横浜のアソビルで開催されているバンクシー展に行ってきました。

正体不明の芸術家バンクシーの作品が展示されています。

平日に行きましたが来場者は多いです。
感染症対策のため日時指定チケットの購入が必要です。
そのため密集するようなことはありません。

話題になっていて、美術館に普段はそれほど行かない人も
来場しているようです。

バンクシーは社会を風刺した作品も多いです。
過激な作品も多く、不愉快に思う人も少なくないと思います。

消費社会、資本主義、戦争、政治、社会、文化、芸術など
幅広いテーマへの問題提起や批判を行っています。
パロディや風刺が盛んな欧州、英国だからまだ許容されていますが、
日本や他国では激しい批判にさらされると思います。
やりすぎかなと私は思うところもありますが、
それゆえに注目されているところもあるでしょう。

私はバンクシーに賛成できない点もありますが、
社会の人々の心をとらえていることも事実です。
一瞬で人の心に訴えられる美術の力は大きいです。

パロディや風刺とは関係のない作品もあります。
アンディ・ウォーホルやキース・へリングへの
オマージュもあり、美術ファンも楽しめます。
想像以上に会場は広く、見ごたえのある展覧会でした。
1時間では足りないです。2時間は観たいです。
ガイドも充実しています。
最後に「Love is in the Air」(ラブ・イズ・イン・ジ・エアー)
愛と平和を願います。
