おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
GOOD DESIGN EXHIBITION 2023のレポートの続きです。
グッドデザイン・ベスト100には入らなかったものの、
グッドデザイン賞の受賞展示から、
私が注目したデザインをご紹介します。
本日、最初にご紹介するデザインは、
KEENON Roboticsの配膳ロボット「DINERBOT T8」です。
https://www.keenon.com/jp/index/Page/index/catid/32.html
配膳ロボットはよく見かけるようになりました。
この分野は、中国企業が先行していて、
グッドデザイン賞の受賞も目立ちます。
Pudu Roboticsの「Bellabot」も
2022年のグッドデザイン賞を受賞しています。
https://www.g-mark.org/gallery/winners/12692
今回ご紹介した「DINERBOT T8」は
55センチの通路でも走行できる点などが評価されました。
来店客が受け取りやすいものや、愛嬌があるもの、
狭い通路でも運べるスリムなタイプなど、
各社で競争が続きそうです。
次はIPO準備クラウドの「Uniforce」です。
https://ipo.uniforce-cloud.com
IPO(株式公開)はかなり大変な労力がかかります。
このサービスだけ完結することはないでしょう。
実際のコンサルティングなどと組み合わせて使うことに
なるでしょうが、支援するツールとしては面白いですね。
審査員はどのあたりを評価したかわかりませんが、
このクラウドだけで稼ぐのは難しそうに私は思います。
どれくらい伸びるか、今後を見届けたいです。
本日最後にご紹介するのは、
リクルートの「Air ビジネスツールズ」です。
https://airregi.jp/top
POSレジ(Airレジ)からはじまり、
決済サービス(AirPAY)、飲食店のオーダーシステム
予約・受付管理、シフト管理、勤怠管理、、
請求書支払アプリ(AirINVOICE)など
さまざまなサービスをAirIDひとつで連携して管理できます。
利用している中小企業も多いです。
ここまで浸透させるにいたった
サービスの構想力や、顧客の業務フローを的確に把握して、
顧客ニーズに合わせたサービス、
UI(ユーザインターフェース)の良さ、
営業力や販売促進の上手さなど、さすがリクルートですね。
続きは次週に。