LE MUSEE DE H KANAZAWAの“おもてなし”と“たたずまい”

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
石川県金沢市で目にとまったものをご紹介します。

金沢21世紀美術館の他にも参考になる
素晴らしい場所がたくさんあります。

今日は「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」を紹介します。
石川県美術館内にあるパティシエの辻口博啓さんのお店です。

ルミュゼドゥアッシュKANAZAW.jpg

普通に持ち帰りや喫茶コーナーもあるのですが、
「コンセプトG」というコースもあります。

このコースは最大5人までの茶室でお菓子とお茶がいただけます。
http://www.kagaya.co.jp/le_musee_de_h/contents/kanazawaConcept.html

モダンで洋風な茶室です。

lemuzeedeh.jpg

1時間弱で3000円のコースを私一人でいただくのは、
かなり気恥ずかしいので、1000円のコンセプトG(銀)という
小さめのコースをいただきました。

コンセプトG銀.jpg

コンセプトG(銀)も茶室でいただくことに変わりません。
入口でオーダーすると茶室の準備で少々待ちました。

準備が整ったところで茶室に通され、
2種類のお茶を入れていただき、スイーツもいただきました。

茶室ですから、もてなしてくださる店員さんがいて、
金沢に関するいろいろ興味深い話を聞けました。

MoMAも設計した谷口吉生さんが手がけた鈴木大拙館が
近くにオープンしたことなども教えてもらいました。

鈴木大拙館については当ブログでも後日ご紹介します。

美人店員で接客も素晴らしく、楽しいひとときを過ごせました。
もちろんお茶もお菓子もおいしかったです。

美術館内にあり店内も美しいのですが、審美面だけでなく、
“おもてなし”の面も優れていました。

美術館という立地環境や有名パティシエの看板に寄りかかって
いるのではなく、お店が持つ“想い”を強く感じました。

表層的にブランドやデザインのテクニックを
入れているのではありません。やはり“想い”ですね。

経営視点でも参考になる点が多いお店です。

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