昨年11月の産業交流展のクリエイティブ産業ゾーンのレポートです。
毎年、東京都は「東京デザインマーケット」という
イベントを開催していました。
楽しみにしていた経営者もいらっしゃったと思います。
しかし、昨年は東京デザインマーケットは開催されず、
産業交流展の中にクリエイティブ産業ゾーンを開設しました。
東京デザインマーケットでは、さまざまなデザイナーと
私は出会うことができ、とても有益で楽しみなイベントでしたので、
クリエイティブ産業ゾーンにも期待していましたが、
デザイナーとの出会いはありませんでした。
状況としては写真の通りです。

パネルやパンフレットによる簡単な展示で、
デザイナーと話をするという場という感じではありません。

通常のブース出展よりも小さく、
美大などとの連携事例の紹介が多かったです。
もともと以下のような説明が会期前から行われていました。
コンテンツ産業やデザイン分野などの出展者の魅力を
発信するゾーンです。
ものづくり企業との連携が期待されるコンテンツの技術を
紹介するとともに、中小企業のデザイン活用を支援する事業等を
展示し、その魅力をご紹介します。
事前の説明通りのコーナーです。
ですから単に私の事前の期待が高過ぎただけなのですが、
少しさびしかったですね。
東京都が今年度から新たに開催する
東京ビジネスデザインアワードに期待します。
http://www.tokyo-design.ne.jp/award.html
東京デザインマーケットに注がれていたエネルギーや予算が、
東京ビジネスデザインアワードにおそらく投じられていると思います。
12月20日にはテーマ賞が発表されており、
今月29日には提案最終審査会が行われるようです。
どのようなものになるか注目です。
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