GOOD DESIGN EXHIBITION 2023(2)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
GOOD DESIGN EXHIBITION 2023のレポートの続きです。

グッドデザイン金賞を受賞したデザインのうち、
私が気になったデザインをご紹介します。

ひとつめがコクヨの「スマートなダブルクリップ」です。

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一般的なダブルクリップで留められた資料は
めくりにくいですが、このデザインならめくりやすいです。

見てしまえば、なるほどのデザインですが、
クリップの保持力や量産に向けた苦労はあったと思います。

次はJVCケンウッド、日産、フォーアールエナジーの
「リユースバッテリー内蔵ポータブル電源」です。

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日産リーフの電池を再利用したポータブル電源です。
電池がどれくらい劣化していて、再利用でどの程度使えるか、
興味があります。

電気自動車が普及すればするほど、電池の再利用という
課題は大きくなるでしょう。

次はアイリス株式会社の「nodoca」です。
のどを撮影して、画像でインフルエンザを判定できるカメラです。

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50万枚の画像データベースをもとにAIがすぐに判定してくれます。

AIは画像だけでは判定はせず、体温や自覚症状なども
加味して判定します。

また、AIのみで診断するのではなく、医師が、
症状や診察結果なども含めて診断するように求められています。

現状のインフルエンザの診断が、
鼻に綿棒みたいなものを奥深く突っ込んで、
その後15分くらい待って判定することからみれば、楽で速いです。

将来的には、画像データの収集をが増えるほど
判定の精度も上がることが期待されます。

また、他のウイルスの診断にも使えるようになるかもしれません。
期待したいです。

次にご紹介するのはクラダシです。
https://kuradashi.jp

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食品メーカーの食品処分を減らし、
消費者が安く購入できる仲介webサイトです。

規格外や賞味期限が残り少なくなったなどの理由で
捨てられてしまう食品があります。

もったいないことですが、この食品を安く売ると、
企業は通常の商品の売れ行きに影響したり、
ブランドが棄損したりするため、
叩き売ることはせずに捨てることが行われています。

企業はこうした商品をクラダシに出品して、
消費者が安く購入できることで食品廃棄を減らします。
また、購入代金の一部は社会貢献団体に寄付されます。

企業としては自社のチャネルで安く売らなくて済み、
社会貢献活動にも参画できます。

フードロスと社会貢献のしくみが評価され、この数年
認知度が上がってきたECサイトです。

本日、最後にご紹介するのは「こども選挙」です。
キッズデザイン賞の内閣総理大臣賞も受賞しています。
https://kodomo-senkyo.com

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子供が選挙の候補者にインタビューして動画で公開します。
そして、子供も大人と一緒の投票日にネットで投票し、
候補者へのメッセージも記入してもらい、すべての候補者へ届ける活動です。

国政選挙でもぜひ行ってほしいです。
予算の一部も回せばできると思います。

選挙権のない若者の意見を届けること、
主権者教育をすること、ダメな政治家を選ばないこと、
いろいろ良いことにつながると思います。

来週以降もレポートは続きます。