人の生き方を問う「エチカの鏡」最終回

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

先週はビデオ録画で見た「エチカの鏡」最終回が強く
心に残りました。先月に放送されたものをようやく見ました。

余命を告げられて人はどう生きるか。

生き様、個人の価値観が問われたテーマでした。

黒澤明監督の映画「生きる」にも通じるテーマです。

個々の違いや価値観は、ブランド形成に重要な要素です。

ブランド経営を行ううえでは、
死を強く意識することも有効だと感じました。

もちろん、余命わずかと告げられて、
仕事をする可能性は高くないでしょう。

家族や友人と過ごす時間や、自己に向き合う時間は大切です。

しかし、人生が一度きりであること、
時間には限りがあることを強く意識した時に、
その人の本心が露わになるような気がします。

ビジネスである以上、利益は必要ですが、
墓場まで持っていけないお金から頭を切り離しても
やりたいことは、その人の本音でしょう。

テクニックだけでつくられるブランドは弱いです。
人の心を打つのは、強い“思い”でしょう。

番組を見終えた後にそんなことを考えました。

「エチカの鏡」が9月19日で終了してしまったのは残念ですね。
考えさせられる良い番組でした。

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