食パンとロールパンのみをずっと突き詰めるペリカン

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
10連休はいかがお過ごしでしょうか。

お客様でもリフレッシュされる方と、
稼ぎ時の方の両方がいらっしゃいます。

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今日は浅草、田原町のパン店「ペリカン」の話です。
1年前のレポートの続きです。

2018年5月4日:パンのペリカン人気に驚いた!ペリカンカフェで炭火焼トーストを食べる
http://brand-design.seesaa.net/article/459168059.html

2017年10月20日:映画「74歳のペリカンはパンを売る。」
http://brand-design.seesaa.net/article/454307215.html

映画にもなった、
食パンとロールパンだけを製造するパンのペリカンは
人気店ですが、再訪して買えました。

朝に店に行って、予約なしですが買えますか?
と尋ねたところ、食パン1斤なら買えるとの返答で買いました。

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食パンを買った後に、近くのペリカンカフェへ歩いて
朝食をとっていたところ、隣の客席の女性に
「食パンは予約したんですか」と尋ねられました。

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女性は食パンが売り切れで買えなかったそうです。
ペリカンは本当に人気があります。
買いたい人は予約がお勧めです。

ペリカンカフェでは
フレッシュサラダとハムカツサンドを食べました。

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ハムカツサンドは
厚切りの浅草ハムをペリカンのパン粉で揚げたカツの
サンドウィッチです。おいしかったです。

ペリカンで買った食パン、自宅で食べました。
そのままとトーストしたものとそれぞれ食べました。

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もっちり柔らかいパンです。みみも柔らかいです。
小麦の味わいがずっしりあるのに、あっさりしています。

近ごろは生クリームやはちみつが入った食パンが人気ですが、
ペリカンのパンは個性を主張しないパンです。

ハムカツサンドにしたり、目玉焼きと食べたり、
他のおかずと一緒に食べやすい味です。

ペリカンは毎日食べても飽きない味を追求しています。

ペリカンは、食パンとロールパンだけを
とことん突き詰めてブランドを磨き上げています。

今度はロールパンも食べたいです。

令和改元キャンペーンをしよう

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
5月1日に皇太子さまが天皇に即位されます。
元号も平成から令和に変わります。

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中小企業はお祝いキャンペーンをしたいです。

習い事やジムなどは始めるきっかけになります。

節目に何かを始めたい、
節目に何かを体験して思い出に残したい
ニーズを取り込みましょう。

習い事やサービス業でなくても、
キャンペーンは可能です。

令和のために商品を作ることは難しいかもしれませんが、
商品に紅白の色をつけたり、
紅白のパッケージや敷き紙などをつけたりすることは
比較的やりやすいと思います。

また、令和(れいわ)を「08」として
価格を508円や608円のように
下2桁を「08」円にするのもよいでしょう。

正月をもう一度迎えるようなものですので、
福袋もありです。

年末の大掃除ではありませんが、
清掃グッズなどの販売も期待できます。

連休に時間の余裕がある方も多いのでチャンスです。

身に着けるものも新しくしたい
ニーズがありますから取り込みましょう。

単純な企画ですが、令和の紙を額縁に入れて
お客様に自由に提供するのもよいでしょう。

菅官房長官みたいになれると、
喜んで記念写真を撮る人もいると思います。

アイデア勝負です!

TOKYO MIDTOWN AWARD 2018

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
東京ミッドタウンアワード2018のレポートです。

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東京ミッドタウンデザインタッチの中で
受賞作品が展示されていました。

デザインコンペのテーマは「HUMAN」でした。
1054件の応募の中から10作品が受賞しました。

11年目に入ったデザインコンペの
審査員は前年からすべて交代して、
石上 純也、伊藤 直樹、えぐち りか、
川村 元気、中村 勇吾の5名になりました。

目に留まった作品を紹介します。

グランプリは「黄金比箱」です。

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人間が本能的に美しさを感じると言われている比率
「黄金比」を利用した弁当箱です。

私は一番、目を引いたデザインは
優秀賞の「SHADOW CLONE TECHNIQUE」です。

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「影分身する椅子」ということですが、
黒い椅子にスリットが入っていて、
横からスライドさせてスタッキングできる構造です。

モックアップを作って、
強度などは検証しなければならないでしょうが、
面白いデザインだと思います。

ファイナリストだった「ぺこぺこストロー」も
商品化されそうなデザインです。

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真似されそうなところは気になります。

その他にも面白いデザインがありました。
「cocoro ame」も商品化の可能性がありそうです。

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受賞作を見ると、
商品開発やアイデア発想のヒントになるかもしれません。

デザインコンペの受賞者はミラノサローネに行けるそうです。

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2018

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
後回しになっていたレポートを順次挙げていきます。

今日は昨年10月19日から11月4日まで
東京ミッドタウンで開催されていた
「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2018」のレポートです。

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GOOD DESIGN EXHIBITION 2018については
昨秋にレポートしました。
それ以外のイベントをお伝えします。

GOOD DESIGN EXHIBITION 2018(1)
http://brand-design.seesaa.net/article/462882765.html
GOOD DESIGN EXHIBITION 2018(2)
http://brand-design.seesaa.net/article/462996277.html
GOOD DESIGN EXHIBITION 2018(3)
http://brand-design.seesaa.net/article/463101480.html

2018年のテーマは「みらいのアイデア」でした。

ミッドタウン・ガーテンには
「swell」と題して、
メッシュに貼られた鏡がインスタレーションがありました。

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風で揺られて光の反射がさまざまに変化し、
風を光で感じる作品でした。

また、「Salone in Roppongi vol.6 2018」も
展示されていました。

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空間や自然を感じることを狙った展示です。
楽しんでいる人が見られました。

芝生広場では「PARK PACK」として
さまざまな行為を促す公園に。
なんでも禁止する公園に対する問題提起とも言えます。

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ボールで遊ぶ、ペットを過ごす、ワークショップを開く、
楽器を奏でる、自分だけの遊具を作る、家族と乾杯する、
を推奨する自由な公園でした。

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無料で気軽に楽しめる
アート・デザインイベントであるのが
このデザインタッチの良いところです。

屋内には河合楽器の
クリスタルグランドピアノがありました。
X JAPANのYoshikiさんも
愛用しているピアノの新製品です。

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価格は1億円(税別)、5台限定です。
あまりにキラキラ光って、
ピアノに触れるのが恐いくらいです。

アトリウムには2018年も
GOOD DESIGN STOREがあり、
にぎわっていました。

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他にも、未来の学校の展示など変わった展示が目を引きました。

「Tokyo Midtown Award 2018」は来週レポートします。

神奈川県立近代美術館葉山館

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

前回ご紹介した「アルヴァ・アアルト もうひとつの自然」
を観に行った神奈川県立近代美術館葉山館をご紹介します。

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神奈川県立近代美術館葉山館は
鎌倉館、鎌倉別館に続く3館目として
2003年に開館しました。

海岸沿いの美しい美術館です。

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鎌倉館の中庭にあった、
イサム・ノグチ「こけし」も移設されています。

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閉館してしまった鎌倉館は3年前にご紹介しています。
2016年01月15日「さようなら、神奈川県立近代美術館の鎌倉館」
http://brand-design.seesaa.net/article/432584608.html

美術館の脇の遊歩道を進むと一色海岸があります。

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さらに、美術館を一周する道沿いには
彫刻などの作品があります。

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アントニー・ゴームリー「Insider 4」
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李禹煥「項」
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他にもさまざまな作品が屋外にあります。
自然豊かな中で美術と向き合えます。
館内の写真はありませんが、落ち着いたつくりです。

秋にはフィンランドのデザイナー
カイ・フランクの展覧会があるなど、
美術だけでなく、デザイン分野の展覧会も開催されています。

湘南の海に沈む夕日は絶景です。
逗子からバスで行くか、ドライブの目的地にいかがでしょうか。
葉山しおさい公園や葉山御用邸の近くです。

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posted by ブランド経営コンサルタント at 09:41Comment(0)芸術・美術