おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は書籍のご紹介です。
ネーミング発想・商標出願かんたん教科書
松野泰明、中央経済社
ブランドにおいてネーミングは極めて重要です。
自分で名前を考えて、自分で商標出願したい人に寄り添った
わかりやすくて読みやすい一冊です。
商標権の本は一般的に弁理士が
商標法や商標審査基準を解説したものが多いのですが、
この本は発明協会の発明アドバイザーが、
一般の個人が気になる点を中心に楽しく解説しています。
タイトルの通り、ネーミングと商標出願の
2つのテーマについて書かれています。
前半はネーミングについて、ネーミングの成功例や
ネーミング公募に自ら応募する事例をもとに
ネーミング創作技法を解説しています。
ネーミング創作ワークシートもあります。
後半は商標出願について、
J-Platpatによる先願調査(称呼、図形)のやり方や、
商標登録願の書き方や出願の仕方が書かれています。
著者の優しさが感じられ、親切で楽しく解説しています。
弁理士を使わずに自分で頑張りたい人にお勧めの一冊です。