今日はエコプロダクツ2008についてお話しします。
産業環境管理協会と日本経済新聞社の主催で
東京ビッグサイトで12月11日から13日まで行われました。
出展者や来場者も多く、大盛況です。
環境というテーマはいま本当に関心を集めています。

大企業から中小企業・団体も出展していますが、
私はその展示(ディスプレイ)デザインに注目していました。
私は自分で好きな展示を見るだけでなく、
川崎市が実施した東京造形大の益田文和教授の
解説付き見学ツアーにも参加しました。
解説ツアーは多くの出展ブースから、特徴的なブースの
ポイントを教えていただけて、とても良かったです。
展示なのでお客様へのアピールが大切ですが、
今回は環境に配慮していることを
きちんとメッセージで伝えたいものです。
環境配慮のメッセージがキラキラの電飾による
ディスプレイだったら、そのデザインや企業の姿勢は疑われます。
印象的だった展示ブースのデザインをご紹介します。
まず、王子製紙です。
今年初めの古紙100%の再生紙問題の謝罪もあります。


照明がなくても、壁や天井がないので明るく開放的な空間です。
再生する古紙原料を敷き詰めています。
インパクトや迫力がある展示デザインですね。
次は帝人の布を外壁にしたブースです。

レンゴーはダンボールを使っています。
運ぶときには畳めますし、リサイクルも容易です。

素材系の企業は、このような展示ができますよね。
次回もエコなディスプレイデザインをご紹介します。
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