私が代表幹事を務めるデザイン経営研究会の月例会を
5月10日に開催しました。
南青山国際特許事務所の弁理士、山田大樹さんを講師に
「デザインの法的保護」というテーマでご講演いただきました。

工業デザインを保護する権利に意匠権があります。
この意匠権は、類似の意匠にもその権利が及ぶとされますが、
どこまでが類似とみなされるか、その判断はケースバイケースです。
さらにデザインを保護できるのは意匠権だけとは限りません。
不正競争防止法や著作権なども大きく関わります。
講演では、不正競争防止法第2条1項1号や3号などを争った裁判例を
示していただき、おおよその「見当」を学びました。
実例を中心にしたわかりやすい解説で、
たいへん勉強になりました。
コンサルタントも日々勉強することが大切なので、
実務家同士の意見交換やネットワークは貴重だといつも感じています。
山田さん、ありがとうございました。
この記事へのコメント