3月に開催される昭島市商工会の講習会で講演します。
テーマ:「上手な値上げが会社を救う! -顧客心理を踏まえた値決め術-」

日時:平成28年3月18日(金)19:00~21:00
場所:昭島市勤労商工市民センター2階
主催:昭島市商工会
参加費:無料
定員:30名
カリキュラム
1.儲かっていないのは値付けが安すぎるから?
2.値決めの3つのやり方
3.価格と顧客心理の関係
4.商品と価値と顧客を見直す
5.顧客タイプ別 抵抗を感じにくい値上げ手法
京セラ創業者の稲盛和夫氏は、
「経営において値決めは死命を決するほど重要」
と言います。
私は、企業努力を前提として、
お客様に受け入れられる価格で、
適正な利益を上げていくことは、
企業の成長、存続にあたり不可欠と考えます。
稲盛氏は、税引き前で最低10%の利益率を
あげなければいけない、と語ったことがあります。
もちろん業種によっては一概に言えませんが、
利益率10%は、新規事業や人材への投資、
不況への備えのために、
経営者が目指すべき数字と
考えていらっしゃるのではないでしょうか。
この数年、私は支援先企業の多くに
値上げを提案しています。
しかし、値上げを提案された社長の多くが驚きます。
値上げという発想がまったく頭にない社長が多いです。
その理由は次のようなものです。
値上げしたら売れなくなると思っている。
デフレが長く続いたので考えたことがなかった。
お客様に安く提供することが企業の使命と考えている。
気持ちはよく理解できますが、
上手な価格設定の仕方をぜひ知ってほしいです。
あなたの会社は、次のいずれにも当てはまる、
と胸を張っていえるでしょうか。
・少しの不景気がきても財務体質に心配はない
・次の5年、10年を見据えて新規事業や研究開発を進めている
・従業員に高い給与を払えている
・人材教育への投資はきちんと行っている
手元の資金がなくて、当てはまらないのだとすれば、
適正利益をきちんととる経営を
目指してほしいと思います。
とはいえ、単に値上げするだけでは
客離れにつながりかねません。
本セミナーでは、顧客心理を踏まえた
上手な値上げの進め方もお話しします。
価格のつけ方を
きちんと学べる機会は少ないものです。
材料費や仕入原価が上がる中、
下手な値上げで顧客を失わないために
ぜひお越しください。
詳細・お申込みは昭島市商工会のチラシpdfファイルをご覧ください。