AIがロゴをデザインする「Logojoy」

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
このところAI(人工知能)の話題が目立ちます。
AIがデザインをする時代も近いと噂されています。

今日は「AIデザイナーがロゴをデザインする」
と話題の「Logojoy」をご紹介します。

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「Logojoy」はカナダのトロントにある企業です。

結論から申し上げると、
「学習する」「自ら考える」というような、
話題になっているAIのレベルには遠いです。

組み合わせのパターンから
ロゴの候補を大量に自動生成してくれる
ロゴジェネレーターです。

しかし、ロゴのデザインの質は
日本のロゴジェネレーターよりも良いです。

サイトを訪れて入力する項目は

・ロゴにする名前(社名、店名)
・好みのロゴデザイン(5つ選ぶ)
・好みの色

任意で、スローガンや、
マーク化するシンボルを英単語から入力して
デザインに反映させることもできます。

これらは、日本語入力ではダメだったので、
英語(アルファベット)入力してください。

入力が終わると、
あっという間にロゴの候補が提示されます。

気に入らなかったらボタンを押して、
次々と新しい候補を提示させることができます。

選んだデザインの微調整もできます。
選んだロゴは65ドルで買えます。

写真は私がお試しでつくったロゴの
プレビュー画面のスクリーンショットです。

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コンサルティング企業らしいシンボルもあります。

買わなかったのですが、
お手軽にロゴを作るには良いサービスと感じました。

競合企業にTAILOR BLANDSもあります。
こちらは49.99ドルです。

私が使用した感じや、デザインの良さは
Logojoyの方が上のような気がします。

以下のリンクも
Logojoyについてよくまとめていますので
ご興味がある方はご覧ください。

TechCrunch Japan
AIを活用してロゴデザインを行うLogojoy
http://jp.techcrunch.com/2016/12/02/20161201logojoy-makes-designers-unemployed/

経営理念やビジョン、企業文化から
ロゴを造形できるAIができたら
デザイナーも脅威に感じるでしょうが、
まだだいぶ先になると思います。

レジデンツ宮殿、自転車、ヴァイスヴルスト、ベルリンの壁

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
ドイツのレポートは最終回です。
訪問時に目に留まった話を4つします。

ミュンヘンのレジデンツ博物館
アンティークバリウムと呼ばれる
大きなホールは荘厳でした。

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かつて、この地を支配していた
ヴィッテルスバッハ家の宮殿です。

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16世紀ごろの話だそうですが、
王家の居城と役所だったそうです。

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宝物館もあり、豪華な装飾品をたくさん見られます。

次は自転車の話です。

自転車を多く見かけました。
自転車専用レーン(道)も多かったです。

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ベルリンは自転車が特に多く、
ベルリンからの中距離列車には、
たくさんの自転車を載せる人がいました。

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ミュンヘンからの特急列車にも
自転車を載せる人がいました。

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持ち上げて電車に運ぶためか、
電動アシスト付きは見かけず、
シマノの変速機がついた自転車をよく見ました。

料理で美味しかったのは、
ミュンヘン名物の白ソーセージ、
「ヴァイスヴルスト」です。

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仔牛肉にパセリや香辛料を混ぜたミンチを
包んでいるそうです。

お湯が入った器に入ってで出てきます。
写真の左側です。

ミュンヘンのドイツ料理店で
黒ビールとプレッツェルと一緒に。

ソーセージを皿の上で切って、
ジューサー・ゼンフという
甘いマスタードにつけて食べます。

ソーセージはやわらかく、
かんきつのような、さわやかな風味も感じられます。
とても美味しかったです。私は大好きです。

ベルリン名物の「カリーヴルスト」も美味しかったです。
切ったソーセージにカレー粉とケチャップがかかっています。

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最後にベルリンの壁です。
まだ一部残っています。

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私は、人が壁の上に立っているニュース映像の
イメージが強かったので意外と壁が薄く感じました。

知ったつもりでも、
行ってみてわかることがたくさんあります。

ヴィトラの家具がミュンヘン空港で体験できる

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日はミュンヘン空港でヴィトラのソファーを楽しめる話です。

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ヴィトラはスイスの家具メーカーです。

しかし、ドイツとも関係が深く、
ヴィトラ社が作った
「ヴィトラ・デザイン・ミュージアム」は
スイスとの国境近くの街、
ヴァイル・アム・ラインにあります。

今回のドイツ訪問では時間が足りず、
ヴィトラ・デザイン・ミュージアムへ
訪問できませんでしたが、
いつか行きたいと思っています。

そのヴィトラ社の家具が
ミュンヘン空港の一角に置いてあって、
出発までの間、無料で自由にくつろげます。

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気持ちよいためか、寝ている人もいました。

創造的なデザインの椅子がいろいろあって、
私もいろいろ試しました。

芸術性も魅力ですが、
座りごごちもさすがに良かったです。

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価格も相当高い製品だと思います。

場所はフロア5のL1ゲートの近くだったはずです。
出発便までに時間つぶしにぜひ!

世界一有名なビアホール「ホフブロイハウス」

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

ミュンヘンの有名なビアホールである
ホフブロイハウス」をご紹介します。

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ホフブロイハウスは1589年に醸造所として作られ、
その後、ビアホールも運営しています。

3階建ての3000人が入れる
巨大ビアホール、レストランです。

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店には観光客もいますが、
当然、地元の人も多いです。

とても混雑しています。相席となりますが、
空いた席にすぐに座らないとダメです。

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女性も1リットルビールを飲んでいます!

お酒に弱い私ですが、
小さいビールを注文するのは日本代表として(?)
気が引けたので1リットルビールを飲みました。

手の大きさから大ジョッキを想像してください。

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ソーセージとポテトが席にくるまで
時間がかかったので、
ビールはすでに半分飲んでいます。

手前はディスプレイサイズ4インチのiPhoneです。
奥のカゴはナイフとフォーク入れです。
ビールだけでなく、ソーセージや皿も大きいです。

ビールは最高に美味しかったですが、
かなり酔っ払って、ホテルに帰るのが苦しかったです。

1リットルビールは8.4ユーロ、
ソーセージとポテトは6.9ユーロでした。

ホフブロイハウスは
ミュンヘンの人気の観光地になっています。

音楽の生演奏もやっていました。
にぎわいがあって、酒場の雰囲気を楽しめました。

この形は日本でも取り入れられますよね。

例えば、歴史ある酒蔵が居酒屋を併設する、
日本料理店が調理場を見せる、
ということを外国人向けに情報発信したら、
観光名所になれる可能性が高いのではないでしょうか。

ただ、外国人向けにしすぎず、
普段の日本人の食事が見られるのも
旅行者に選ばれるポイントになると思います。

歴史あるお店ほど、
ブランドを活かすチャンスがありそうです。

ドイツ博物館(2)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
ドイツ博物館のレポート続編です。
ドイツ博物館はドイツの工業や科学を身近に学べます。

写真は、自転車をこいで発生する電気量を
見えるようにした展示です。

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子供が一生懸命こいで楽しんでいました。

ドイツにも原子力発電所はありましたが、
福島第一原子力発電所の事故をきっかけに
原発から再生エネルギーに一気に向かっています。

もともと風力発電などはあったと思いますが、
エネルギー関連の展示は多かったです。

関心が高いのかもしれません。

ミュンヘンからベルリンへの電車の車窓からも
風車をいくつも見かけました。

タイプライター、測量機器や、
昔の製紙工場を再現したミニチュア模型など
多くの展示がありました。

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強化ガラスのコーナーでは、
写真右下のボタンを押すと、
トンカチが振り下ろされるのですが、
ガラスが割れない展示をしていました。

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トンカチのあたる「カン」という
高い音が響きますが、ガラスはビクともしません。

子どもだけでなく私も押して楽しんでしまいました。

こうした科学や産業の歴史の実物を
博物館としてきちんとまとめるあたりはドイツらしいです。

産業や科学の発展の歴史をじっくり見ると、
未来を想像したり、
新しいビジネスヒントを得られたりするかもしれません。

それほど混んでいないので、
落ち着いて考えながら見ることができます。

一部改装工事をしていましたが、
広い館内は十分楽しめました。

小さい子供が遊べるコーナーもありました。

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ミュージアムショップもありました。

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お土産になりそうな商品もありましたが、
真面目な図鑑や学術書が多かったです。

ドイツ博物館(1)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
ミュンヘンのドイツ博物館をご紹介します。

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工業技術の博物館としては
世界最大の展示面積らしく広いです。

地下1階、地上7階建ての展示のすべてを
しっかり見たら一日かかります。

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ドイツ語のわからない私は
軽く見て回る感じで1時間半くらい見ました。
(英語の解説もあります)

大きな模型や体験型の展示もあります。

飛行機や気球、動力機関など迫力がありました。

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博物館なので、
最新のドイツ製品が並んでいるというよりは、
歴史的な工業や科学の進歩を感じ取れます。

旋盤、フライス盤、ボール盤など
アナログな工作機械もたくさんありました。

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NECや東芝、アップルのパソコンの
比較的新しい展示もありますが、
電気基板のような地味な展示もたくさんあります。

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スーパーファミコン、ゲームボーイのほかに
チェスのようなゲーム機もありました。

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チェスはどのように遊ぶのか見たかったです。
たくさん写真を撮ったので明日もレポートします。