瀬戸内国際芸術祭2019(6)女木島編

こんにちは。中小企業診断士の山口達也です。
瀬戸内国際芸術祭の女木島編の続編です。
素敵な作品がたくさんありました。

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女木港で目を引くのが「カモメの駐車場」です。
風見鶏のようにカモメが向きを変えます。

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カモメがどこか愛らしく、風を目で感じられます。

前回のレポートで、女木島は風が強いと書きましたが、
その風土を生かした作品です。

港の近くには「20世紀の回想」という作品があり、
帆のあるピアノから音楽が流れて、
海や風、波の音と音楽を感じる作品がありました。

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「BONSAI deepening roots」は
盆栽の新しい形を追求しています。

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音や光、置かれている空間と盆栽の関係など、
新しい表現がありました。

また、3年前の芸術祭で島民に託した
「島盆栽」の今も見ることができます。

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「ピンポンシー」は民宿、海の家だった建物に
島民や芸術祭の来場者が楽しめるよう、
卓球台を設置した作品です。

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吹き抜けに置かれた卓球台では、
自由にルールを考えて楽しめそうです。

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「世界はどうしてこんなに美しいんだ」は
ホイールライトに作品題名を照らす自転車で
さまざまな風景を走る様子を見せる映像作品です。

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瀬戸内はとても美しく、
この自転車で走る姿を見ると、
見た人も改めて、その美しさを再認識します。

また「世界はどうしてこんなに美しいんだ」と
感じる心も豊かで美しいと感じます。

世界のどこでも走ってほしいですし、
ライトですから、夕暮れや夜の美しさを
特にかみしめられます。

「un… こころのマッサージサロン」は、
座って右手の近くにあるハンドルを回すと、
楽器が鳴り、釣り竿が垂れて、
水の中に落ちたりします。

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ギシギシした動き、楽器の音もユーモラスです。
ポンコツな感じがするのですが、
興味がそそられ、微笑ましく、
心が確かにほぐれましたす。

身体のマッサージチェアーの隣に置いてあります。
対比されていました。

レポートは次週に続きます。
posted by ブランド経営コンサルタント at 12:53Comment(0)芸術・美術