おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は韓国の国立中央博物館のご紹介です。
東京国立博物館の約2倍の広大な博物館です。
日本語対応も充実しています。
日本語版のwebサイトとパンフレットがあります。
http://www.museum.go.kr/site/main/index004
さらに受付には日本語を話せる職員もいましたし、
日本語での常設展の解説プログラムもあるようです。
旧石器時代から近世まで、
書画、彫刻、仏像、青磁、白磁の逸品が
展示されています。
韓国の文化財、芸術品だけでなく、
日本や中国、インドなど、
アジアの芸術品も展示されています。
夜に訪問したので来館者は少なかったのですが、
静かにゆったり見てきました。
フラッシュを使わなければ写真撮影は認められています。
展示の様子をご紹介します。
たくさんの青磁と白磁の作品がありました。
時代や陶芸家によって作風は異なりますが、
東アジア美術の研ぎ澄まされた感性を楽しめます。
次は新羅時代の金冠と金製の腰帯です。
5世紀の作品だそうです。
金の加工宝飾技術がここまで発達していたのですね。
展示の見せ方も良いのだと思いますが、
ツタンカーメンの黄金のマスクを彷彿とさせます。
王の権威の象徴です。
博物館の1階通路の突き当たりにある、
高麗時代の1348年につくられた「敬天寺十層石塔」。
石の塔は日本には少ないですし、
荘厳さもあってじっくり見てしまいました。
仏像などはまた次週にご紹介します。