MAXXI(イタリア国立21世紀美術館)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
イタリア国立21世紀美術館(MAXXI、マクシィ)をご紹介します。
MAXXIの日本語ページ
http://www.maxxi.art/en/other-languages/?language=jp

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現代美術と建築の美術館です。
デザインや演劇などの企画展も開かれれているようです。

行き方は、ローマの地下鉄Flaminio駅から
トラム2番線Mancini行きに乗り、
4駅先のApollodoro駅から4分くらいの場所にあります。

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ザハ・ハディド設計の動きのある建築です。

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いくつもの展示スペースがあります。
国立ということもあり、思っていたよりも広かったです。
展示替え中の部屋もありました。

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4階(Level3、gallery5)ではザハ・ハディドの展覧会が開催されていました。
亡くなったザハ・ハディドの回顧展でしょうか。

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建築だけでなく、椅子などのデザインもありました。

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他のギャラリーでは現代美術の展示でした。

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下の写真は、受付と壁の奥にカフェを写しています。

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書店やレストランもあります。

入場料12ユーロ。月曜日休館です。

ローマには1000年以上の前の美術や、
ルネサンス期の美術を鑑賞できますが、
現代美術もご覧になりたい方はどうぞ!

システィーナ礼拝堂に心を打たれる

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
バチカン美術館とシスティーナ礼拝堂の紹介です。
とても素晴らしかったので、ぜひ立ち寄っていかれることをお勧めします。

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サン・ピエトロ大聖堂の隣にはあるものの、
バチカン美術館の入口は、サン・ピエトロ大聖堂をいったん出て、
城壁づたいに北へぐるっとまわったところにあります。

下の写真で、右に立派に大きく見える門は出口で、
左に小さく見える通用口が入口です。

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バチカン美術館(博物館)は10を超えるミュージアムの集まりを指しています。
展示品はたいへん多く、1日ですべてを見ることは困難です。
世界中から観光客も押し寄せていて混雑しています。

私はガイド付きツアーに参加しました。
写真は地図の間です。

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両脇のタペストリーの地図だけでなく、天井の装飾も豪華です。

ラファエロの間は、いくつかの部屋からなっていて、
そのうちの署名の間に、
ラファエロの「アテネの学堂」があります。

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中央いる二人は左がプラトン、右がアリストテレスだそうです。
ルネサンスを象徴する名画です。

ラファエロは自らを右端に小さく描いています。
黄色の服の人と、白い帽子をかぶった人との間に
顔を見せている美青年がラファエロです。

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バチカン美術館の一番の目玉はシスティーナ礼拝堂でしょう。

システィーナ礼拝堂では写真撮影ができません。
礼拝堂の祭壇の壁画はミケランジェロの「最後の審判」です。
冒頭の写真は、バチカン美術館で買った絵はがきです。
ごめんなさい。お許しを。
下の写真は礼拝堂近くの中庭にあった案内板の写真です。

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「最後の審判」は1536年から41年にかけて書いた大作です。
縦14メートル、横13メートルで世界最大の壁画だそうです。
フレスコ画です。

中央にキリストがいて、横にマリアがいます。
キリストが裁き、絵画の左側の死者は天国へ、
右側は地獄へ落ちていきます。

天井の中心部には、天地創造から始まる創世記が描かれています。
こちらもミケランジェロの作品です。
最後の審判よりも先、1508年から12年にかけて描かれました。
絵は下の画像よりリンク先が綺麗です。
http://www.museivaticani.va/content/museivaticani/en/collezioni/musei/cappella-sistina/volta.html

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写真の画像の
下側が祭壇(「最後の審判」がある)側、上側が入口側です。
(リンク先では右が祭壇側です)

真ん中の9区画の絵は、
一番下の「光と闇の分離」から始まり、上へ進んでいきます。
4つ目には「アダムの創造」、
9つ目(一番上)には「ノアの泥酔」が描かれています。

最後の審判や天井画、その他の絵画もずっと見ていました。
厳粛な空間で20分くらいでしょうか。
礼拝堂ですから静かです。
時空を超え、死生観を含む、壮大な世界が描かれています。

さまざまな芸術作品を見ましたが、
システィーナ礼拝堂は、今までで最も心を打たれたかもしれません。
構図や色づかい、鋭さ、圧倒されました。

絵画館(ピナコテーカ)にも、すてきな作品がたくさんありました。

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バチカンの他の美術館、博物館にもたくさんの見どころがあります。
500年位前の世界や文化を感じられます。

荘厳なサン・ピエトロ大聖堂は芸術の塊でもあった

こんばんは。中小企業診断士の山口達也です。
イタリアのデザイン、アートのレポートを再開します。

今日はローマの中にある
バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂についてです。
カトリックの総本山です。

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写真の右に見える
太い柱のような棒はオベリスクです。

オベリスク全体を写真に入れたのが下の写真です。
オベリスクは写真左に映っています。

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セキュリティチェックを受けて建物に入ると、
前室があり、その先に大きな空間が広がっています。
華やかな装飾です。

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正面には、クーポラから差し込む光と
ベルニーニのブロンズの大きな天蓋が見えます。

少し進むと右にミケランジェロのピエタがあります。

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劇的で迫力があって、悲しみが伝わってきます。
ガラス越しですが、多くの人が鑑賞しています。

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天蓋が覆っている祭壇に近づくと、
右側に聖ピエトロのブロンズ像があります。

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私が訪問した6月29日は聖ピエトロの祝日(記念日)です。
普段とは異なり、冠や法衣を着ていたようです。

この話、下のwebサイトが情報源です。
サン・ピエトロ大聖堂2
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/7106/s_pietro2.html

ロープが張られていて、像の足を触るどころか、
近づくこともできませんでした。

クーポラもミケランジェロの設計と言われています。

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周りにも大きな絵画や装飾品がたくさんありました。
建築、彫刻、絵画、あらゆる芸術が集まっています。
ひとつひとつが素晴らしかったです。

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これらの芸術は、作者のキリスト教への信仰の深さであり、
キリスト教の布教のためでもあり、権威を示すものでもあります。

私は電車の時間があって、短時間しか見られませんでした。
(当初、行く予定だった日に枢機卿会議が開催されることになり、
大聖堂に入れなかったため、その翌日に無理やり訪問しました。)

じっくり見て回りたかったです。

最後に衛兵の写真。個性的な服装です。

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パンのペリカン人気に驚いた!ペリカンカフェで炭火焼トーストを食べる

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
ゴールデンウイークはいかがお過ごしですか。
先日、浅草の近く、田原町の人気パン店「ペリカン」に行きました。

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映画にもなったパン店で昨年秋に当ブログでもご紹介しました。
(参考)2017年10月20日:映画「74歳のペリカンはパンを売る。」
http://brand-design.seesaa.net/article/454307215.html

開店は朝8時です。
平日の9時に訪問したのですが、もう品切れでした。

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予約する人が多いようです。
焼きあがったパンがあるかなと、
12時前にもう一度行きましたがダメでした。

パンは買えませんでしたが、
同じ通りの並びを3分くらい歩くと
ペリカンカフェがあります。

ペリカンカフェで朝食を食べました。

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写真は私が食べて店を出た後、9時40分くらいです。
朝から並んでいます。

私は9時過ぎに行きましたが並ばずに入れました。

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炭火焼トースト320円、ドリンク付き540円です。
真ん中はジャムです。

トーストは大きくありませんが、
焼きたてでバターがのったトーストは美味しかったです。

中身が詰まっていて、もっちり、淡い甘みがあります。
毎日食べても飽きない味で、
米が好きな日本人好みの食パンです。

昼食の時間帯も並んでいました。
女性からの人気は高いです。ロゴもかわいらしいです。

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次は店で食パンとロールパンを買って家で食べたいです。