ったお店で修理をお願いしたのですが、
とても気持ちよく対応していただき、
2週間あまりで戻ってきました。

REGAL.jpg

想像以上にピカピカになって帰ってきました。
新品を買うよりもずっと安く、とても満足しています。

ちなみに修理の価格例は以下のリンクをご参照ください。
http://www.regalshoes.jp/service/repair/regalrepair_price.pdf

大量生産・大量消費からの転換が言われて久しいですし、
販売して終わりではなく、
顧客との関係性マーケティングを重視する観点でも、
アフターサービスの重要性は高まっています。

建設機械のコマツのようにアフターサービスも
大きな収益の柱にしている企業もあります。

ブランディングとして、ビジネスモデルとして、
修理・アフターサービスへの積極的な取り組みを検討しましょう。