おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
グッドデザインエキスポ2010の視察レポートの続きです。
今年のグッドデザイン賞のトロフィーです。
さて、展示されたデザインをご紹介していきましょう。
インパクトのある展示だったのが伊丹産業の「伊丹米」。
http://www.itami-grp.co.jp/beikoku/itami_mai/index.html
「伊丹米」は産地ではなく精米ブランド名のようです。
伊丹以外の産地の米もたくさんあります。
袋の左手には持ち手となる穴があります。
チャックが付いている機能性や、
稲ワラを袋の素材に使う点はお見事ですね。
誰がデザインしたのかと気になり、
デザイナー名を見ると佐藤可士和氏でした。
ただ、力強いグラフィックは好みが分かれそうです。
先日の情熱大陸で紹介された松丸本舗もありました。
http://www.matsumaru-hompo.jp/
個々の本が持つ知の情報を文脈として捉え、
その連続性を重視した本の並びになっています。
新刊・古本・新書、マンガなどが混じって並んでいますし、
著名人の書棚を再現するようなコーナーなどがあります。
思わぬ本との出会いが楽しめそうです。
読書家にはたまらない書店ではないでしょうか。
最後に、財団法人燕三条地場産業振興センターのブースです。
http://www.tsjiba.or.jp/
デザインコミュニケーションとしてブース出展していました。
燕三条地域のさまざまな企業の商品が並んでいました。
食器や金物以外のデザインもありました。
他のブースは、日本を代表する企業ばかりでしたので、
中小企業のブースは目立ちました。
グッドデザインエキスポにもっと中小企業支援機関も
出て行ってもよいのではないでしょうか。今後に期待です。
会場を1日かけて見て回り、紹介したいデザインは
まだまだあるのですが、今年のレポートはこれで終わりにします。
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