おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
H&Mとユニクロの銀座店に昨日行ってきましたので、
そのお話をします。
H&Mとユニクロの話題は昨年末にも取り上げました。
2008年12月29日の記事:2008年のデザインを振り返る
http://brand-design.seesaa.net/article/111849091.html
以下、主観による訪問レポートをメモ的に書きます。
H&Mとユニクロに行った時間は、1月15日(木)17時過ぎです。
先にH&Mに行きましたが、ほぼ同時刻です。
まず、H&Mは行列に並ばなくても入店できました(笑)。
開店当初は行列が話題になりましたが、
フィーバーはさすがに落ち着きました。
ゆっくり買い物ができます。
H&Mとユニクロの混雑状況の比較では、
H&Mの方が少し混んでいました。
試着室の前には列ができていました。
ただし、行列ができているのは、
服のデザインの性格も一因と思います。
ユニクロは試着しなくても安心して買えるデザインですし、
サイズ表示もはっきりしています。
また、H&Mの方が店舗面積が小さいので、
入店客数はユニクロの方が多いかもしれません。
両店舗とも店に入るとすぐ右手に赤やピンク系の
女性向け洋服がズラリと並んでいます。
春を感じさせるディスプレイです。
季節感のある陳列デザインは売上に直結しますので、
中小企業の皆さんも取り入れましょう。
商品の価格帯はH&Mが若干高めです。
H&Mの陳列で印象的だったのが、
女性向けの服についてハンガーを吊るす位置が高いことです。
立った女性の目の高さに、吊るした服の襟や胸があります。
女性が取りにくいのではと思いましたが、目の前に
洋服のかわいさが広がるという利点があるのでしょうか。
また、男性服の売場では
陳列台の高さが100cmくらいある感じです。
ユニクロが腰をかがめて手を伸ばす低いところから、
胸・肩の位置まで服をカラフルに何段も棚に並べているのと
対照的です。
商品の説明書きはユニクロが優れています。
H&Mは背よりも高い位置に、
どんなデザインかわからない服が棚に平積みされています。
正直私はいちいち手を上に伸ばして、
服を手に取ってデザインや価格を見る気はしません。
(気に入らなければ、畳んで棚に戻すのが面倒です。)
H&Mは細かい柄がついている服のデザインが多く、
同じデザインで売っている服の数が少ないです。
ユニクロは無地のデザインが多く、
同じデザインの服が大量にあります。
同じものを着ている人と会う可能性はユニクロが断然高いです。
ユニクロのヒートテックは、
黒のタートルネックを除いてすべて売り切れでした。
(ヒートテックは男性用しか見ていません)
訪問レポートは以上です。両店とも私は好きですね。
次回もH&Mとユニクロの話をします。
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