デザインで今年を振り返ります。
話題は四つです。
一つ目は、グッドデザイン大賞を受賞したダイソンの「エアマルチプライアー」です。

一見して扇風機とは思えない、あっと驚く形状です。
しかし、奇をてらったデザインではありません。
機能性を追求した扇風機です。
ムラのないスムーズな風と機械の安定性や安全性で優れています。
扇風機は長い間大きな変化がなかった製品と言えるでしょう。
市場規模の観点や経営資源の集中によって、
製品開発への投入資源が小さくなっていたのでしょう。
しかし、ダイソンに技術とデザインの力を見せつけられました。
あらゆる製品に、技術とデザインでビジネスチャンスが
まだあることを再認識しました。
エアマルチプライアーはロングセラー商品になるでしょう。
ダイソンのブランド力も上がります。
ニつ目は、3D画像が話題になりました。
映画「アバター」が火付け役となり、
3Dテレビが発売されるようになりました。
今年の日経MJのヒット商品番付でも西大関になりました。
テレビ電話と結び付くと、人と会っているような感覚が
もうすぐ体験できるのかもしれません。
人の感覚に技術を近づけていく競争です。
残りの二つは明日書きます。お楽しみに。
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