おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今週土曜日からTAC横浜校で、
中小企業診断士講座の経営法務の講義を行います。
経営法務という科目は民法、会社法、特許法、
独占禁止法、不正競争防止法などを学習します。
中小企業診断士は、弁護士や弁理士と違って
法律相談や事務代理はしません。
しかし、経営に必要な法律の基礎知識をもち、
顧客の状況に応じて最適な専門家と連携して
問題解決することが求められています。
この経営法務には、意匠法、商標法、著作権法も
試験範囲に入っています。
中小企業診断士の受験生も、学習を始める前までは、
意匠や商標などについては名前を聞いたことがある程度
という方は少なくありません。
講座は初めて意匠・商標・著作権について勉強する方も
わかるカリキュラムになっています。
よい機会なので、しっかり学習しましょう。
裏話になりますが、先週も先輩講師と2度、
晩ご飯を食べながら、講義や練習問題の話をしました。
受講生が最短距離で合格できるよう、TACの講師は
通常の仕事を超えて、QCサークルのように
自主的に改善活動をしています。熱意に満ちているのです!
講義では当然、試験に出るところを最重点にお伝えしますが、
意匠=デザイン、商標=ブランドですので、実務談も
交えて楽しく記憶に残るようにしたいと思います。
知的財産権は、自分のビジネスを守るだけでなく、
他社への販売や、新規事業開発など攻めるためにも重要です。
当ブログでも知的財産権に関しては、何度も書いています。
企業経営理論というマーケティングの科目は担当していませんが、
担当すればマーケティングから法律まで、さまざまな角度から
デザインやブランドについてお伝えできるようになります。
デザインやブランドのビジネスにおける重要性が
もっと伝えられるよう、私も努力あるのみです。
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