バルセロナデザインミュージアム(3)

こんにちは。中小企業診断士の山口達也です。
バルセロナデザインミュージアムのレポートの最終回です。
http://ajuntament.barcelona.cat/museudeldisseny/en

入口の先に広がる吹き抜けです。

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地下1階に下りた先に
インフォメーション(チケット売場)があります。
常設展と企画展をあわせて8ユーロです。

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常設展である4階のレポートです。

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1980年から2003年にかけての
グラフィックデザインが展示されていました。

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ビジュアルコミュニケーションと題して、
Webサイト、インタラクティブデザインも対象とした展示ですが、
画面や映像は少ないです。

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ポスター、商品パッケージなどが中心です。
ロゴの展開も。

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1992年のバルセロナオリンピックのデザインも多く展示されていました。

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おそらく常設展とは別だと思いますが、
0階には新しい素材に関する展示がありました。
チケット売場の反対側にあって無料で見られます。

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同じく0階には企画展の展示がありました。
こちらは現代美術のような内容でした。

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写真の左はカフェで、右は資料室です。

バルセロナデザインウィークと題した、
バルセロナの街中でのイベントや展示などの案内もあり、
バルセロナデザインミュージアムが、
その中核施設になっていると感じました。

とても充実していて、デザインの街としての認知が
これから高まっていくでしょう。

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バルセロナデザインミュージアム(2)

こんにちは。中小企業診断士の山口達也です。
バルセロナデザインミュージアムのレポートの続きです。

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建物正面にはDisseny Hub Barcelonaの看板がありました。
バルセロナのデザイン結節点ハブ、ということです。

0階(日本でいう1階)はロビーで、
パンフレットが置いてありました。

数か国の言語版があり、
日本語版はありませんが英語版があります。

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1階は先週ご紹介したとおり、プロダクトデザインの展示でした。

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2階は装飾品、工芸品の展示です。

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小箱、たんす、椅子、ガラス食器、
陶器、タイルなどが展示されていました。

3世紀くらいから20世紀までと展示品の時代は長く、
バルセロナやフランスの装飾品の展示が中心ですが、
東洋やアラブ文化を感じさせるデザインもありました。

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貴族でしょうか、裕福な人が使っていたと思われる
工芸品がたくさん並んでいました。

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18世紀の馬車までありました。

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3階はファッションの展示です。

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16世紀から現代にいたる
スペイン、フランスを中心とした織物、
衣装、刺しゅうが展示されています。

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4階その他の展示は来週ご紹介します。

バルセロナデザインミュージアム(1)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
スペインのレポートを再開します。バルセロナ編です。

今日はバルセロナデザインミュージアム
(Museu del Disseny de Barcelona)のご紹介です。

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2014年12月に開館した、新しいデザインミュージアムです。

もともとバルセロナの別の地にあった
3つの博物館を集約して、
新しい展示も加えて開館したようです。

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館内には英語も多く、大きな英語の館内案内がありました。

1階(日本でいう2階)は、
世界のデザイン、プロダクトデザイン、文化遺産の展示です。

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展示は、プロトタイプ、エルゴノミック、
エコデザインなど、さまざまな切り口で行われていました。

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家具、家電、輸送用機器などのデザインが多めです。

しかし、イノベーターズの展示では、
シリコンの調理器具もありました。
Lékué(ルクエ)のシリコンスチーマーです。
展示のジャンルは幅広いです。

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デザインミュージアムですので、
美術館のような作品の「解説」はそれほどありませんが、
説明はカタルーニャ語、スペイン語、英語の3言語で記されています。

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やはりバルセロナ、カタルーニャの文化、
カタルーニャのデザインが多く展示されています。

時代に沿ったプロダクトデザインの紹介もありました。

写真では左の1940年代から始まり、
右端は1990年代あたりまで写っています。

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1階のプロダクトデザインだけでも、
展示品は多く見ごたえがあります。

他のフロアのレポートは次回以降に。

モダンアート再訪 ダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
横須賀美術館で開催中の
「モダンアート再訪 ダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展」に行ってきました。

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工事で休館中している福岡市美術館の
コレクションのうち67点を厳選した展覧会です。

私の訪問は平日で、雨が降っていましたから空いていました。

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藤田嗣治、ミロ、シャガール、ダリ、ウォーホル、
リキテンスタイン、草間彌生、マーク・ロスコ、
横尾忠則などが見られます。1930年代以降の作品です。

シュルレアリスム、抽象表現主義、ポップ・アートなど、
近代美術の流れをその時代背景とともに見ていく展示会です。

近代美術を網羅しているわけではなく、
一部の流れではありますが、ダイジェストのように紹介しています。

とかく難しいと言われる現代アートで芸術家は何を目指したか、
この展覧会を見ると少しつかめるような気がします。

日本の近代芸術、九州派や具体美術協会の作品も多く、
福岡市美術館コレクションとしての魅力も十分です。

展示室の撮影はできないので、
作品を画像でご紹介できずに申し訳ありませんが、
お勧めしたい展覧会です。

芸術とは何か、絵画とは何か、芸術家が考えた結晶があり、
芸術家が鋭く切り取った近代や人の営みが
社会を感じさせます。

会期は11月4日まで。
posted by ブランド経営コンサルタント at 07:00Comment(0)芸術・美術