おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
残暑お見舞い申し上げます。東北以南は猛暑ですね。
今日のテーマは色を使ったディスプレイです。
写真はパリのモンマルトルにある
Biscuiterie de Montmartreというお店です。
ビスケットやマカロンを売っています。
このマカロン、買いたくなりませんか。
お菓子の楽しさが感じられます。
リーフレットなどもきちんと作られています。
フランス語と英語が併記されています。
視覚でお客様に訴求するディスプレイは、
ビジュアルマーチャンダイジング(VMD)の中心的なテーマです。
豊富な色彩バリエーションを揃え、上手に並べることで、
単品を見せるよりも購買意欲がぐっと高まります。
マカロンの味もひとつひとつ異なっているので、
色が異なるのは当然ですが、もし同じ味だとしても、
カラーバリエーションは豊富な方がよいですね。
日本にも似たものに紅白まんじゅうがあります。
和菓子の世界も色彩や造形にとても力を入れています。
また、パッケージのデザインには高級感があります。
買う時も、どの味のマカロンを買うかを尋ねるだけでなく、
箱の色を何色にするかまで尋ねられました。
ひとつひとつ目の前で詰めてくれましたが、
マカロンを箱に並べていく様子は、
配色による芸術の制作にも見え、買う楽しさがありました。
別の菓子店の店頭ディスプレイも以下の通りです。
パッケージ箱も含めて、楽しく気持ちが高揚します。
皆さんの会社も商品のカラーバリエーションや並べ方で
もっと売上が伸ばせるか考えてみてはいかがでしょうか。
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