おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
スターバックスがコーヒー以外の分野を強化しています。
フラペチーノ(細かい氷の飲料)が好調で
スターバックスコーヒージャパンの業績も
過去最高になりそうです。
フラペチーノも夏に人気の飲料ですが、
今夏は「スターバックスリフレッシャーズ」という
飲料も発売されました。
同社のプレスリリース
「スターバックスリフレッシャーズ」は、
グリーンコーヒー(生豆)のカフェインと果実が入った飲料です。
ライムとオレンジの2種類があります。
写真はオレンジです。
夏季限定ということでしたが、今月も買えました。
なくなり次第、終了するのでしょう。
先週までは暑かったので、ちょうど良かったです。
たくさん売れている感じではなく、
店員さんもすこし不慣れそうでしたし、
店内で飲んでいる人も見かけませんでした。
さわやかな味と香りで元気も出ました。
来年も発売されたら、また飲みたいです。
このようにスターバックスは、売上や顧客の拡大にむけて、
コーヒー以外の分野を強化しています。
「スターバックス」ブランドをコーヒー以外の分野でも
使うことを「ブランド拡張」と言います。
店や店員、飲料を通じて人々にくつろぎ、安らぎを
提供する思いは変えずに、
ブランドの対象を拡大させています。
すべてを変えるのではなく、変えないポイントが
あることはブランド拡張の絶対条件です。
コーヒーとの結びつきは弱くなりますが、
新たな顧客開拓や商品ラインナップの拡大が
進みやすくなります。
その一環として、2011年からロゴも変えています。
商標登録4806987と商願2013―23186
左が旧のロゴ、右が新しいロゴです。
「STARBUCKS COFFEE」の文字がなくなり、
人魚だけになっています。
アメリカでもサンドイッチなどの食品分野を強化するそうです。
スターバックスのブランド拡張がどのような結果となるか、
スターバックスがどのようにブランドマネジメントを行うか、
今後も注目していきたいです。