おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
2月20日に放送されたNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」、
デザイナー梅原真さんの録画を見ました。
私は梅原真さんを「やんばるふんばる国頭村」の
ポスターで知り、それから気になっているので見ました。
「やんばるふんばる国頭村」のポスター
http://www.kunigami-shoko.jp/?p=782
番組では、卵や栗のパッケージデザインに取り組む姿を
紹介していました。
デザインするものの良さを徹底的に探し、考え、
ネーミングやグラフィックに落とし込んでいく姿は
素晴らしかったです。
デザインの世界も数やスピードに追われがちで、
ひとつのものをそこまで丁寧にデザインすることは、
なかなかできなくなっているように感じています。
商業的に致しかたない面もあるでしょうが、
どこまで深く考えるかが、デザイナーにもクライアントにも、
そしてコンサルタントにも求められています。
私はデザイナーの作品集・ポートフォリオを拝見する時に
デザインの幅を見ています。
デザイナーのタイプとして、
デザイナーの色が強く、デザインテイストが近いタイプと、
相手に合わせるデザインで、デザインテイストの違いが大きい
タイプがあります。
デザイナーの色が強いタイプは、ピタッと合えば最高ですし、
どちらが良いというのではありませんが、
相手の良さを引き出すタイプや、相手の要望に合わせて
変幻自在にデザインできる方は魅力的だと思っています。
強みを的確にとらえる努力と、それを絶妙のバランスで表現
できることが梅原さんの人気の秘密なのでしょう。
私も強みを磨いて、伸ばして伝えるコンサルティングを
していますが、とても共感でき、参考になる内容でした。
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