客単価と客数増を目指すマクドナルドの新世代デザイン店舗(2)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
マクドナルドの新世代デザイン店舗視察レポートの続きです。

私は平日の12時~13時半に、
渋谷センター街店と渋谷新南口店に行きました。

この2つの店舗はデザインが異なります。
客層の違いに対応しているようです。

デザインは全部で5タイプで、
すべてフランス人のデザイナーによるものだそうです。

まずは13時前後の渋谷センター街店から報告です。

渋谷センター街店は繁華街の真っただ中で、
平日ランチ時でもビジネスパーソンより若者が多い店です。

渋谷センター街店.jpg

照明、ディスプレイは喫茶店に近い感じです。
席やテーブルは従来より少しゆったりしています。

「予約席」のプレートを見かけたり、
映像を映し出すディスプレイなど、初めてみる物もあります。

写真の左端に黄色いディスプレイが映っています。
立地特性からすると、
平日夕方や休日に混雑のピークが来るのでしょう。

その点を考慮すれば、席に余裕があるのも
通常通りなのかもしれません。

注文の仕方は従来店舗と同じです。
メニュー表のデザインは大きく異なります。

写真なしの小さい文字で構成されており、
若者向けに洗練された感じのメニュー表です。

商品は今までとまったく変わりませんが、
トレイの色は薄いエメラルドグリーンです。
(トレイの色を変えた意図はわかりませんが・・)

トレイに敷いてある紙もデザインが異なります。

マクドナルド新トレイ.jpg

新世代デザイン店舗には100円マックや平日昼間ランチセットは
ありません。商品単価そのものも数十円高くなっています。

したがって客単価は上がっているでしょう。

周辺は競合する飲食店が多く、客層や価格の変化を考えると、
休日に若者(特に学生)がどれくらい支持するか注目ですね。

次回のブログは220本目の記事で目次です。
その次に渋谷新南口店のレポートをします。

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