芸術の殿堂にあるハンガラム美術館

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
ソウルの「芸術の殿堂」(Seoul Arts Center)
ハンガラム美術館をご紹介します。

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芸術の殿堂は、オペラハウスや音楽堂、ハンガラム美術館、
ハンガラムデザイン美術館、ソウル書芸博物館などを
備えた芸術複合施設です。

芸術の殿堂というネーミングは面白いですね。

敷地は広く、施設に入ると
ビタミンステーションと呼ばれるロビーが広がっています。
ここから各施設に行けます。

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ビタミンステーションにはレストランやカフェ、
次週ご紹介するハンガラムデザイン美術館の入場券売場
などがありました。

入って左側にあるハンガラム美術館の企画展を見てきました。
平日の昼間にもかかわらず来場者は多かったです。

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先週までご紹介してきた美術館と比べると、
一般的な美術館という感じを受けますが、
企画展は楽しく拝見しました。

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面白かったのは、デジカメではなぜか撮影禁止なのですが、
スマートフォンでは撮影可の作品が2箇所だけありました。

他の入場者に混じって撮影しました。

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原色が中心の抽象画です。
私には難しくて作品解説はできません・・。

入り口近くにはミュージアムショップもありました。

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芸術の殿堂は、フランス・パリのポンピドゥー・センター
のように複合施設に気軽に入れる良さがあります。

来週は隣にあるハンガラムデザイン美術館をご紹介します。

韓国国立現代美術館ソウル館

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
韓国の国立現代美術館ソウル館をご紹介します。

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National Museum of Modern and Contemporary Art Seoul
と掲げられています。
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国立現代美術館もwebサイト、パンフレットともに
しっかり日本語対応しています。
http://www.mmca.go.kr/jpn/
それほど観光客が多い施設ではありませんが、
多言語対応は素晴らしいですね。

景福宮(キョンボックン)の隣に2013年11月、開館しました。

展示棟や教育棟、デジタル情報室、ホールなどを備えています。
さまざまな展覧会やイベントが開かれています。

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現代アートを中心に観覧しました。
入場料は4000ウォンです。

写真が取れる場所もあったのでご紹介します。
作品解説は現代アートだけに難しくてできません。

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子供たちが多かったのは驚きでした。
日本の現代美術館では、あまり見られないと思います。

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マルチメディアにも対応する芸術施設で、
政府が力を入れていることを感じました。

カフェテリアやミュージアムショップもあります。

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韓国国立民俗博物館

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
韓国国立民俗博物館のご紹介です。

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昔の朝鮮半島の一般の人々の暮らし、
生活文化を知ることができます。

国宝のような美術作品も素晴らしいのですが、
外国人としては訪れた国の人々の生活に興味がありますね。

マーケティングやデザインを考える立場だからかもしれませんが、
一般庶民の暮らしは特に興味深いです。

国立民俗博物館は景福宮(キョンボックン)の敷地内にあります。

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場所もよいこともあって多くの方でにぎわっています。
遠足の小学生も多く来ています。

館内の写真撮影ができます。
日本語のオーディオガイドも借りられます(1000ウォン)。

下の写真は農民の暮らし、祭り、
キムチづくりの展示の様子です。

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にんにくや唐辛子は日本よりも豊富に手に入ったのでしょうね。

次の写真は、子供の誕生や結婚式、還暦?の
お祝いの様子です。

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医術に関する展示もありました。
写真は人のツボを示した人形のようです。

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入場無料で気軽に見て回れる博物館です。
小学生でも楽しめる雰囲気です。
知的好奇心のおもむくまま楽しむのがよいでしょう。

サムスン美術館「Leeum」

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
サムスン美術館「リウム」のご紹介です。

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http://leeum.samsungfoundation.org/html_jpn/global/main.asp
webも日本語対応しています。

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今回のソウル訪問で一番の驚きがサムスン美術館でした。

美術館の作品、建築、展示のどれも
私が事前に想像していたレベルをはるかに超える
素晴らしい美術館でした。

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常設展と企画展を合わせた入場料は14000ウォンです。

常設展は、韓国の古美術を展示しているMuseum1と、
韓国と世界の現代美術のMuseum2に建物が分かれています。

Museum1の古美術には、青磁、粉青沙器(ふんせいさき)、
白磁、書画、金属工芸、仏教美術が展示されています。

国宝も含む一級品が展示されています。

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Museum2の韓国と世界の現代美術も、
世界の先端を行く芸術家の作品が並んでいました。

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デジタルガイドもぜひ借りてください。
常設展と企画展の両方のチケットを買えば無料で借りられます。

日本語対応していますので、借りるときに言ってください。

リウムデジタルガイドは、
GalaxyNote2を展示観覧用端末機にしたものでした。
さすがサムスン。

webサイトにもガイドの紹介がありますのでご覧ください。
http://leeum.samsungfoundation.org/html_jpn/introduction/digitalguide.asp
今まで見たガイド機器の中で最高のガイドです。

作品画像の質の高さ、解説の深さ、日本語の自然さが
際立っており、軽くて高性能な機器です。

常設展と企画展のすべての作品の画像と解説が
収録されており、作品の前に歩いていくと
自動で解説を聞くことができます。

画像も高画質で拡大することができます。
ガイドに表示される文章と、
音声の解説の内容が違うのも驚きでした。

ほとんどのガイドでは同じなので
私は画面に表示される文章だけを読んで
音声を聞かないことが多いのです。

企画展は「三星児童教育文化センター」で展示されています。
こちらは写真撮影が一部許されていました。

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「KONEST」のwebページも良くできているのでご参照ください。
http://www.konest.com/contents/spot_mise_detail.html?id=1237

このwebページには観覧時間の目安が1時間と書いてあったので、
1時間ほどの予定で見に行ったのですが、
常設展がたいへん素晴らしく、
じっくり見る時間が取れずに後悔しています。

またソウルに訪問するときは、たっぷり時間を取って見たいです。