瀬戸内国際芸術祭の豊島編です。
瀬戸内国際芸術祭には無料の
公式スマホアプリがあります。

地図や経路案内を使うと迷わずに見学でき、
混雑状況などの最新情報もプッシュ通知されます。
便利でしたので、事前にインストールしておきましょう。
瀬戸内国際芸術祭は作品鑑賞パスポートを買います。
4000円です。

パスポートを買わずに、
作品ごとの支払いも可能ですが、
2日以上鑑賞するなら買った方が良いでしょう。
さて、いよいよ豊島へ行きましょう。

高松から豊島の家浦港へ行く
高速船は定員70人と意外と小さいです。
芸術祭の作品をご紹介します。
まずは、大竹伸朗の「針工場」です。

宇和島の造船所に取り残されていた漁船の木型を
豊島の旧メリヤス針の製造工場跡地に設置しています。
すでに使われなくなった物の跡から、
瀬戸内海や島の歴史を感じさせます。
木型の脇にある建屋には、
直島にある「シップヤード・ワークス」と
同じ船型の断面部にあたる「隔壁」の展示もありました。

「ウミトタ」は、築45年の日本家屋を改装した
一棟貸しの宿です。
海と棚田に囲まれているので「ウミトタ」
と名付けられました。

内部の撮影はできませんでしたが、
緒方慎一郎の内装設計と、
ミナ ペルホネンの内装は美しかったです。

2階の屋根の下に、横に細長い窓が見えます。
建物内から海を見ると海や岸が
絵画のように感じられ美しかったです。
美しい景色や自然の音を聞きながら泊まって
島の魅力を感じたいです。
「豊島シーウォールハウス」も
生物や家と、音楽・楽器を組み合わせた作品です。
自然や家が生み出す音は、私の観念を揺さぶる内容でした。

4つの作品があって、そのうちのひとつである
映像作品が流れている間はカーテンが閉まっていますが、
映像が終わるとカーテンが開きます。
秋会期以降に閉館してしまうらしいです。
観て良かったです。建物内が撮影できず残念でした。
他にも「コロガル公園」や「空の粒子」などありました。


豊島美術館や宿泊については次回に。