Google Fontsのご紹介です。
https://fonts.google.com
Google Fontsは、Googleが無料公開しているwebフォントのサービスです。

webフォントは、webサイトの制作者が
指定したフォントでwebサイトを読めるようにした仕組みです。
webフォントはホームページ制作者でないと使いませんが、
Google Fontsのフォントはサイトからパソコンにダウンロードして、
普通にWordなどの印刷物に使うこともできます。
商用利用もできます。
1358種類(ファミリー)のフォントがあり、
日本語フォントも53ファミリーあります。
丸ゴシックや手書き風、毛筆フォントなど個性的な書体もあります。

会社によっては、フリーソフトなどのダウンロードに
制限をかけている中小企業もあると思いますが、
Google提供なら上司の許可も得やすく、メリットはあると思います。
また、Googleが提供する
「Noto Sans Japanese」と「Noto Serif Japanese」は
それぞれ細字から極太まで6ウェイト、7ウェイトありますので、
字の太さのバリエーションはつけやすいです。

源ノ角ゴシック、源ノ明朝を使っている方は、
「Noto Sans Japanese」「Noto Serif Japanese」と
基本的に同じですので、新たにダウンロードしなくてよいでしょう。
Google Fontsの最大の問題は
英語でサイトが作られていて、ライセンス条項を読んでも
どこまでが許可されているがわかりにくいことです。
ライセンスはそれぞれのフォントで
自分で読んで確認することになりますが、これが難しいです。
印刷やグラフィックの画像に使用する分には、まず問題なく
ほとんどの中小企業では無料で自由に使えるという理解で構いません。
「MSゴシック」や「メイリオ」と同じように使ってよいです。
フォントファイルの再配布や、ソフトウェアに組み込む場合など、
フォントデータを第三者に提供する場合はよく確認してください。