おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
インフルエンザの予防接種を受けました。
この冬も健康でコンサルティングをしたいものです。
さて、11月18日にJAPANブランド・フォーラムが
東京・品川プリンスホテルにて行われました。
JAPANブランドは、以前に当ブログでご紹介しています。
初めての方はご確認ください。
2007年6月30日の記事:JAPANブランドエキジビジョン
2008年10月6日の記事:JAPANブランドを目指そう
JAPANブランドは平成16年度から始まっており、
累計で121プロジェクトを支援しています。
好評でどんどん拡大している中小企業施策と言えます。
東京でのJAPANブランド・フォーラムは、
佐藤可士和さんが基調講演を行うという豪華な企画でした。
佐藤可士和さんはご自身が携わった
今治タオルのブランディングについて講演を行いました。
面白かったです。講演はとても論理的でスマートでした。
あるべき姿を考えてそれを視覚的に落とし込むプロセスや、
プロジェクトを盛り上げていく仕掛けを話されていて、
とても参考になりました。
他にも山中漆器の支援事例発表など、内容が充実していました。
もちろんJAPANブランドは、すべて成功ではなく、
課題もあるのですが、実際に取り組んでいる方から
直接話を伺えたのが何より良かったです。
JAPANブランドには一般的なブランディングとは違う
独特の課題もあり、さらに取り組むそれぞれの地域で、
それぞれの課題があることも再認識しました。
また、作ったはよいが
販路開拓に苦戦しているブランドも多いようです。
製品開発は、地域のメーカーやデザイナーの得意分野ですが、
マーケティング分野、ターゲットの設定や価格、チャネル、販売促進は
中小企業診断士がもっと支援しなくてはいけないと感じました。
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