ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿とアカデミア美術館

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
数十年ぶりの寒波で寒い日が続きますね。
横浜は今朝も氷点下です。

今日はドゥカーレ宮殿とアカデミア美術館のレポートです。

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水の都、ヴェネツィア。
丸太の杭を海底に打ち込んで作った街です。
ゴンドラと呼ばれる船が行き交います。

ヴェネツィアは現代美術の世界でも
注目されている街です。

120年以上の歴史を誇る国際芸術の展覧会
ヴェネツィア・ビエンナーレ」が開催されています。

ビエンナーレのひとつである
「ヴェネツィア国際映画祭」は
日本の映画が受賞すると報道されるので
詳しい方もいらっしゃるでしょう。

ヴェネツィア・ビエンナーレの開催中に
私は訪問しましたが、滞在期間が短かったので、
ヴェネツィア・ビエンナーレの展示には行かずに
ドゥカーレ宮殿やアカデミア美術館に行きました。

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ドゥカーレ宮殿はサン・マルコ寺院の隣にあります。

ヴェネツィアは交易、海運で繁栄しました。
宮殿も豪華です。

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「黄金の階段」には驚きました。
写真では伝わりにくいですが、かなり大きいです。
足元を見ないで天井を見てしまいますね。

ヴェネツィア共和国の大評議の間には、
世界最大級の油絵とも言われる
ティントレットの「Paradiso(天国)」があります。

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横幅は20m以上あるらしいです。
アップで中央部を撮るとこんな感じです。

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武器の展示や牢獄などもあり、
歴史も感じられます。

ヴェネツィアのアカデミア美術館は、
15~16世紀のヴェネツィア派の作品が
多く展示されています。

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1300年ごろの作品から、
企画展では現代までの作品がありました。

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ヴェネツィアを描いた絵画も多いです。
下の写真はジェンティーレ・ベッリーニの
「サン・マルコ広場の祝祭行列」です。

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人も多くなく、落ち着いて鑑賞できる美術館です。

ウフィツィ美術館でメディチ家のコレクションを堪能する

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
フィレンツェにあるウフィツィ美術館をご紹介します。

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ウフィツィ美術館は
メディチ家のコレクションが展示されています。

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人の少ない時間帯にゆっくり見たい私は
朝早い時間に予約して行きました。
人気の美術館です。予約をお勧めします。

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人気の作品をご紹介します。
ジョットの「荘厳の聖母(オニサンティの聖母)」です。
1306~1310年ごろのテンペラ画です。

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大きな絵で、背景がキラキラ輝いています。
写真右下が人が通る出入り口ですから、
その大きさがわかると思います。

特別に素晴らしく見えないかもしれませんが、
この時代に、遠近感があって、
自然で写実的な絵を描いたジョットは
新しい表現手法を提示したと言えるそうです。

絵画の世界に衝撃を与えたのでしょう。
「西洋絵画の父」とも呼ばれています。

ウフィツィ美術館で一番有名な絵画は
ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」でしょう。
この記事冒頭の画像の絵画です。

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女神や神話の美しさを表現する
最高の作品のひとつだと思います。

「ヴィーナスの誕生」の近くに
「春(プリマベーラ)」があります。
同じくボッティチェッリの作品です。

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謎を秘め、さまざまな解釈を巻き起こしている名画です。
右にいる青白い、
西風の神ゼピュロスは怖くも見えます。

特に大切なコレクションを飾っていたらしい部屋は
部屋の装飾も素敵です。

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ミケランジェロの「聖家族」です。
ミケランジェロの持ち運べる絵として貴重な作品です。
装飾の施された丸い額も特徴があります。

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ラファエロの自画像です。

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レオナルド・ダヴィンチの「受胎告知」です。

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暗い部屋でスポットライトをあてた劇的な展示が
なされていました。
前のソファに座ってじっくり鑑賞しました。

カラヴァッジョの「メドゥーサ」です。

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丸くて中央が膨らんでいる立体的な盾に描かれています。

鏡のような盾をもって
メドゥーサを退治にいった話をモチーフにした作品です。

首を切られて驚いたメドゥーサ自身の姿が
盾に映っているところを絵にしたようです。

同じくカラヴァッジョの「バッカス」です。
酒の神バッカスを退廃的に描いています。

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大きな美術館です。
ポイントをしぼって鑑賞すれば2時間くらいで回れます。

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館内にはカフェテリアとミュージアムショップがあります。
レストランやカフェが充実しているとよいのですが、
美術館の大きさの割にはあっさりしています。

日本語のオーディオガイドもあります。
オーディオガイドは結構充実しているのでお勧めします。

フィレンツェのアカデミア美術館

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
フィレンツェのアカデミア美術館のご紹介です。

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花の都と呼ばれるフィレンツェは
美しい街並みの都市です。

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アカデミア美術館は行列ができています。
予約をお勧めします。
私は予約しなかったので1時間以上並びました。

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入場するとすぐに
ミケランジェロのダビデ像があります。

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天窓からの光が射し、荘厳な展示です。
迫力があって魅了されます。圧倒的な人気です。

絵画よりも彫刻が人気のある美術館です。

下の写真の中央の彫刻は
Giambologna(ジャンボローニャ)の
「Rape of the Sabines」(サビニの女たちの略奪)です。

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下はミケランジェロの「パレストリーナのピエタ」です。

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未完のようで、ミケランジェロの他のピエタに比べて、
少しもの足りない感じがしました。

楽器の展示もあり、
ストラディバリウスもありました。

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フィレンツェが栄えていた
14世紀から16世紀くらいの芸術作品が多いです。
作品はかなり魅力的です。

ただ、それほど大きな美術館ではないので、
1時間ぐらいで鑑賞する方が多いと思います。
日本語のオーディオガイドもあるようですので、
聞くと鑑賞時間が長くなるかもしれません。

ウフィツィ美術館ついては後日レポートします。

Tokyo Midtown Award 2017

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は「東京ミッドタウンアワード2017」のご紹介です。

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11月5日まで東京ミッドタウンで
受賞作品が展示されていました。

アートコンペ327件と、
デザインコンペ1162件の応募があったそうです。

2017年のデザインコンペのテーマは
「TOKYO」でした。
受賞作品の一部をご紹介します。

グランプリは「東京クラッカー」でした。

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東京タワーの形をしたクラッカーです。
中には、東京の名物の紙片が飛び散ります。

準グランプリは「母からの仕送りシール」です。

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宅配便のシールを模したグラフィックデザインで
母親から子どもへの気持ちを明るく伝える
コミュニケーションシールになっています。

私が売れそうだなと思ったのは
小山薫堂賞を受賞した「江戸前ブラシ」です。

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寿司の形をした歯ブラシです。
おみやげとして売れそうです。

受賞作品には遊び心が目立つ提案が
多かったように思います。

東京の美しさや、東京人の気持ちを
表現した提案も見てみたかったです。

アートコンペと合わせて楽しく拝見しました。

謹賀新年2018 138万ページビュー突破!

あけましておめでとうございます。
中小企業診断士の山口達也です。

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写真は、2010年に訪問したニューヨークの
セントラルパークでの犬の散歩風景です。

おかげさまで当ブログのアクセス数も増え、
138万ページビューを突破しました。
ありがとうございます。

スマートフォンによるSNS利用が強まる中でも、
記事が流れていくのではなく貯められ、
昔の記事を参照しやすいブログの魅力は
健在と感じています。

今年もこつこつと喜んでいただけるよう努力してまいります。
応援よろしくお願い申し上げます。
posted by ブランド経営コンサルタント at 10:13Comment(0)お知らせ