かわさき産業デザインコンペ2010

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

2月4日に「かわさき産業デザインコンペ2010」の
公開審査会がかながわサイエンスパークで行われました。

川崎デザインフェア.jpg

私も5年連続で参加しております。

商品化を目指したデザインコンペで、
審査会を見ると商品開発の勉強にもなります。

今年は全体的に協賛企業が提示する課題の仕様が
やや細かくなり、
デザインの自由度は下がったように感じました。

斬新さは他のコンペより足りなかったですが、
その分、商品化に近い作品が並びました。

今年も145点の応募がありました。

公開審査会は入賞作の中からグランプリ、優秀賞を
選考する過程を公開したイベントです。

川崎デザインコンペ.jpg

グランプリは大村卓さんの「Light Roof」です。

LightRoof.jpg

独創性と完成度が高い作品だと思います。

優秀賞の4作品も素晴らしく、商品化の実現可能性は
グランプリ作品より高いかもしれないと私は思いました。

また、今年は15回目の特別記念として、
一般部門のコンペだけでなく、高校生部門も開催されました。

「暮らしを支える新しいユニバーサルデザインの提案」
というテーマでした。

こちらはスケッチとコンセプトシートで審査が行われました。

高校生部門.jpg

公開審査会後のかわさきデザインフォーラムは、
「これからの広告と公告」というテーマで
永井一史氏と河尻亨一氏の講演でした。

講演もたいへん充実した内容で、とても刺激を受けました。

また来年も参加したいです。

(参考)過去の記事
かわさき産業デザインコンペ2008
http://brand-design.seesaa.net/article/113920432.html
かわさき産業デザインコンペ2009
http://brand-design.seesaa.net/article/140546071.html

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