おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は「感性価値創造イヤー」についてです。
ちょっと堅い話です。
実は今年は感性価値創造イヤー元年です。
ご存じでしたか?
感性価値創造イヤーとは、経済産業省が名づけたもので、
2008年度から3ヵ年が該当します。
感性価値創造イヤーは、昨年5月に発表された
「感性価値創造イニシアティブ」に基づくものです。
その感性価値創造イニシアティブは、
日本が人口減少、少子高齢化の状況下にあっても
経済・社会の活力ある発展を目指すために、
従来のものづくりの価値軸(性能、信頼性、価格)に加え、
「感性」を新たな価値軸(第四の価値軸)として着目し、
産業の競争力の強化と生活の向上のために
産学官が一体となり取り組んでいくべきものを
まとめたものです。
つまり政府が、これからの経済・社会の発展には、
性能、信頼性、価格に加えて「感性」が重要なので、
それを強化していきます、と言っているわけです。
この感性価値創造イニシアティブに基づいて、
今年度から感性価値創造の実現に向けた施策を
重点的にスタートさせたのが、
冒頭に申し上げた感性価値創造イヤーというわけです。
現時点では、具体的に次の3つに取り組んでいるようです。
「感性価値創造フェア」の開催
「感性価値創造バンク」の開設
「KANSEIカフェ」の開設
私が調べたところ、現状では、中小企業の皆様にとって
すぐ活かせる政策とは言いにくいのですが、
今後役に立つものが出てくれば、皆様にお伝えできるよう、
私はチェックして行きたいと思います。
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