デザイングッズショップKONCENT Komagata

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
東京都台東区駒形にある「KONCENT Komagata」に行きました。

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KONCENT Komagataは「DESIGN PRODUCT SHOP」として
デザイン性の高い生活用品や雑貨を販売しています。
アッシュコンセプトが運営しています。

昨年7月に蔵前の本店が駒形へ移転しました。
お客様が多くにぎわっていました。

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グッズを見ていると店員さんがいろいろ教えてくださり、
接客も良かったです。

webショップも充実していますが、
実物を見て楽しい気分になったり、ギフトを考えたりする
お客様が多いと思います。

利便性を高めたデザインの商品もありますが、
クスっと笑えるようなデザインがいろいろ見られます。

真似はいけませんが、デザイナーが手掛ける商品を見て
商品開発の刺激にしてはいかがでしょうか。

中小企業経営者にとっては、デザインコンセプトはもちろん、
価格設定やターゲットを考えながら見ると良いです。

浅草の近くです。足を延ばして散策するのもよいでしょう。

MOA美術館(2)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
熱海のMOA美術館レポートの続きです。
常設のものをご紹介します。

MOA美術館は熱海の高台にあり、
急な坂をバスで登っていきます。

円形ホールの先には、
イギリスの彫刻家ヘンリー・ムアの「王と王妃」が
設置されているムアスクエアがあります。

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美術館本館の側からは撮影スポット、
instagramでシェアを呼びかける看板があります。
海がきれいに見ます。

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このような個所が随所にあります。
シェアを呼びかけることは中小企業でも取り組みたいです。

展示では、ほぼ常設で国宝となっている
野々村仁清の「色絵藤花文茶壺」が
黒漆喰の壁で特別室で、
先端技術を用いたガラスのケースごしに見られます。

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ガラスの映り込みが少なく、
上からの照明もすごくこだわっていて、
作品が際立って美しく見えます。

杉本博司さんが設計に関わっているようです。

杉本博司さんの「海景」の展示もほぼ常設のようです。

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カフェやレストランが数件あり充実しています。

鎧塚俊彦さんがプロデュースしているカフェ
「La Pâtisserie du musée par Toshi Yoroizuka」
では、人間国宝になっている室瀬和美さんが
デザインしたカップ、プレートでケーキやコーヒーがいただけます。

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企画展に関連したグッズだけでなく、
人間国宝の方の作品もミュージアムショップで販売されています。

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能楽堂や日本庭園もありました。

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全体的に、日本の伝統技術や芸術をもとに
モダンに昇華させた感じがしました。

リフレッシュ目的だけでなく、
センスを磨くために訪れる価値があります。
posted by ブランド経営コンサルタント at 09:20Comment(0)芸術・美術

MOA美術館(1)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
前から興味があった熱海のMOA美術館に行ってきました。

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2017年にリニューアルオープンしています。
日本の美術を中心に展示しています。
国宝3点、重要文化財も多数収蔵している美術館です。

長いエスカレーターを上ると円形ホールへ、
日本最大の投影された万華鏡作品がお出迎えします。

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私が訪問した時は
「冨嶽三十六景と東海道五十三次」の企画展でした。

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葛飾北斎「冨嶽三十六景神奈川沖浪裏」や
「冨嶽三十六景凱風快晴」です。

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下は同じ時期に活躍した歌川広重の東海道五十三次の
「神奈川 だいのけい」です。
「だいのけい」の漢字が難しくてひらがなで申し訳ありません。

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これらのおなじみの作品が展示され、
解説やクイズが出されていました。

冨嶽三十六景は36作品だと思っていたら、
全部で46作品あることもクイズで知りました。

東海道五十三次は日本橋と京都を入れて
55作品なんだそうです。

全作品を観て大満足でした。
力強い構図と鮮やかな色彩は素晴らしいです。

構図は現代のグラフィックデザインを考えるうえでも
参考になると思います。

浮世絵版画は美術品ですが、写真がなかった時代に
旅情を誘ったでしょう。

「冨嶽三十六景と東海道五十三次」の企画展は
現在終了していますが、
作品はMOA美術館のコレクションですから
また観られる機会があるはずです。

美術館の建物や風景、常設作品などはまた来週ご紹介します。
posted by ブランド経営コンサルタント at 08:57Comment(0)芸術・美術

スターバックスリザーブロースタリー東京にブランドとデザインの神髄を見た(2)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
スターバックスリザーブロースタリー東京の話の続きです。

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1階には大きなロースターがあり、
コーヒー豆やグッズの販売を行っています。

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ミラノ発のベーカリー「プリンチ」もあり、
パンやフォカッチャピザが食べられます。

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ロースタリーは見せる工場として客を楽しませています。

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銅の大きなキャスク(貯蔵容器)を目の前に
バーに座ってコーヒーをいただきました。

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メインバーではコーヒー豆と抽出方法をバリスタを
相談しながら決めることもできるようです。

私は細かく注文する知識もないので、メニューから
「バレルエイジド コールドブリュー」
を選んで飲みました。

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四角い氷にコーヒーを入れて飲みます。

「ノブクリーク バーボンウイスキー バレルエイジド コーヒーグアテマラ」
とあり、グアテマラのコーヒー豆を
バーボンウイスキーのオーク樽に入れて熟成させています。
それを水出しで抽出したコーヒーです。

フルーティーな香りと甘みがあるアイスコーヒーで
いままで飲んだコーヒーとは
まったく違う味で衝撃を受けました。

こんな美味しいコーヒーがあったのかと衝撃を受けました。

ウイスキーとコーヒーが混ざったような味かなと
想像していましたが違っていました。

私の語彙では的確に説明しきれませんが、
ブランデーとコーヒーの良いところどりのような感じです。

甘いけれども上品な味で芳醇な香りがします。

さまざまなコーヒーを味わえると思います。

コーヒーの可能性を提示し、
美術やおもてなし、体験と合わせて
人を刺激するエンターテイメントに昇華させています。

お茶が茶の湯文化として楽しむような発展を連想しました。

店づくりに関わる人はぜひ行ってください。
学ぶこと、気づくことがきっとあるはずです。

自社のブランドやデザインはどうあるべきか、
コーヒーを飲みながら考えてみて欲しいです。

ここへの訪問を目的に海外から東京に
やってくる人もいると思います。
それくらいの東京の名所です。

スターバックスリザーブロースタリー東京にブランドとデザインの神髄を見た(1)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
横浜の緊急事態宣言もやっと明けました。
しかし、今日は横浜に台風が来ています。
できるだけ外出は控えるようにとの天の教示でしょうか。

今日は東京の中目黒にある
スターバックスリザーブロースタリー東京の話です。
先日行きました。驚き、感動しました。

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2019年2月28日に開店しました。
入場制限するほどの混雑を聞き、避けているうちに遅くなりました。

webサイトからまずお話しします。
https://www.starbucks.co.jp/reserve/roastery/

スターバックスリザーブロースタリー東京の
webサイトを見ると、冒頭に
尽きることのない、コーヒーに対する私たちの愛、情熱、願い、魔法を全て閉じ込めた特別な空間を作りたいとずっと夢見てきました。スターバックスリザーブロースタリー東京は、コーヒー豆から焙煎にいたるまであらゆる点でこだわりぬいた、のめりこむような体験を心から楽しむことのできる場所です。
と書かれ、次に
スターバックスリザーブロースタリー東京のデザイン
https://www.starbucks.co.jp/reserve/roastery/journey.html
へのリンクが掲げられています。

リンク先の情報は動画をはじめ充実しています。
デザインに関心がある方はぜひご覧ください。

店の理念、ストアコンセプトを掲げ、
デザインで体現しようとしています。

それで言葉だけでなく、本当に体現できています。
コーヒーの味、接客、デザイン、どれも素晴らしかったです。

思いを長すぎず、短すぎずの文章でまとめて冒頭で発信し、
デザインに落とし込んで表現することは、
簡単なことのようですが意外とできていない店は多いです。

店に関わる全員で真剣に思いをもって、
お客様に提供したいことを語り、それに恥じない
デザインやふるまいは見事でした。

店は大きく4つの階でできています。

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1階はスターバックスリザーブ。
コーヒーを飲めるバーやロースタリーがあります。

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2階はティバーナ。紅茶や緑茶のバーなどがあります。

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3階はアリビアーモ。コーヒーやお茶を使ったカクテルが楽しめます。

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4階はAMUインスピレーションラウンジ。
セッションなどの体験ができる多目的スペースです。

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目黒川沿いの素敵な場所でテラス席も人気です。

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店の中を歩いている中で、3人の店員さんに
笑顔で気さくに話しかけられました。

何かを売るためではないです。
店やコーヒーの案内、軽い雑談などをするだけです。

さまざまなお客様がいますから、
話しかけることは勇気がいります。

冷たく嫌われることもあるでしょうし、
おしゃべりに夢中になる方もいて、
離れられなくなってしまうこともあります。

セールスでもないのに話すのは、
人件費や生産性といった観点からは避けられる行為のように
思いますが、何のための店かを店員の皆さんが共有しているのでしょう。

お客様に楽しんでもらおうという思いが伝わりました。
テーマパークや旅館のようです。

コーヒーの味などの話はまた次回に。