CasaBRUTUSの特集がルーブルランスを取り上げる

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

昨日発売の雑誌CasaBRUTUS(カーサブルータス)、
創刊15周年の記念特集は「美術館」です。

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「いま行くべき美術館はどこだ?」と題して、
ルーブルランスを筆頭に、豊島横尾館、
世界の最新ミュージアムなどをたくさん掲載しています。

カーサブルータスは家、建築、デザインを中心に扱う
ライフデザインマガジンです。

建築の専門家向けというより、一般の人が楽しめる
誌面にしているところが人気の雑誌です。

ルーブルランスをトップに、しかも記事の量も多くとって
掲載されていたことに少し驚きました。

カーサブルータス02.jpg

誌面はルーブルランスの夜の写真です。

今春、私が行ったときには、
日本人らしき人はひとりしか見かけませんでしたし、
場所もパリからTGVで1時間かかる地方の街です。

ルーブルランスは、フランス旅行のガイド本にも
載っておらず、行くのにちょっと苦労した場所です。

そのあたりの話は当ブログでも以前に書きました。
http://brand-design.seesaa.net/article/362463100.html

関心を持つ人は少ないのかと思ったら、
そうではなかったのです。

カーサブルータスは、
おそらく数万部は売れている雑誌でしょう。

専門誌とはいえ、少し行きにくい美術館の情報を積極的に
伝えようとするということは、建築物をアートやデザイン
として楽しむ人が日本に相当数いることを示します。

美術館内に展示される芸術作品の話は、ほとんどなく、
建築物だけに焦点を当てています。

海外の情報や国内でも地方の美術館の情報が多いです。

カーサブルータスは前からこのような特集を行っていますが、
世界のどこでも出かけて建築物を見てみたい層がいることは、
店づくりや街づくりの際に知っておいた方がよいでしょう。

今月号には新しい東京の国立競技場を設計する
ザハ・ハディッドに関する記事や、
今秋のデザインイベントの展望も載っていました。

デザインイベントも楽しみです。

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