フランスの菓子店のディスプレイに学ぶ

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
残暑お見舞い申し上げます。東北以南は猛暑ですね。

今日のテーマは色を使ったディスプレイです。
写真はパリのモンマルトルにある
Biscuiterie de Montmartreというお店です。

Biscuiterie-de-Montmartre01.jpg
Biscuiterie02.jpg

ビスケットやマカロンを売っています。

このマカロン、買いたくなりませんか。
お菓子の楽しさが感じられます。

Biscuiterie04.jpg

リーフレットなどもきちんと作られています。

Montmartre02.jpg
Montmartre03.jpg
フランス語と英語が併記されています。

視覚でお客様に訴求するディスプレイは、
ビジュアルマーチャンダイジング(VMD)の中心的なテーマです。

豊富な色彩バリエーションを揃え、上手に並べることで、
単品を見せるよりも購買意欲がぐっと高まります。

Biscuiterie03.jpg

マカロンの味もひとつひとつ異なっているので、
色が異なるのは当然ですが、もし同じ味だとしても、
カラーバリエーションは豊富な方がよいですね。

日本にも似たものに紅白まんじゅうがあります。
和菓子の世界も色彩や造形にとても力を入れています。

また、パッケージのデザインには高級感があります。

買う時も、どの味のマカロンを買うかを尋ねるだけでなく、
箱の色を何色にするかまで尋ねられました。

ひとつひとつ目の前で詰めてくれましたが、
マカロンを箱に並べていく様子は、
配色による芸術の制作にも見え、買う楽しさがありました。

別の菓子店の店頭ディスプレイも以下の通りです。
パッケージ箱も含めて、楽しく気持ちが高揚します。

マカロン10.jpg

皆さんの会社も商品のカラーバリエーションや並べ方で
もっと売上が伸ばせるか考えてみてはいかがでしょうか。

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