厳しい環境から白川郷ブランドは生まれた

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
私は先週末に岐阜へ行き、白川郷まで足を伸ばしました。

築200年の合掌造りの家々を見てきました。

白川郷.jpg

立派な柱があり、囲炉裏でいぶして、
すすで柱や梁を虫から守る構造や知恵には感心させられました。

迫力と知恵を感じられます。

白川郷2.jpg

白川郷はユネスコの世界遺産となって有名になりました。

しかし、合掌造りが残ったのは、
交通の便が悪かったことや豪雪地帯であることが
理由とされています。

他の地域にも合掌造りはあったそうですが、
人の転出入や近代的な建築ができたことによって、
なくなっていったと聞いています。

一般に、交通の便が悪いことや雪深いことは、
暮らしにくいと捉えられがちです。

しかし、村人総出で茅ぶきのふき替えをして支えてきた集落が、
今では世界的な価値ある文化として認められています。

雨が多いことも風が強いことも、暑いことも、
明かりが少なくて夜は真っ暗な町であることも、
見方を変えれば、他にはない貴重な価値かもしれません。

中小企業の経営者の皆さんも、周りがマイナスと考えることも
プラス視点で見直してみてください。

それがブランド化への第一歩になるのです。

この記事へのコメント

  • 山口達也

    山口達也です。
    白川郷はイーモバイルが入りませんでした。(一般的な携帯電話はつながります)
    ネットが必要なパソコン仕事ができませんでしたが、思い切ってのんびり過ごすことができました!
    2009年10月01日 15:59

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