おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
GOOD DESIGN EXHIBITION 2017のレポート続編です。
注目を集めていたのはテスラ「MODEL X」です。
1回の充電で500km以上走れる電気のSUV(E-SUV)です。
8台のカメラと12個の超音波センサーを搭載しています。
安全性を高め、自動運転に向かっている感じがします。
価格は1台1400万円以上です!
次は「Amazonダッシュボタン」です。
wifiにつなぎ、商品を登録して、
ボタンを押すと商品が配送される仕組みです。
日用品がなくなりそうになったら、
ボタンひとつで注文完了となる便利さです。
運送業者がパンクしている今は、
ためらいもありますが、仕組みはよくできています。
次は、全国防草ブロック工業会と石田鉄工と
防草研究会の
「防草ブロックとエレファンドレン」です。
草刈りの作業を大幅に減らす商品です。
なにもしなければ、コンクリートの目地から
雑草が自然に生えてきます。
この商品は植物の性質を生かして
雑草の成長を止めます。
根が斜めにくぼんだ切り欠け部に
伸びていくと、行き止まりにぶつかります。
そうすると、根が本来の方向とは
違う方向には伸びないので
成長が止まり、次第に枯れてしまうそうです。
かなり実験を繰り返したと思います。
これは革新的な製品ですね。
続いて、寺田電機製作所のコンセント
「UCWシリーズ」です。
グッドデザイン特別賞(ものづくり)を受賞しました。
使用しないときは存在感を小さくできる
壁用コンセントです。
美術館などでは喜ばれそうです。
90度回転するので、上下もしくは左右に
プラグを接続できます。
アースと鍵の有無を選べます。
鍵をかけると電気泥棒を防げます。
「うんこ漢字ドリル」もありました。
見事な商品だと思います。
やっぱり大人は子供のことをわかっていなかったのです。
グッドデザイン金賞に選ばれています。
「函館西部地区バル街」も受賞しました。
このバル街についてはまた次週。
GOOD DESIGN EXHIBITION 2017(1)
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
GOOD DESIGN EXHIBITION 2017のレポートです。
今年も多くの来場者がいました。
グッドデザイン・ベスト100から
私の目に留まったデザインをご紹介します。
今年のグッドデザイン大賞は
ヤマハのカジュアル管楽器 「Venova」です。
サクソフォン(サックス)のような管楽器で、
リコーダーと同じABS樹脂製です。
構造も簡単にして、演奏もしやすく、
気軽にサックスのような音色が出ます。
音色も良かったです。
新しい楽器を生み出したデザインは評価できます。
次にご紹介するのは、
ソニーの4K有機ELテレビ「ブラビア」A1シリーズです。
グッドデザイン金賞を受賞しています。
有機ELディスプレイを振動させて音を出します。
薄く、美しいデザインです。
ソニーからもうひとつご紹介します。
「Xperia Touch」です。
短焦点小型プロジェクターで投影した映像に
人が触って操作できます。
展示では、ピアノの演奏やお絵かきが
できたのですが、
もっと新しいことができそうです。
次はエデュテの乳幼児向け食器
「ezpz(イージーピージー)」です。
シリコン製でテーブルに吸いついて動かないので、
子どもがお皿をひっくり返す心配がなく、
食べやすい食器です。
パナソニックの「レッツリモコンAD/ST」です。
親指やこぶしでも押せるテレビリモコンです。
色も見やすく、さまざまな方にとって
リモコン操作がしやすくなるよう配慮されています。
アシックスの野球用プロテクターです。
少年野球ですぐに捕手がプロテクターを
着けられるように、かぶるのではなく、
前で合わせるようにデザインされています。
他にも良いデザインがたくさんありました。
続きは次週に。
GOOD DESIGN EXHIBITION 2017のレポートです。
今年も多くの来場者がいました。
グッドデザイン・ベスト100から
私の目に留まったデザインをご紹介します。
今年のグッドデザイン大賞は
ヤマハのカジュアル管楽器 「Venova」です。
サクソフォン(サックス)のような管楽器で、
リコーダーと同じABS樹脂製です。
構造も簡単にして、演奏もしやすく、
気軽にサックスのような音色が出ます。
音色も良かったです。
新しい楽器を生み出したデザインは評価できます。
次にご紹介するのは、
ソニーの4K有機ELテレビ「ブラビア」A1シリーズです。
グッドデザイン金賞を受賞しています。
有機ELディスプレイを振動させて音を出します。
薄く、美しいデザインです。
ソニーからもうひとつご紹介します。
「Xperia Touch」です。
短焦点小型プロジェクターで投影した映像に
人が触って操作できます。
展示では、ピアノの演奏やお絵かきが
できたのですが、
もっと新しいことができそうです。
次はエデュテの乳幼児向け食器
「ezpz(イージーピージー)」です。
シリコン製でテーブルに吸いついて動かないので、
子どもがお皿をひっくり返す心配がなく、
食べやすい食器です。
パナソニックの「レッツリモコンAD/ST」です。
親指やこぶしでも押せるテレビリモコンです。
色も見やすく、さまざまな方にとって
リモコン操作がしやすくなるよう配慮されています。
アシックスの野球用プロテクターです。
少年野球ですぐに捕手がプロテクターを
着けられるように、かぶるのではなく、
前で合わせるようにデザインされています。
他にも良いデザインがたくさんありました。
続きは次週に。
デザインタッチ2017
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
東京ミッドタウンで「デザインタッチ2017」が
10月13日から11月5日まで開催されていました。
今年のテーマは「触れる」。
無料でデザインや芸術にちょっと触れられるイベントです。
芝生広場には、野菜に触れるとLEDが光る
「デジベジ」が展示されていました。
夜は光のインスタレーションでした。
提灯も人をセンサーで感知して動く仕掛けがありました。
「ふれてみたいデザイン展」は
ミッドタウン内の店で販売されている商品で
触れてみたいと感じるものをピックアップして
展示していました。
ここでは触れず、
触るにはお店に行かなければならないのが、
展示としてはいまひとつですが、
売上を伸ばすには良いのかもしれません。
パナソニックデザインエキシビションは、
人が並んでいたので中の展示は見ませんでしたが、
外のパナソニックデザインの歴史は
楽しく拝見しました。
グッドデザイン賞の受賞デザインを販売する
「GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA」の
期間限定店は大にぎわいでした。
グッドデザインエキシビション2017と
Tokyo Midtown Award 2017については、
後日レポートします。
東京ミッドタウンで「デザインタッチ2017」が
10月13日から11月5日まで開催されていました。
今年のテーマは「触れる」。
無料でデザインや芸術にちょっと触れられるイベントです。
芝生広場には、野菜に触れるとLEDが光る
「デジベジ」が展示されていました。
夜は光のインスタレーションでした。
提灯も人をセンサーで感知して動く仕掛けがありました。
「ふれてみたいデザイン展」は
ミッドタウン内の店で販売されている商品で
触れてみたいと感じるものをピックアップして
展示していました。
ここでは触れず、
触るにはお店に行かなければならないのが、
展示としてはいまひとつですが、
売上を伸ばすには良いのかもしれません。
パナソニックデザインエキシビションは、
人が並んでいたので中の展示は見ませんでしたが、
外のパナソニックデザインの歴史は
楽しく拝見しました。
グッドデザイン賞の受賞デザインを販売する
「GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA」の
期間限定店は大にぎわいでした。
グッドデザインエキシビション2017と
Tokyo Midtown Award 2017については、
後日レポートします。
レオナルド・ダヴィンチ「最後の晩餐」とミラノの街
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
ミラノの街で印象に残ったものをご紹介します。
まずは「ドゥオーモ」です。
ミラノの中心、街の象徴でもあります。
この歴史ある大聖堂は
ゴシック建築の代表的な建物とされ、
荘厳で貫禄があります。
私はステンドグラスに注目しました。
昼は、建物内部から外を見ると
ステンドグラスが光り輝いて見え、
夜は外から見る方が、
建物内部の照明で美しく見えます。
ひとつひとつのステンドグラスも素晴らしいのは
もちろんのこと、昼も夜も両方で楽しんでください。
ドゥオーモの脇にあるのが、
「ヴィットリオ エマヌエーレ 2 世のガッレリア」
と呼ばれるアーケードです。
高級ブランドバッグ店やレストランなどが並んでいます。
この巨大で美しいアーケードは、
世界中のアーケードのモデルになったそうです。
そして、レオナルド・ダヴィンチ「最後の晩餐」です。
最後の晩餐は、
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の壁画です。
予約制で30人ずつの入場、見学時間は15分です。
公式サイトからの予約は2~3ヶ月前に始まります。
英語のサイトを読んで、
予約受付開始日に申し込めばよいですが、
旅行代理店のオプショナルツアーで
申し込むのも良いと思います。
最後の晩餐は、壁の漆喰が乾く前に顔料を塗る
フレスコ画ではなく、顔料と卵を混ぜて書く
テンペラ画の技法で描いたそうです。
時間をかけて描き、
ぼかしや光と陰を際立たせることができています。
実物を見られたのはよかったです。
たたずまいを正して鑑賞するような、
場の空気もよかったです。
ミラノの街はゴミ箱をよく見かけました。
街にゴミが落ちていることが少なく、
他の都市よりも清潔だと感じました。
下の写真はミラノ駅です。
駅舎も素敵な、おしゃれな街です。
ミラノの街で印象に残ったものをご紹介します。
まずは「ドゥオーモ」です。
ミラノの中心、街の象徴でもあります。
この歴史ある大聖堂は
ゴシック建築の代表的な建物とされ、
荘厳で貫禄があります。
私はステンドグラスに注目しました。
昼は、建物内部から外を見ると
ステンドグラスが光り輝いて見え、
夜は外から見る方が、
建物内部の照明で美しく見えます。
ひとつひとつのステンドグラスも素晴らしいのは
もちろんのこと、昼も夜も両方で楽しんでください。
ドゥオーモの脇にあるのが、
「ヴィットリオ エマヌエーレ 2 世のガッレリア」
と呼ばれるアーケードです。
高級ブランドバッグ店やレストランなどが並んでいます。
この巨大で美しいアーケードは、
世界中のアーケードのモデルになったそうです。
そして、レオナルド・ダヴィンチ「最後の晩餐」です。
最後の晩餐は、
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の壁画です。
予約制で30人ずつの入場、見学時間は15分です。
公式サイトからの予約は2~3ヶ月前に始まります。
英語のサイトを読んで、
予約受付開始日に申し込めばよいですが、
旅行代理店のオプショナルツアーで
申し込むのも良いと思います。
最後の晩餐は、壁の漆喰が乾く前に顔料を塗る
フレスコ画ではなく、顔料と卵を混ぜて書く
テンペラ画の技法で描いたそうです。
時間をかけて描き、
ぼかしや光と陰を際立たせることができています。
実物を見られたのはよかったです。
たたずまいを正して鑑賞するような、
場の空気もよかったです。
ミラノの街はゴミ箱をよく見かけました。
街にゴミが落ちていることが少なく、
他の都市よりも清潔だと感じました。
下の写真はミラノ駅です。
駅舎も素敵な、おしゃれな街です。
ミラノ市立近代美術館と20世紀美術館
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は文化の日です。
ミラノ市立近代美術館と20世紀美術館をご紹介します。
イタリアの芸術は、ダヴィンチ、ミケランジェロ、
ラファエロなど、ルネサンス期のキリスト教をテーマにした
作品のイメージが強いですが、近代美術も楽しめます。
まずミラノ市立近代美術館(Galleria d'Arte Moderna Milano)から。
ミラノ中心部ですが、静かな場所にあります。
昔は貴族の宮殿だった建物が使われています。
19世紀の作品が多く、
セガンティーニ(Giovanni Segantini)の作品が
たくさん鑑賞できるのが、一番の特長でしょうか。
印象派の作品もあります。
空いていました。のんびり近づいて見られます。
美術館の裏に庭園があり、
美術館の隣には、現代美術の展示をしている
「PAC」(Padiglione d'Arte Contemporanea)もあるので、
一緒に楽しむのも良いでしょう。
20世紀美術館(1900年代美術館)は
ドゥオーモの隣にあります。
私の訪問時には
「NEW YORK NEW YORK」という企画展が
開催されていました。
アメリカとイタリア芸術との関わりのような展示でした。
思ったよりも広かったです。
来場者が少なかったこともあり、
順路や常設展がわかりにくかったのは残念でした。
観光の一等地にありますが、万人向けではなく、
近代美術が好きな方だけで良いと思います。
最上階はレストラン。眺めはとても良さそうです。
今日は文化の日です。
ミラノ市立近代美術館と20世紀美術館をご紹介します。
イタリアの芸術は、ダヴィンチ、ミケランジェロ、
ラファエロなど、ルネサンス期のキリスト教をテーマにした
作品のイメージが強いですが、近代美術も楽しめます。
まずミラノ市立近代美術館(Galleria d'Arte Moderna Milano)から。
ミラノ中心部ですが、静かな場所にあります。
昔は貴族の宮殿だった建物が使われています。
19世紀の作品が多く、
セガンティーニ(Giovanni Segantini)の作品が
たくさん鑑賞できるのが、一番の特長でしょうか。
印象派の作品もあります。
空いていました。のんびり近づいて見られます。
美術館の裏に庭園があり、
美術館の隣には、現代美術の展示をしている
「PAC」(Padiglione d'Arte Contemporanea)もあるので、
一緒に楽しむのも良いでしょう。
20世紀美術館(1900年代美術館)は
ドゥオーモの隣にあります。
私の訪問時には
「NEW YORK NEW YORK」という企画展が
開催されていました。
アメリカとイタリア芸術との関わりのような展示でした。
思ったよりも広かったです。
来場者が少なかったこともあり、
順路や常設展がわかりにくかったのは残念でした。
観光の一等地にありますが、万人向けではなく、
近代美術が好きな方だけで良いと思います。
最上階はレストラン。眺めはとても良さそうです。