ブランドで個性は重要。しかしお客様にも合わせよう

こんにちは。中小企業診断士の山口達也です。
今日は私の地元、横浜市鶴見区にある
パキスタン料理店「DERA D-43」の話です。
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140210/14075638/

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昼食で先日、マトンのビリヤニを食べました。
羊肉入りの炊き込みご飯です。

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スパイスとハーブが効いていて美味しかったです。

初めて食べたので現地の味か、私にはわかりませんが、
本格的なパキスタン料理をアピールしていて、
キッチンやホールの人も現地出身のように見えます。

日本語で接客してくれますのでご安心ください。

その他にもパキスタンやインドで食べられる
カレーをはじめとする料理がメニューとしてあります。

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昨年オープンした店で外装や内装はきれいです。
食べログ、Facebook、Instagram、Googleマイビジネスなど
ネットでの情報発信も行っています。

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と、ここまでは良いのですが、外から店をのぞくと、
新型コロナウイルス感染症の影響も大きく、
来店客数は伸び悩んでいるようです。

ブランド戦略では普段、個性、本物、差別化、
こだわりが重要と私はよく申し上げます。

しかし「DERA D-43」に関しては
個性や本格度合いなどが行き過ぎて
客層が狭くなっているように私には見えます。

店のオーナーの思いやアイデンティティと、
消費者に合わせるマーケティング戦略の両立が
お客様を取り込むためには重要です。

こうしたことのバランスは難しいですが、
いろいろと対応策はあります。
ご相談いただけると嬉しいですね。

少し変えれば大きく伸びるタイプの店です。