西欧絵画を楽しめるナショナルギャラリー

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日はイギリスのナショナルギャラリーの紹介です。
ナショナルギャラリーの日本語ページ

英国美術館01.jpg

格調高い建物です。
13世紀~20世紀初期の西ヨーロッパの絵画が主に飾られています。

ボッティチェリ、ラファエロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、
ミケランジェロ、レンブラント、フェルメール、モネなど

有名な画家の作品がたくさんあります。

ナショナルギャラリーも入場無料です。
ただ、写真撮影はできなかったです。

どんな絵画があるかはハイライトページをご覧ください。

日本語のフロア案内は1ポンドで買えます。

英国美術館02.jpg

日本語のオーディオガイドもあります(4ポンド)。
充実していますね。

英国美術館03.jpg

レストラン、カフェやミュージアムショップも本格的です。

私が行った2月には、
ナショナルギャラリーのゴッホの「ひまわり」(右)と
オランダ・アムステルダムのゴッホ美術館から借りた「ひまわり」(左)
を二つ並べて見比べる特別展示が行われていました。

ゴッホひまわり.jpg

入場制限されていたので、行列にちょっと並んで見ました。

写真も撮れず、目に焼き付けて覚える鑑賞眼も
持っていないので、忘れないために絵葉書を買いました。
写真は絵葉書です。

展示室では作品の違いの解説が書かれていました。

X線みたいなものを当てて、
絵の具を重ねる前の下絵のプロセスの解析など、
面白い試みもありました。

英語と美術の両方がわからない私は、
私なりにじっくり見て楽しんできました。

イギリスの芸術収集への意欲と、
それを無料で広く見てもらう思想は、
文化、観光に大きなプラスになっていると感じます。

日本に比べて芸術への敷居が低いことを強く感じました。

ロンドン市民に人気のテートモダン(2)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
テートモダンの作品のご紹介です。

テートモダン09.jpg

夜のテートモダンです。
ミレニアムブリッジも青く光っていて、
現代的な雰囲気が漂っていました。

3階から5階までは展示室です。
特別展以外は無料です。常設展のご紹介をします。

テートモダン10.jpg

直島でもあったリ・ウーファンの作品です。
テートモダン11.jpg

クロード・モネもあります。
20世紀以降、およそ約100年間の作品が
Modernとして収蔵・展示されています。
テートモダン12.jpg

日本人もありました。
写真家の石内都の作品です。
テートモダン13.jpg

絵画・写真だけでなく、彫刻や立体作品もあります。
私には解説ができない下のような作品もありました。
テートモダン14.jpg

一人ずつ、覗いてみる作品もありました。
何が見えたかは、行った人だけのお楽しみにしておきます。
テートモダン15.jpg

他にもピカソもあり、風刺が効いた作品もありで、
常設展だけでもかなり楽しめました。

ロケーションがよく、作品も一流、入場無料で
堅い雰囲気ではないという、かなり秀逸な美術館です。
また行きたいです。

ロンドン市民に人気のテートモダン(1)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日はロンドンのテートモダンのご紹介です。

テートモダン01.jpg

もともとは発電所だった建物を改装して作った
現代アートの美術館です。

2000年に開館しました。
クレーンが写っています。増築しているようです。

建物内は大きな吹き抜けになっています。

テートモダン02.jpg

無機質で重厚感がある建物ですが、
各階はかしこまった雰囲気ではありません。

館内には気軽に遊びに来た感じの人も多いです。

テートモダン05.jpg
テートモダン03.jpg

テートモダンの入場料は無料です。
(寄付金箱はあります。できるだけ協力しましょう。)

館内の案内図は1ポンドです。

テートモダン04.jpg

最上階にあるレストランも、
それほど堅い雰囲気ではありません。

レストランの隣のカフェからテムズ川を望むと
セントポール大聖堂やシティの街がきれいに見えます。

テートモダン06.jpg

夕暮れのロンドンも美しかったです。

エスプレッソバーやミュージアムショップもあります。
ショップは結構広いです。

テートモダン07.jpg
テートモダン08.jpg

入場無料でこのロケーションですから、結構にぎわっています。
テートブリテンのような落ち着いた美術館とは違います。

芸術鑑賞と意気込まなくても、
テムズ川沿いを散歩していて、コーヒーを飲みたくなったから
ちょっと入ってみるような感じで、
市民が気軽に芸術に接することができる施設です。

次回はテートモダンの作品をご紹介します!

英国絵画を集めたテートブリテン

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日はロンドンのテートブリテンをご紹介します。

テートブリテン01.jpg

国立美術館ネットワーク「TATE」のひとつで、
約500年間のイギリスの美術品が収蔵・展示されています。

テートブリテン02.jpg

テートブリテンも入場無料。(特別展は有料)
館内地図は1ポンドで買えます。

テートブリテン03.jpg
テートブリテン04.jpg

webサイトにpdfで載っている館内地図と同じです。
http://www.tate.org.uk/download/file/fid/36415

全部見ようとすると3時間はかかると思います。
それくらい館内は広いです。

ターナーのコレクションが特徴のひとつです。
ターナーの穏やかな風景画が多いです。

個人の非営利目的ならフラッシュなしで
撮影ができるところもあります。

私も撮影すればよかったのですが、
テートモダンに行く船の時間があったので、
観賞のみで楽しみました。

webサイトにも写真が多く、見ると
テートブリテンの絵画の雰囲気は伝わると思います。
http://www.tate.org.uk/whats-on/tate-britain/display/tate-britain-displays

テートブリテンの前のテムズ川に
Millbankという停留所があります。

そこからTate Boatと呼ばれる船に乗って、
テートモダンの目の前のBanksideに行けるんです。

テートtotテート01.jpg

Tate Boatの案内はこちらのURLから。
http://www.tate.org.uk/visit/tate-boat
40分おきに出発します。
上のwebサイトに時刻表や料金も載っています。

船会社のURLです。
http://www.thamesclippers.com/

乗船料金は6.5ポンドでした。
乗船してから乗船券は買えます。
1dayトラベルカードを提示したら、4.3ポンドで買えました。

4月からはそれぞれ6.8ポンド、4.5ポンドに
値上がりしたみたいです。

テートブリテンとテートモダンを移動するには一番早いルートです。

わずか13分の船旅ですが、
テムズ川クルーズを楽しめます!

船からのテートモダンの写真です。

テートtoテート02.jpg
船のガラスかプラスチックが曇っていたので写真もボケています。

現代芸術を楽しめるテートモダンのレポートは次回に。

商工会・商工会議所も地域ブランドの主体になれるように

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日から8月ですね。

地域団体商標の制度が本日から改正されました。

地域団体商標は、地名と商品(サービス)の名称等からなる商標
について、一定の地理的な範囲で周知となった場合に、
商標登録を認めたものです。

「長崎カステラ」「関の刃物」「かっぱ橋道具街」の例があります。

ヨコハマ中華街.jpg

写真の「横浜中華街」も地域団体商標登録されています。

特許庁の「地域団体商標2013」によると、
地域団体商標は昨年9月までに551件の登録があります。

昨日までは、出願人になれるのが事業協同組合、
漁業協同組合、農業協同組合などに限られていました。

本日から商工会、商工会議所、NPO法人も出願できるようになりました。

B級グルメをはじめとして商工会などが推進している
ブランドも多いので登録数が増えそうです。

出願においては、事前の地域の事業者の意思統一、
費用の予算化、丁寧な書類準備が求められます。

書面で周知性があることを説明しなくてはいけません。

ここでの周知性とは、
隣接する都道府県に知られている程度を指します。

実際の審査では、以下のような点などを見て、
周知性があるかどうかを審査官が判断しているようです。

・過去3~5年程度の販売量、販売先の地域
・新聞・雑誌等への宣伝・広告活動、取材記事
・出願人やその構成員が商標を使用していることを示すパンフレットや伝票

通常の商標登録と違って準備は簡単ではありませんが、
地域ブランドには大きな武器になります。

ぜひチャレンジしましょう!