奥山清行さんから学ぶ-カンブリア宮殿より
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は、先週のテレビ東京で放送された
「カンブリア宮殿」についてです。
ゲストは奥山清行さんでした。
フェラーリのデザインをしたことで著名な工業デザイナーです。
最近は、福井県鯖江市のメガネや、
山形工房というブランドでの伝統工芸品のデザインでも
知られるようになりました。
伝統工芸品は中小企業が作っていることが多いのですが、
その製品開発、中小企業の経営戦略について
奥山さんが語っていたのは、次の3点でした。
・マネのできないものをつくる
・高付加価値製品をつくる
・東京にこだわらず世界で売る
私は以下のように理解しました。
デザインと技術の融合で他者が真似できない物をつくる。
もちろんその時、お客様が価値を認めてくれる
費用と価値のバランスを追求する。
そうした製品ができたなら、本当に良い物なのだから、
東京にこだわらず世界にも販路を求める。
当たり前のことだと感じられたかもしれませんが、
これらを実行するのは本当に難しいことです。
大変な努力が必要です。
デザイナーと中小企業の相性や、
販路開拓、技術力、開発の資金も必要です。
しかし、中小企業の経営戦略として正しいと思います。
中小企業の経営者の方には、
愚直なまでに、この戦略で進んでいただきたいと思います。
私はこれからも、この大変な努力を支援して、
それが実現した時の成果の大きさも伝えていきます!
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