ベルリンの絵画館

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
ベルリンの絵画館のご紹介です。

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絵画館はベルリンのポツダム広場から少し歩いたところにあります。
文化フォーラムという複合施設の中にあります。

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13世紀からのドイツ、オランダ、イタリア、
フランスなどの絵画が展示されています。

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カラヴァッジョの作品です。
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フェルメールの作品です。
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その他、ボッティチェッリ、レンブラントなどもあり、
なかなか豪華な美術館です。

来場者も多くなく、じっくり見られます。

近くには新ナショナルギャラリーがあります。
バウハウスの校長も務めた巨匠、
ミース・ファン・デル・ローエ設計の有名建築ですが、
現在は改修工事のための休館中です。

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ガラス張りの開放感と
鉄の屋根と柱が力強い建築です。

バウハウス・アーカイブ・ミュージアム

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
ベルリンのバウハウス・アーカイブ・ミュージアムをご紹介します。

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ヴァイマール、デッサウ、ベルリンと拠点を移した
バウハウスの資料館です。

内部は撮影禁止ですので写真をお見せできません。

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展示の様子は下のURLから少しうかがい知れます。
http://www.bauhaus.de/en/ausstellungen/sammlung/

決して広くはありませんが、
教育方針や授業の様子が伝わる資料、
校舎の模型、教授や生徒がデザインしたグッズなど、
さまざまな展示品があり充実しています。

パスポートを預けると
日本語のオーディオガイドを借りられます。

オーディオガイドもとてもよく、
ひとつひとつの解説が3,4分あるので、
丁寧に聞いていると2時間はかかってしまいます。

バウハウスの教育をよく理解するには、
デッサウよりも、こちらのアーカイブの方が
オーディオガイドが優れていると思います。

デッサウは建築物の実物を前に、ガイドも趣がありますが、
アーカイブではヴァイマールやベルリン時代も含めた
15年弱のバウハウスの教育全体を理解できます。
資料もこちらの方が豊富です。

小規模ですがカフェやミュージアムショップもあります。

ベルリンの中心部にありますので
デッサウと異なり気軽に行けます。

ここは火曜日定休ですのでご注意を。

マイスターハウス(2)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
マイスターハウスの紹介の続編です。

マイスターハウスもバウハウス校舎と一緒に
世界遺産に登録されています。

http://www.meisterhaeuser.de/de/Haus_Walter_Gropius.html

http://www.bauhaus-dessau.de/neue-meisterhauser.html

写真はモホリ・ナジとファイニンガーの家です。

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窓の形が独特です。どんな狙いでしょうか。
土足入れのような棚も壁づたいに広がっています。

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壁にも幾何学模様の装飾が実はあったりします。

右側のファイニンガーの家の扉を開けて入ると、
青い階段が2階へつながっています。

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生活感のただよう空間になっています。
展示もありました。

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ムッヘとシュレンマーの家です。

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こちらは理由がわかりませんでしたが、
私が訪れた時は内部の見学はできませんでした。

最後にカンディンスキーとクレーの家です。
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壁一面の大きな窓が印象的です。

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部屋によって赤やピンク、黄色、青など
壁がカラフルに塗り分けられていました。
やはりこれも実験なのでしょう。

ドイツやマイスターハウスについて
私が真っ先に思い描くイメージと異なりましたが、
面白かったです。

私は時間の関係で参加できませんでしたが、
マイスターハウスにもガイドツアーがあります。

火曜から金曜は12時30分と15時30分から、
土日には13時30分にもツアーが行われています。

一方、マイスターハウスには
日本語のオーディオガイドはありません。

ドイツ語の展示解説を読まなければ、
1時間程度でさっと4軒見ることも可能です。

マイスターハウス(1)

こんにちは。中小企業診断士の山口達也です。

今日はマイスターハウスのご紹介です。
デッサウのバウハウス校舎から歩いて数分の距離にあります。

http://www.meisterhaeuser.de/de/Haus_Walter_Gropius.html
http://www.bauhaus-dessau.de/neue-meisterhauser.html

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マイスターハウスは、
バウハウスの教授が住むために作られた家です。

初代校長のグロピウスが設計したとされます。

グロピウス、モホリ・ナジ、ファイニンガー、
ムッヘ、シュレンマー、カンディンスキー、クレー
が住みました。

新しい建築に挑む、実験的な家であったようです。

今日、ご紹介するのはグロピウスの家だけです。

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裏側からの写真です。
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グロピウスの家は1945年に空襲で壊されてしまったようです。
私が入ったのは復元された家のようです。

入ると受付があって入場券などを買えます。

コンクリートに何か塗っている壁のようです。
表面は白く塗られています。
単なるコンクリートより、少しだけ温かみがあります。

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かつての記録となる写真展示などもあります。

2階から吹き抜けを見ると、1階の受付の男性も写っています。

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残りのマイスターハウスは次週ご紹介します。

デッサウのバウハウス校舎(3)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
デッサウのバウハウス校舎のレポートの最終回です。

デッサウ・バウハウス財団がやっている
ガイドツアーに参加しました。

ガイドツアーは毎日11時と14時から行われています。
土日は12時と16時にもあります。

1時間超のガイドツアーはドイツ語で行われるので、
解説を理解するのは難しいです。

しかし、舞台・講堂やグロピウスの校長室など、
ガイドツアーに参加しないと見学できない部屋も
ありますので、参加をお勧めします。

私は日本語のオーディオガイドも聞きつつ、
参加しました。ガイドの方、ごめんなさい。

おそらくドイツ語がわからない他国の人の中にも
同じようにしている人がいました。

日本語のオーディオガイドは新しく、
充実した内容です。こちらもお勧めします。

講堂の椅子は、布張りのパイプ椅子ですが、
座面がたためるようになっていました。

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簡素ですが丈夫で機能的でした。

下の写真はガイドの方が、
ハンドルを回して窓を開閉しています。

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階段の踊り場に面している窓にも
右端に滑車と鎖が付いています。

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滑車をまわすと写真上部の窓が開閉します。

グロピウスの校長室は特に見学者の関心が高く、
説明が終わっても、参加者がみんな写真を
たくさん撮っていました。

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別の部屋では、WAGENFELD(ワーゲンフェルド)Lanpに
似た照明をじっくり見る人がいました。

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有名なワーゲンフェルドランプと似たこの照明も
ワーゲンフェルドのデザインなんでしょうか?

こんな具合で、ひとつひとつの建具や
調度品をみんながじっくり見て撮影しています。

言われてみればデザインのツアーに
あまり参加したことがなかったのですが、
参加するとこんな雰囲気になるのですね。

天井についている照明も軽やかで
あらゆるところに取り付けられる
実験的なデザインです。

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デッサウのバウハウス校舎のデザインは、
以下のURLにアクセスすると
美しい写真がたくさん見られます。
http://www.bauhaus-dessau.de/bilder-des-bauhauses.html

上のURLには
http://www.bauhaus-dessau.de/de/bauhaus-besuchen.html
から、たどっていけます。

次回はマイスターハウスのレポートです。